4月7日からホームページに連載を始めた黒岩涙香の「如夜叉」が七十七回で完結しました。
読みながら掲載したので、どんな結末かは分からず、つい最後まで読んでしまいました。
黒岩涙香の翻訳本は舞台がパリだったり、ロンドンだったりするのに、 登場人物が日本人名になっているので、初めは違和感を覚えますが、読んでいるうちに不思議と気にならなくなります。
この如夜叉も登場人物が鶴子、亀子などの日本人名でしかも昭和初期ころの名前なので古いと感じましたが、話の内容、展開はハラハラ、ドキドキさせるのものなのでつい最後まで読んでしまいます。
明治24年扶桑堂発行の版をもとに、原文が損なわれない程度に難しい漢字、言い回し、言葉、送り仮名を直す程度で連載しました。
特に明治24年発行のこの本の送り仮名は、判じ物のようなところがあり、何と読むのか苦労するものが何個かありました。
原文で載せようかとも思いましたが、今ではその記号のような送り仮名は作れないので今の送り仮名に直しました。
興味のある方は以下のURLから入りお読みください。
http://www.tosi-w.com/
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