ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

「77番バス」に通過されてしまったのだが、「運が悪い」では済まされないことだ(20250124)

2025年01月24日 | 沖縄の交通

「77番バス」に私は通過されてしまったのだ。以下の通りだ(沖縄バスへの申し入れ書ー2025年1月23日申し入れを元に引用ー一部改変した)。

申し入れ書の引用Ⅰ

「Ⅰ:事件の経緯
①発生日時:2025年1月20日(月)18:44

②発生場所:77番バス「二見入り口」下りのバス停前

③発生状況:私は大浦湾沿いの撮影を終えて、18時頃、「二見入り口」下り方向、バス停前に立ち、バスが来るのを待っていた。バス停前歩道に     私のカバンとザックを置いていた。時刻は太陽光が薄らぎ、夜の帳が開く頃だ。
右(辺野古方向)側を見ていたら、約100m前を走って来るバスを認めた。「77番」の特徴であるマゼンダ色に数字が白だったので、それと認識した。
ところが当該バスは路線変更もせず、スピードを緩める気配もなかった。私は慌てて右手を挙げて手を大きく3度振った。それでも減速せずに通過していった。私の携帯を確認したら、18時44分だった。
 なお私は、黄色系の上着を着ていたので、見えないことはありえないだろう。

④その後の経緯:一瞬のことで唖然としたが、次に来るのは20時過ぎ(最終バス)だ。真っ暗の中で待つのも癪だ。私は即歩き出して自宅まで帰った。帰宅時間は19時50分頃。
20時頃、沖縄バス名護出張所に電話したが、出なかった。仕方なく、同社屋慶名出張所に電話して顛末を伝え抗議した。
2025年1月22日12時頃、同社名護出張所に電話した。S氏が対応されたので概要を伝えた。

⑤私が負った負担:通過されたことにより、1時間余りのロス。予期せぬ歩行を約70分、強いられたことによる肉体的負担。通過(無視)された精神的衝撃は大きく、今週私がやるべき予定計画を大きく損なう事態に陥っている。」

 

 私だから真っ暗な中で歩いて下りたが、真っ暗な中であと90分待つのも苦痛だ。癪に障る。こんなことが起きる路線バスがあるか?!  ただ腹立たしいだけで済ませていい問題ではない。だからさらにストレスを伴うが、文書(申し入れ文)を書いて、持って行った。

 

引用の2

「①運転手は「二見入り口」バス停を見ていなかった、利用客の存否も確認していない。あるいは「見えなかった」のか? 何故?

 ②77番バス勤務の運転手がどこにバス停があるかを認識しているはずだ。これを外したのは何故か? 

  具体的に明らかにしていただきたい。

 ③77番バスは2025年1月19日始発から路線・時刻表が大幅に変った。その2日目の事案発生だ。にもかかわらず、この事案が発生した。

  事前の運転手へ改定に関わる研修・了解を周知したのか?  

 ④総じて、貴社が取り組む(改善)すべきことは何か? 」

 

 この「二見入り口」バス停からの乗降客は少ない。そして「沖縄高専入り口」から、バスはガンガン飛ばす道でもある。以前に私は通過され  そうになり、慌てたことがあった。だからこそバス停の脇に立っていたのだ。運転手は乗降客はいないだろう、と思い込み、脇目も振らず、通過していったのだろうか。

 私は愕然としたが、歩いて下りた。最終バスにも通過されたら、それこそ目も当てられないからだ。不信感が募る。

 

引用Ⅲ

「Ⅲ私からの貴社に対する問題提起

 以上を前提として申し上げる。以下は、私個人の見解だが、名護市に暮らす住民としての思いを勘案して申し上げる。

①沖縄における公共交通機関は殆どが路線バスだ。住民・市民・観光客の移動する手段であり、社会的交通権を確保する事業として、貴社は重要な機関だ。安全・確実な運行に務めるのは責務だろう。利用者の移動を確保することが仕事なのだから、利用者の便を留意することは、第一義のはずだ。

繰り返すが、「見ない」・「見えない」ことがあってはならない。

②想像して欲しい。通過されたという失望感。暗闇の中1時間以上待たされるということ(私は歩いたが、よく知っている道だから歩けたのだ。ヘッドランプも持参している)。

もし、体調が悪いとか、子どもや、しょうがいしゃなどならば、どうする? 考えて欲しい。

③77番が大幅に改定したことと今回の件は無縁なのか? 徹底的に解明してもらいたい。

 私は、ここを疑っている。利用者の利便を悪化させた改定だが、その心は運転手の負担減にあるのだろう。「負担減」が、運転手の心の隙を生じたとしたら、本末転倒だ。

時刻表通りに走ることが優先し、利用者を無視するなど言語道断だ。

④この事案は、その運転手だけの問題ではないだろう。会社として問題点を洗い出して欲しい。なにしろ最終バスが2時間も早まった。本数が減り、利用者の待ち時間も長くなる。利用者はおちおちしていられない。確実にお客様を拾うことは、益々重要なことではないのか?!」

引用終わり

 これからどんな話し合いになるのか、わからないが、沖縄バスには、住民の足としてしっかりと機能してもらいたいものだ。

【追記】当日雨が降っていなくて、助かった。この夜、私はシャワーを浴びながら、足の甲を揉み、消炎剤を塗って寝たが、25時30分頃吊って、また消炎剤のお世話になった。計画外の歩きは、健脚の私でも苦痛は倍増してくるものだ。予定外であり、絶望感を伴うからだ。このルートを私は知っているから歩けるが、初めてきた観光客だったら、どうするのだろう? じっと我慢しない私たちになるべきだろう。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。