さっき区役所に行ってきた。
ある50代の女性職員と話し、
その女性、顔は不気味だったが、
いいセンスの青い服を着てた。
そこで、別れ際、
「その服、すごく、いいセンスだね」
と言った。
女性は、
「ありがとうございます」
と丁寧に応えた。
大地一人、
(これ、セクハラじゃないのよね?)
と、心の中で思った。
次に、エレベーターに乗ろうとして、
途中で、太った女性職員に会った。
40歳くらいだ。
俺は、つい、
「痩せなきゃ、ダメだよ!」
と言ってしまった。
彼女も、
「ありがとうございます」
と笑顔で応えた。
(これ、セクハラじゃないのよね?)
と、心の中で思った。
最近は、すっごく難しい。
女性に話しかけるとき、
(これ、セクハラじゃないのよね?)
と考えないといけない。
でもさ!
女性は褒められたらうれしい。
でも、それが褒め言葉か、セクハラかどうかは、
女性が判断する。
ということは、
「胸が大きいね」
と褒めても、
「セクハラ」となることもある。
これじゃ、女性を褒められなくなる。
レイプだって、
もしも、めちゃくちゃ、女性が気持ち良かったら、
その女性は、絶対に、男を訴えないだろう。
レイプの下手な男が、
訴えられるのである。
・・・このように考えると、
女性がこれまで享受していた「男性からの喜び」は、
「セクハラ警戒注意報」によって、
激減することは間違いないであろう。
ヤジられた塩村議員は、
最初、笑っていた。
あれが、本当の彼女の気持ちだと思う。
温かい女性はだんだん、いなくなり、
冷たい機械のような「セクハラ過敏女」が、
増えそうだ。
そして!
これって、決して、女性の幸福にはつながらないだろう。
ただし、これで得をする女もいる。
(女の敵は女ってことか)
いずれにせよ、今後、孤独な女は、ますます増えそうだ。
(あんた、痩せなきゃダメだよ!)
・・・なんてセリフは、3年後には、
もう言えなくなるかも知れない。
セクハラ罪・・・禁固1年とかさ、ハハハハ。
女性のウツ病が、増えていると言う。
「セクハラされないウツ病」もあると思う。
こっちの方が、深刻かもしれない。