前を向いて歩こう

 何歳になっても、前を向いて歩いていきたいものだと思います。
 

発達障害当事者研究 (シリーズケアをひらく)

2013年09月07日 10時58分14秒 | 

 当事者の綾屋紗月さんとパートナーの熊谷晋一郎さんの本。

最後のお二人の写真を見てほっとする。綾屋さん、色々大変だったと思うが、

パートナーが今いて、よかったね。

 

 最後の熊谷さん解説で、自身の小児まひの障害と、綾屋さんの、アスペルガーを対比させ

て、自分は不自由をわかってもらえるが、綾屋さんの、内部に同じような困難をかかえてい

るにもかかわらず世間へのわかってもらい辛さを言葉で丁寧に、言ってるところが、わかり

やすかったです。

 

 さて、綾屋さんの説明もよくわかった。

なぜメニューを決めるのにも時間がかかるか、⇒体の状態をまとめあげるのに

時間がかかるから。

 体の知覚過敏というか、すべてうけとめてしまうというか、受け止める情報が多いという

か、そういうことがアスペルがーの人には少なくないというが、、、。

  綾屋さん、何をするにも時間がかかることがわかっているので、「なになにしたい」といち

いちその場で判断するのでなく「なになにします」というふうに例えば時刻で決めて、

暮らしているとか、、、。

  外から見てのアスペルガーの人の特異性には、内からみるとこうなっているのかというこ

とが、大変、すごくわかりやすかったです。説明が上手だなあとおもいました。

 

  また、出産の場面では助産院でうまくいった、というお話で、これは今から出産するアス

ペルガーの方々には、大変有益な情報ではないかと思う。

 

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