あれから3年
今日は、3月11日。
3年前に巨大地震 『 東日本大震災 』が起こった日。毎年、黙祷は欠かせない。
2011年3月11日(金)14時46分
その時、私は事務所で黒猫のジジとお仕事中。
下を向き、伝票を書いていて クラクラしてきた。 『 私、今日調子悪いの?? 』
それまで体調不良を感じていなかったので、余計に怖くなった。
顔をあげたら、事務所全体が揺れていることに気づく。
音も何もなく、初めて体験する変な横揺れだった。
この後大きな揺れに変わるかもしれない!と思い、事務所の中央へ。
ジジを抱きかかえ、伏せていた。
揺れは止まったが、何かおかしい。TVをつけた。そこには恐ろしい映像が流れていた。
数日後、ペットを連れた被災者の現実を知ることになった。
津波が来るのにもかかわらず、6匹の犬達を連れて逃げてきたご家族。
避難所に行けとの指示があって来たものの、動物が苦手な人・アレルギーがある人
緊張と悲しみの中で、吠える犬に対し苛立つ人。
全て解る。人間の命が最優先される時。仕方のないこと。
そのご家族は避難所の駐車場で、共に逃げてきた犬達と車の中で生活していた。
どれだけ寒かっただろう。
この映像のご家族を捜したいと思い 問い合わせもしたけれど
避難場所もお顔も判っているのに、個人情報云々で断念。
( Youtubeから保存しておいた その映像は 今も私のPCに保管されていますが
TV局の映像は公開しても削除されるので掲載できません )切り抜きだけ掲載します。
6匹の犬達を、フェンスのある場所で遊ばせている様子。
ケージやキャリーに慣れていない子は避難所でもストレスに。そして入院。
避難所へ連れて行けず、毎日おじいさんが崩れた家に帰宅。
それでも、このお家に居続ける。。。
たまらない気持ちになった。
我が子として共に暮らしてきた子を連れているだけで、行き場がない。
同じ思いをされている方は きっと他にもいらっしゃる。
そう思い、その後 旦那さんとふたり 私達の出来ることをした。
震災から3年。
ペットと被災した場合の国としてのガイドラインや、自治体での啓発も増えてきたけれど
実際に想定通りにはいかないだろう。
我が家は海から500mも離れていない。家の裏 ( 海より遠く ) には避難タワーが出来た。
爽快なほどに高い建物が無い場所です
とっても有り難いこと。みんなが助かる。
でも、私は使わない。使えない。何があっても あの子達を置いてはいけない。
車を使って逃げるのはダメだという。車が使えなければ共に死ぬしかない。
各家庭で、それぞれの環境があるのだから ただ単に避難訓練を行うのではなく
その家の人がどう避難する予定なのかを調べ、その方法で避難訓練をし
その結果、どうなるのかを試してみるために実施して欲しい。
訓練と実際が異なるのなら、参加する意味がないと思う。
ダメだと言われても車で逃げるしか出来ない我が家では、人数分のキャリーを用意してある。
ごはん・猫用の水(純水)・トイレ・猫砂も、全て車に積んである。
間に合うのかどうかは解らない。でも、家族を守る用意だけはしておきたい。
実際に被災したお話しを伺い、自分にも訪れるかもしれない恐怖をいつも感じています。
参考資料としてお役立て戴ければと思います。
環境省から発行されているパンフレット
『 備えよう!いつもいっしょにいたいから-ペット動物の災害対策 』
ペピィさんの
『 防災へのこころがけ 』
我が家のキャリー(大きさの確保・上積み出来るよう強度を重視しました。参考まで)
東日本大震災で亡くなった多くの方々
そして 亡くなった動物たちの御冥福を 心よりお祈り申し上げます。
合わせて ご遺族の方々、被災者の方々へ お見舞い申し上げます。
真剣なお話しが終わったところで。。。
君、だれ??
『 追 記 』
今、気になって食事も喉を通らないという問い合わせが 誰かのママさんから来ました(笑)
面白いので、 ” 一番最初に当てた方 ” に『 にゃんボール 』1個お送りします。
ただし、ご住所と電話番号をメールで ご連絡戴ける方で
コメントしてくれた事がある方。回答はひとり1個でお願いします(*´∀`)
期限は、明日の正午!!
里親さまじゃなくてもOKですよ!!(里親さまは住所等、判っています(^-^)ゞ )
今日は真剣すぎなお話しだったので、このくらい いいですよね♪♪
= 迷子のお知らせ と お願い =
【 緊 急 で す!!】
スコティッシュ マルコ が行方不明になりました
※ もしも、マルコを保護されている方がいらっしゃいましたら
どうか生存だけでもお知らせ下さい。ご連絡をお願い申し上げます!!
” 情報を求めています! ”
・ 10月4日 朝~夕方16:30頃の間に、焼津市中里付近より脱走しました。
・ 19:00に見かけるも保護できませんでした。
・ 現在、付近に捕獲器を設置し ポスターを掲示して捜索しています。
・ 首輪などは身に着けていません。
・ 人間に慣れていませんので、呼んで出てくるとは思えません。
見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。
(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)
yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。
マルコの命を第一に、皆様からの情報提供を求めます。
少し遠くにも、行っているかもしれません。
どうぞ、ご協力を 宜しくお願い申し上げます!!
★焼津市内のかたは情報を拡散して頂けると助かります。
2013.10.7 9:39掲載記事
追記:去勢済みの男の子です。
★ ブリーダー崩壊から救出された子です。この子だけが幸せを掴んでいません。
心残りです。再度、ご協力をお願い申し上げます。
《連絡先》yaizuneko@mail.goo.ne.jp