元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

VRをちゃんと体験した

2016年08月12日 22時46分40秒 | 日々雑感
「ラオックス 純損益が赤字転落」

 まだあったのかという印象。オノデンボウヤは元気だろうか。

懐かしのCM 電器店


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 台場で開催中のVR ZONE Projectに行ってきた。新しい時代が来たぜ。

■高所恐怖SHOW

 地上200メートルの高さのビルの上に架けられた板切れの上を歩くVR。板切れの上の端っこには子猫。最初エレベータで200メートルの高さまで上る体のVRでドアが開きいので驚愕。風景はちゃっちいCGなのだが怖い。頭ではCGだと分かっているのだが、身体は本物だと反応してしまう。足が震える。板切れは本物なのだが、細工がしてあり一歩踏み出すとガタガタゆれる。その結果、CG世界の俺はビルから落ちそうになる。マジ怖い。

 一番驚いたのは、子猫を救出して再びエレベーターに乗って地上に戻るときだった。地上にエレベータが到着した時に、俺はGを感じた。エエエ!!となった。なお一緒に行った奥さんは、あまりの怖さに3歩歩いてリタイヤ。

■アーガイルシフト

 いやらしい格好をしたアンドロイド美少女と一緒にロボットに乗って敵を倒すVRと聞いていたのだが、機械の故障かなんか知らないけど、終始VRがピンボケで何がなんだか分からなかった。金返せ。

■脱出病棟Ω(オメガ)

 最恐。お化け屋敷のVR版。リアルお化け屋敷なら人間がワーッと驚かしたり、襲い掛かるまねをしたりするが、VRは容赦ない。本当の目の前に化け物がやってくるし、車椅子に乗って館内を探検する体なのだが、車椅子で死体を踏んづけて行ったり気色が悪い。他の客が体験している時に男女問わず「キャーキャー」言ったりしていて「チッうるせぇなぁ、大げさなんだよ」とか思っていたのだが、俺もギャー!って言った。ごめん。

 このVRは二人以上で体験するのだが、最後が怖すぎる。目的の場所に俺が先に到着したのだが、部屋に閉じ込められてしまった。もうひとりが同じ部屋に来て助けてもらう体なのだが、それを待っている間、怪物に人間が殺される様を見せ付けられる。全部で4人座っていて、自分は右。左から順番に殺されていく。のこぎりを肩に差し込まれギコギコひかれ、血がドバドバでて絶叫と共に殺されていく。

 それが一人、そしてもう一人、隣の人も惨殺される。頭では分かっている。CGなんだって。けど殺される順番を待つ気分を味わった。結局、仲間は俺を助けられなかった。俺はピッケルで横一文字に叩きつけられ殺された。この感覚はゲームをやった感覚ではない。ひとつの体験だ。

■マックスボルテージ

 カラオケボックスの中に入って、スターを気取れるVR。ボックスの中でリンダリンダを歌うと、観客がキャー!カッコイー!と大盛り上がり。この少し気恥ずかしいけど、ちょっと楽しい感じは初めてカラオケをやった時の感じに似ている。将来的にはカラオケの変わりになるのではなかろうか。

 会社の連中と行ったカラオケとかでさ、みんな話しに夢中になっているのにマイクだけ順番に廻ってきて、誰も聞いていないオーディエンスに向かって歌うあの屈辱的ばかばかしさ。あの感じよりはマックスボルテージのほうが楽しかった。

 将来的にVRはとてもデンジャラスな遊びとして規制規制と叫ばれるかもなぁと思った。それはもうポケモンGO以上に。
コメント
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