元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

我が子に告ぐ その7

2014年06月16日 00時25分54秒 | 日々雑感
「日本 ドログバ気にして2失点」

 選手名だよね。見てないよ。

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 先月だったか、幕張メッセで行われたプラレール博に子供とふたりで行ったときのこと。何でターゲットの子供が800円で大人が1000円なんだよとプリプリしたのだが、入場時にプラレールの電車をもらえた。我が子は2枚の入場券で2台のプラレールをもらって嬉々としていた。ただまぁ落とすと困るので「お父さんのカバンに入れておこうね」と言ったところ、素直に「うん」と言った。

 しかしその5分後には、別の子が両手でプラレールを持っているのを見て「やっぱり持ちたい」と言い出したので、まぁいいかと一台を渡してあげた。持った一台はお気に入りのプラレールだ。だが悲劇。渡して3分後には見事紛失。我が子呆然。お父さん唖然。3分間歩いたところを見回したが、すでにプラレールは消えていた。

 こりゃ泣くな。

 と思ったのだが、我が子は堪えていた。自分のせいで大事なプラレールを無くしたことを自覚しており、泣きもせず怒りもせず。ただただ耐えていた。

 それを見てお父さんは、愛おしい。と思ったよ。
コメント
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