元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

マイ・フェア・レディを見た

2011年01月04日 22時48分52秒 | 日々雑感
「3DS、6歳以下は立体視控えて」

 そういうものなのか。

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 オードリー・ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」を見た。名作と聞いた作品だったのだが、なんだこりゃというのが正直なところ。訛りのキツイ地方の労働者階級を演じるオードリーが上流階級の言語学者にお願いして発音を矯正すると共に、上流階級に成り上がるというお話。

 とりあえず設定からして、英語の発音を完璧に聞き分けられないと、まったく面白くない。オードリーが魅力的なら良いじゃないか!と思いきや、この時のオードリーは30歳過ぎ。しかし演じているのは20代前半という無理な感じ。ミュージカルをちょいちょい挿むのだが、ウィキによるとオードリーはほとんど歌っていないとのこと。なんだそりゃ。

 おまけに時代を象徴しているのか、ミュージカルのシーンで「女はまったくもって馬鹿すぎる。どうして男のように振舞うことができないんだ。感情的で物事を考える力が無くて、ほにゃららら~」と歌い上げる。

 フェミニストではないけど、さすがに聞いていて気持ちの良いものではなかった。時代としか言いようがない。
コメント
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