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古今東西のアートのお話をしよう

永遠の都 ローマ展 東京都美術館


東京国立博物館の「南山城の仏像」で、平安仏の優品を鑑賞したあと、東京都美術館の「永遠の都 ローマ展」へ

会場は撮影禁止のため写真はネット画像を借用しました

カピトリーノの牝狼(複製)
20世紀(原作は前5世紀)

古代ヴィーナス像の傑作
「カピトリーノのヴィーナス」
奇跡の初来日…?!
カピトリーノのヴィーナス
2世紀 

『《カピトリーノのヴィーナス》は、古代ギリシア最大の彫刻家プラクシテレスの女神像(前4世紀)に基づく2世紀の作品。ヴィーナス像に典型的な恥じらいのポーズをとるこの作品は、ミロのヴィーナス(ルーヴル美術館)、メディチのヴィーナス(ウフィッツィ美術館)に並ぶ古代ヴィーナス像の傑作として知られており、カピトリーノ美術館以外では滅多に見る機会がない門外不出の作品だ。』公式サイトより

岡倉天心は、ギリシャ、ローマの美術は『理想的』である、と評しています。
コントラポスト(『く』字型)や頭身比率、取って付けたような乳房、縮れ髪など『理想的』な美を表しているのでしょう。

面白かったのは、正面の『理想的』に比べ後ろ姿は、けっこう生々しい。臀部は厚みがあり少し垂れている。尻の上部にある尻エクボが見える。正面より後ろ姿がいいですね。

日本画家の松井冬子は、西洋の美人は男性顔だと言っていますが、まさに男性的な力強い顔立ちですね。


「南山城の仏像」の柔和な祈りの表現に比べると『ツクリモノ』感がハンパない…


巨像の展示も、複製で、『な〜んだかな』という感じ

絵画も見るべきものはなかった



『ポンペイ展』の感動の記憶が残っているせいか、裏切られた感じ
★★☆☆☆
本気なんでしょうか?

縁起直しに、昼飯へ

水道橋の「かつ吉」に行ってみた。何度も通っている後楽園の向かいですが、初めて入りました。


三島由紀夫や川端康成も通ったそうです

店内は無骨な民藝風

ツマミも豊富

サラダ、漬物、ご飯、味噌汁はおかわりOK!! これはお得です

とんかつは、上野の “ぽん多本家”
風ですが、ぽん多より庶民的でリーズナブルです
三島由紀夫はここの「ステーキ」が好物だったようです
三島好みの男っぽい『からっ風野郎』的雰囲気があります
酒飲みに嬉しいとんかつ屋
★★★★☆
牡蠣フライも美味しそう

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