ブドウがつぼみを着けだした。
花が咲くのは中旬頃。
それまでに、枝の先っぽのつぼみは摘んで、枝元のつぼみ一つ残す。
咲きだした頃に、ジベレリンという植物ホルモン液に漬けると種無しブドウになる。
孫に食べさせてやろうと、去年、初めてジベレリンに漬けた。
みごと種無しになった。
しかし、実も無くなった。
花がすべて枯れてしまったのだ。
だいたい、野菜や果物には種ができるものだ。
それを無理やり薬で種を無くすのは、自然の摂理から外れるし、神への冒涜だ。
ブドウたけでなく、種無しピーマンやスイカとかも出だしたが、野菜や果物は種があるから美味しい。
種の有るブドウなんて、スーパーでは売っていない貴重品なのだ。
だから、今年はジベレリン処理をしない。
種のある大人の味を楽しむ。
河川敷で掘り上げて来たネヂモジが大きくなった(茶話135/野の花)。
それに負けじと、一緒に引っ付いてきた芝生が花を着けてきた。
芝生はイネ科なので「花」とは言わずに「穂」と言う。
普段はきれいに刈り込まれた公園の芝生しか見ないので、穂を見るのは初めてだ。
右の葉の細いのが西洋芝で、左のには葉の太い日本芝が混ざっている。
野手ふふれる姿を真横から眺めながら、芝生だって、花を咲かせて、種をつけるのだと納得。
ビニールトンネルの中の枝豆の芽が出そろった。
こいつは種がなければ話にゃならない。
雨が止んだら、種有り枝豆を植えるとするか。
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