元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

ほっこりした

2014年09月01日 23時46分35秒 | 日々雑感
「デング熱 紗綾ら素手で虫捕り」

 紗綾が売れるチャンスが来ました。

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 会社から帰る電車の中。シートに座っていると隣の女がタブレットで絵を描いていた。見たことない何かアニメのキャラクターっぽいのを描いていた。

 すると途中の駅で父娘が乗ってきたのだが、この娘がキリンDAKARAのCMに出てくる子供にそっくりの推定三歳児。その子はタブレット女を見つけると、背伸びしたりしながらどうにか何を描いているの覗き込んでいた。やがてタブレット女の隣の席が空いたのでそこに子供が座りーの、覗き込みーのをしていたのだが、ふとタブレットを見たら知らないキャラはいなくなりドラえもんになっていた。

 子供はそれみてニッコニコ。それを見た女は今度は、その子の似顔絵を描き始めた。前髪パッツンの特徴的な髪型だったので、すぐにオレにもその子にもその父親にも、女が似顔絵を描いてくれているのだとわかった。

 ただ描き終えるかどうかの頃に、父娘が降りる駅に到着したらしい。父親は「一枚撮っていいですか」とタブレットに描かれたマイドーターをパシャリータ。女と娘は手を振って別れた。その後もオレと女は隣同士座っていたのだが、女は早速ツイッターにいまの出来事をさえずっているようだった。
コメント
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