大地一人の世代は62歳。
「自民党×社会党」の時代を、長~く経験した。
青少年時代、いつもいつも自民党が勝っていた。
大地一人は、若いころ、疑問に思った。
「なぜ社会党は政権を取れないのか?」
・・・そう思って、
35歳ころ、やっと、その理由がわかったんだ。
その理由とは、
「社会党の有力議員」にとって、
「政権を取らない方が、ずっとずっとメリットが大きい」
ということがわかったんだ。
理由は・・・
- 野党なので、つらい仕事をしなくてすむので、気楽だ。
- そもそも労組出身なので、経営者の仕事をしたことがない。
- 自民党に反対さえしていれば、労組票があるので、当選は間違いない。
- 引退後は、議員年金で、楽に暮らせる。
この4つの理由により、
社会党の有力議員たちは、楽々と、
25年以上の議員生活を、
楽しんでいたのである!
しかも、労組幹部たちにとっては、
なまじ社会党に人気が出て、
田英夫TBSキャスターとか美濃部都知事のような学者が出てきても困る。
競争相手が出てきては困るのである!
国会議員になれないのである!
そう。
労組幹部たちは、いつかは、トコロテン方式で、
自分も国会議員になれるので、
なまじ、社会党に人気があっては困るのである。
実は、今の民主党も、
危機とは言われているものの、
有力議員にとっては、
居心地はいいし、ウハウハだろう。
そもそも政権を運営する面倒な仕事はしなくていいし、
労組幹部にとっても、「いつかは国会議員になれる」ので、
民主党は人気がない方がいいのである。
・・・そういう真理に、35歳ころ、
気づいたのだった。
実は、弱小プロ野球球団のオーナーたちも、
同じ事を考えているんだ。
なまじ優勝すると、
選手の給与のアップとか、
有力FA選手や大リーガーの入団などで、
大金を使わないといけない。
ちょっと失敗すると、
マスコミに、袋叩きに遭う。
だから基本的に、弱い方が気が楽なんだ。
(もちろん、たまには優勝したいとは思っているけどね)
ところで、芸能界やスポーツ界を見ても、
活躍した人たちは、案外、早死にしている。
そう!
活躍すると、早死にするのだ!
あるいは、石井紘基議員のように、
殺されるかもしれない・・・
つまり、
民主党議員や弱小プロ野球球団のオーナーたちは、
「負けて勝つ」の人生の真理を、
知っている者たちだったのだ!
負けてうれしい民主党有力議員たち・・・ってわけだ。
名前を出しても申し訳ないが、
たとえば、前原などは、
代表や外相をやっていたころは、
毎日のように、マスコミから、無能、無能と言われた。
口だけ番長とも言われた。
朝鮮系との政治献金で、いじめられた。
でも、今や、そんなことを言う人は、誰もいない。
彼は無能・・・で、定着したのだ。
ただし彼はイケメンで人情家なので、
支持者には、人気がある。
きっと、すごく、いい人なんだと思う。
そう。
前原を初めとする無能な有力議員たちは、
今後とも、当選を続けるだろう。
10回も15回も、当選を重ねるだろう。
しかも、苦労せずに!
議員年金もバッチリだ。
金とヒマがあるので、
浮気なんかも、楽しもうと思えば、できる。
グルメも食える。
そして石井紘基議員のように、殺されることもない。
なんとも、すばらしい人生だ。
がんばれ!
人生の真理の体得者たちよ!
がんばれ!
人生の幸福の体得者たちよ!
このブログ、皮肉に取らないでね。
だって、ある意味で、本当に真理なのだから。
コトワザにあるじゃねえか!
「世の中に、寝るほど楽はなかりけり、
浮き世のバカは起きて働く」
ってさ!
だろ?