国民栄誉賞をもらってから、
羽生善治さん、
余り成績が良くない。
タイトルは全部失ってしまった。
先日の朝日杯も、緒戦で負けてしまった。
大きな賞をもらうと、こういう事が起きやすく、
大地一人も憂慮していた。
でも、羽生さんは、自分がもらったのではなく、
将棋界のためにもらった・・・という気持ちでしょう。
彼は人格的にも、とても優れた方です。
人格的も、栄誉賞に適っていると思いますし、
過去の受賞者の中でも、人格は相当上と思います。
タイトルを失ったのは、ちょっと悲しいですが、
でも、彼の実力は申すまでもなく、
人格的にも、優れた方であるという点は、
忘れてはいけないでしょう。
大地一人が「ちょっと悲しい」と書いたのは、
実は、タイトルを失ったからではなく、
「国民栄誉賞をもらうと、あまりいいことがない」
ということです。
この法則は、永遠だと思います。
それが、ちょっと悲しい。
でも、それでいいのですよ。
人間は裸で生まれ、裸で死ぬのが、本当は一番です。