中日GM落合と谷繁監督の関係は、
険悪かつ複雑だ
大地一人が思うに、
中日GM落合と谷繁監督の関係は、
インパールの大悲劇の大愚将・牟田口と
佐藤幸徳師団長の関係に似ている。
1944年のインパール作戦を知っているだろうか?
日本軍の大悲劇の代名詞として有名な負け戦だ。
1944年(昭和19年)3月に
ビルマ・インドの国境地帯で開始され
雨季をはさんで、
7月初旬まで継続された無謀な作戦であり、
援蒋ルート(=支那の蒋介石軍を助ける武器や食料などのルート)の遮断を
戦略目的としていた。
これは、ガダルカナル作戦と並んで、
稀に見るバカげた作戦であった。
途中、2000メートル台の山々(アラカン山脈)を越え、
インド北東部の都市インパールの攻略を目的としていたが、
計画では、3週間で完遂する予定であり、
食料も、3週間分しか準備せず、
結果的に、日本軍の大敗北に終わり、
多くの兵士が、餓えと伝染病で亡くなったものである。
この作戦を計画したのが。
第15軍司令官の牟田口廉也中将であり、
佐藤幸徳師団長などの部下は、大反対したのに、
強引に敢行された。
結果は、白骨街道などと呼ばれるほどの
歴史的な大敗北であった(死者は3万以上だが、実数はもっと多い)。
つまり「補給」が、あまりにも、不十分なのに、
牟田口のアホは、現状を見ず、
佐藤幸徳は、結果的に、独断で、退去したわけだ。
(佐藤幸徳の行為は、当然、死に相当するものだが、
「佐藤は発狂していた」などとウソの診断をし、
免罪されている)
ちなみに、牟田口は、その間、
前線に出向くことはせず、
夕方になれば芸者遊びに現をぬかしていたという。
戦後の佐藤は、
部下たちによって、「命の恩人」として感謝されているし、
また部下の冥福を、いつも祈っていた。
自分の行為に関しては、
「絶対に正しかった」と言い続けていた。
ところで、中日のGM落合も、
牟田口と似ていて、独断専行の男である。
しかも「補給路=いい選手」を、
ほとんど前線に送っていないのが、
すごく似ている
そういう意味で、少なくとも現状では、
愚将と言っていいだろう。
谷繁は、佐藤師団長のように、がんばったが、
補給が、途絶えれば、負けるのは当然だ。
牟田口は、戦後も、
「自分の作戦は正しかった。失敗したのは部下のせいだ」
と言い張り、(一時反省のそぶりは見せたが、
最後は)反省してなかったという。
彼は驚くべきことに、
死ぬとき、家族に遺言を残し、
「戦中の行動を弁解するパンフレット」を
「葬儀の席」で配布させたという。
(なんともまあ!)
バカは死んでも治らない・・・ということだろう。
ただし落合はもっとマトモな人間であると大地一人は思っている。
選手や監督としての実績もある。
ただし日蓮正宗のせいで、
「唯我独尊」の性格は一生変わらないだろう。
事実、彼は名球会にも属していないし、
ドラゴンズ・ファン感謝祭にも出席しないなど、
球団のイベントには、無頓着。
のみならず、地元の秋田県の行事参加にも、
シカトを決め込んでいる。
その他、球団の神社参りにも、不参加だ。
これだけ「唯我独尊」の男も珍しい。
理由は、日蓮正宗のせいだろう。
確かに落合は、行動力や選手を見る目は一応ある。
しかし、GMは常に、他人と融和をはかり、他人と交渉せねばならぬ。
たとえば、有力ドラフト選手が、禅宗だったり、
浄土真宗ならどうするんだろうか?
日蓮は、「禅宗を、禅天魔(=天の悪魔)」と言っているのだ。
(天魔=仏法を害し善行を妨げてくる者)
日蓮は、「浄土宗を、念仏無間(=地獄のこと)」と言っているのだ。
そう。落合は、日蓮正宗のせいか、あるいは、彼独自の性格のせいか、
GMは落第点の男であり、
GMとしては、最も向いていない性格だと言えるかもしれない。
(ただし日蓮正宗には、とてもいいところもたくさんあり、
大地一人が言うのは、リーダーとしては、難点も多いと言っているわけだ。
そもそも日蓮宗は、「世直し」的なところがある宗教だ。
現状を維持するのは、向いていないと思うんだよ)
今回の落合と谷繁二人の確執は、谷繁の方に、軍配を上げたい。
むろん、二人の健闘を祈りたいのは、山々であるし、
落合も、勉強してほしいと思うし、
彼には、その能力もある。
ところで野球で負けても選手は死なないが、
戦争だと兵士は死ぬ。
戦争だけは、絶対に止めたいよね。
(白井オーナーよ、
大地一人を陰のGMとして雇ってくれ。
いい選手を探してあげるよ)
いずれにせよ
落合がGMの間は、
中日の未来は、暗いだでよ~
そんなこと、アラスカ!
大地一人、おみゃ~は、たわけもんだがね!
とろくしゃあこと、言っとってかんわあ,!
・・・となってほしいけどね。