元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

我が子に告ぐ その6

2013年11月04日 23時27分39秒 | 日々雑感
「セブン全300万点をネット販売」

 セブンイレブンだから買いたいと思える商品はあるのだろうか?配送料は無料なのだろうか?

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 子供のどうして?がすごい。先日、子供と買い物に行くと俺が重い荷物を持っているのに、抱っこをしてくれと言ってきた。「ダメだ」と言うと「何で?」と聞かれる。なるべく子供の質問には答えてあげようと思っている。

「いま荷物を持っているからダメ」
「なんで荷物を持っているとダメなの?」
「荷物が重いから」
「なんで重いの?」
「地球には重力があるから」
「なんで重力があるの?」

 途中からやけになっているが、それでも答えてあげる。

「ヒッグス粒子が影響しているってテレビで言ってたよ」
「なんで?」
「知らんよ。ヒッグスさんに聞いてごらん」

 我が子の質問は物理学にまで及ぶ。また先日のことだが、近所の店が日曜日なので昼間だが閉まっていた。

「なんで閉まってるの?」
「日曜日だからだよ」
「なんで日曜日なの?」
「今日は日曜日って決めたからだよ」
「なんで決めたの?」
「知らんよ。神様に聞いてごらん」

 我が子の質問は神学にまで及ぶ。今は亡き天文学者のカール・セーガンが著書で語っていた。

「子供の質問にはどんどん答えてあげなさい」

 しかし「ただし…」と続く。3歳児の「なんで?」は多くの場合意味がなく、悪意すら感じるので答えなくとも良い。

 いつになったら意味のない「なんで?」はなくなるのだろうか。
コメント
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