「リチャード・ギアからの“告白”に柴田理恵が感動」
世の中それどころではない。
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会社からの帰り道、毎日のように精神に異常をきたしたおじさんを見かける。人通りの多い場所の地べたに座りこみ、手を叩きながら笑顔で「アーアー」と声を出す。年齢は40歳くらいだろうか。
そう言う人は街中や電車の中で割合見かけることがある。しかしほとんどの人は大人だ。まるでその人が存在しないかのように振るまい、意識するでもなく、まして逃げるでもなく、そこには誰もいないかのように振舞う。僕ももちろんそうだし、周りの人も「アーアー」いうおじさんにそのように振舞う。
しかし犬は違う。先日、いつものように「アーアー」いうおじさんが地べたにいたのだが、散歩に連れられたビーグル犬がおじさんをガン見していた。「なんだありゃワン!」てな具合で。もちろん飼い主は無視している。飼い主が信号待ちをしている間も、ビーグルは後ろを振り返りガン見。信号が青になり、飼い主が歩き出しても、ビーグルは首輪にぐいぐい引っ張られながらもガン見していた。
そんなことがあったな~なんて思っていたとある日。いつものように会社に行くと、「アーアー」おじさんがいた。しかし今度は地べたに座っていない。シャンと立って道路の脇に佇んでいる。顔は真面目そのもの。知らない人が見たら、普通の人と見間違うだろう。こういうのは、なんでしょう。時間によって落ち着いたり、スパークしたりする物なのでしょうか。謎です。
ちなみにそのおじさんは帽子をかぶっているのですが、TARGETと書いてあります。何かの標的なのかもしれません。偽りの顔、真実の心。彼には別の顔があるのかもしれない。
それはまるでノリピーのようではないか!
世の中それどころではない。
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会社からの帰り道、毎日のように精神に異常をきたしたおじさんを見かける。人通りの多い場所の地べたに座りこみ、手を叩きながら笑顔で「アーアー」と声を出す。年齢は40歳くらいだろうか。
そう言う人は街中や電車の中で割合見かけることがある。しかしほとんどの人は大人だ。まるでその人が存在しないかのように振るまい、意識するでもなく、まして逃げるでもなく、そこには誰もいないかのように振舞う。僕ももちろんそうだし、周りの人も「アーアー」いうおじさんにそのように振舞う。
しかし犬は違う。先日、いつものように「アーアー」いうおじさんが地べたにいたのだが、散歩に連れられたビーグル犬がおじさんをガン見していた。「なんだありゃワン!」てな具合で。もちろん飼い主は無視している。飼い主が信号待ちをしている間も、ビーグルは後ろを振り返りガン見。信号が青になり、飼い主が歩き出しても、ビーグルは首輪にぐいぐい引っ張られながらもガン見していた。
そんなことがあったな~なんて思っていたとある日。いつものように会社に行くと、「アーアー」おじさんがいた。しかし今度は地べたに座っていない。シャンと立って道路の脇に佇んでいる。顔は真面目そのもの。知らない人が見たら、普通の人と見間違うだろう。こういうのは、なんでしょう。時間によって落ち着いたり、スパークしたりする物なのでしょうか。謎です。
ちなみにそのおじさんは帽子をかぶっているのですが、TARGETと書いてあります。何かの標的なのかもしれません。偽りの顔、真実の心。彼には別の顔があるのかもしれない。
それはまるでノリピーのようではないか!