ワクチンの怖い話
先日、当家かかりつけ病院の院長先生より伺いました。
猫飼い歴は9年。犬飼い歴は20年以上の当家でも
まだまだ勉強しなければならないことが沢山!
本日は、ワクチンに関する怖い話を掲載します。
この獣医さんとワクチンのお話しをしたところ
・初めてのワクチンは2度受けること。(抗体を作りやすくするため)
・2回目のワクチンは1年後
・3回目のワクチンからは3年に1回を奨める。
とのことでした。何故??
他の獣医さんからは毎年時期になるとワクチン接種を促す葉書が来るほど。
3年に1度の訳は。。。
各製薬会社から、数種類のワクチンが販売されています。
その中の 『 アジュバント 』 というものが成分に入っているものは
ワクチン関連肉腫を作りやすいそうです。
アジュバントは、ワクチンの抗体を作りやすくするために 身体に取り込みやすくするもの。
これが確実に入っているものが 『 フェロバックス3 』 というワクチン。
獣医さんも、症例を見て特にこのワクチンはお勧めできないそうです。
ノンアジュバントのワクチンを打つ事が、肉腫予防にも繋がるんですね。
でも、初回のワクチンを打って2回目の場合は
1回目のワクチンと同じものを打った方が抗体を作るために良いそうです。
フェロバックス3を打ってしまった方は心配ですよね。
来年のワクチンからは、是非 ノンアジュバントのワクチンを選んで下さい。
ノンアジュバントのワクチンでも、新しいものはそれなりのリスクがあります。
長年の経験を経て、現在この病院で使われているのは
『 猫用ビルバゲン(Virbac) 』 だそうです。
(2022年現在はピュアバックス/ノンアジュバント)
それでも、ワクチンには強い成分が入っていますので
抗体が出来ていれば、3回めからの接種は3年に1度で充分との事でした。
動物病院により、使う製薬会社が決まっている場合もありますので
接種前には、申し出て用意して貰うか
他の動物病院に電話で確認してみるのもいいですね。
又、打つ場所ですが 腰からお尻のあたりが適切だそうです。
もしも肉腫が出来た場合、取り除きやすいため。
ワクチンを肩に打つ病院にも要注意です。
(私もネットで調べましたが肩や首の近くに打つのはNGとはっきり掲載されていました)
怖いお話しは、腰からお尻のあたりに打っても肉腫が出来た場合はどうするのかと
製薬会社に聞いたところ 『 断足してください 』 と言われたそうです。
断足もありえるのに、毎年接種を促す製薬会社。。。恐ろしすぎです。
ですが、外に出してしまっている猫ちゃんや 外に出る子と一緒に暮らしている子には
年に1度のワクチンも必要になってきますよね。
治りにくい・治らない病気か、はたまた肉腫か。。。選びようもありません。
ですから、打つのなら ノンアジュバントのワクチンを接種して下さい。
室内の猫ちゃんは ( 抗体が出来ていれば ) 3回目のワクチンからは
3年に1度くらいを目処に ノンアジュバントワクチン と 覚えておいて下さい。
※ 上記は抗体が正常に作られている場合です。
接種より1年後にワクチンの抗体検査を行い
身体の中に充分抗体が出来ていれば3年後で良い事になります。
★ 利益を考えれば、こんな事は動物病院も教えてくれませんよね。
命を第一に考えてくださる獣医さんに巡り会えて良かったです(- o -)ボソッ
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