ノンフィクションライターの最相 葉月(さいしょう・はづき) 著 『いのち 生命科学に言葉は
あるか』 を読みました。
2005年の本で、その後ips細胞が開発されたので、この本の中で述べられている、ES細胞
を作るための受精卵の取り扱いに関する問題は遠のいた感があります。
が、大事なことを、取り決める際の、国がかりの大きな会議で、採決の経過が民主的でな
かった、など5人の委員が異議を唱える場面などに、感銘を受けました。
利害関係に流されず、真摯に話し合おう、問題に向き合おうとした人がいたのでした。
横ですが、えひめ丸事件、クローン牛のドリーなど、この本で思い出しました。
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