ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

本日、沖縄市長選投開票日、結果を待ちたい(20250126)

2025年01月26日 | 沖縄暮らし

おはようございます。本日は2025年1月26日(日)。朝から晴れた。

 今日は沖縄市の市長選の投開票日です。沖縄市民の皆さんは、是非投票に行ってくださいね。私は結果を待ちます。私は1月20日に起きた「事件」以降、判断力・実行力を失いました。漸く回復しつつありますが、沖縄市長選を撮りに行くこともかなわなかった。残念です。

 ところで、2月9日投開票の浦添市長選に「浦添西海岸の未来を考える会」が25日記者会見を開き、現職の松本哲治氏(自公推薦)に対抗して那覇軍港の浦添沖への移設に反対する候補を擁立することが公表されました。余りにも直前の動きですが、スルーしていたら、珊瑚礁の海を投げ出すことになります。過去の経緯にとらわれず、基地の移転どころか、緊密化になる動きに反対することは当然の要求です。

 沖縄の海は沖縄の市民のものであり、自然の生を共に育むことなくして沖縄の未来はありません。この国は、沖縄の島々を軍事基地に差し出しながら米国にすり寄ってきました。玉城デニー知事すら、この問題について、那覇軍港の移設=強化に協力する立場をとっています。

 市民団体が新たな一歩を標すのは、大きな困難と決断が必要だったことでしょう。しかし新たな動きを作り出すのは既成政党やオール沖縄ではなく、地元の、地元の海に根ざした市民団体こそが、率直な生の声を市政に反映していけるはずです。私も声を上げていきたいと思います。

 那覇軍港はたいして軍事機能を果たしていないという過小評価を下している向きがあります。しかし私がここ数年見てきた中では、そんなことはありません。①米軍の韓国や横浜軍港ほかとの軍事物資の移動(演習のサポート)は頻繁に行われています、②大きなRORO船での軍事物資の運送、③オスプレイ等の米国からの搬送、④新規揚陸艇の開発のための拠点港、⑤ここを軍事演習場とした利用など、用途が広げられています。

 それが浦添沖に移転すれば、キャンプ・キンザ―(兵站基地)との一体運用となり、また那覇新港の一部が米軍の物資の荷上場になっていることを思えば、一体運用はより強化されていくでしょう。米軍は新たに対中戦争態勢を強化している中で、兵站基地は危険性を増していきます。沖縄は「基地の島」に甘んじることのない生き方を探っていただきたい。私も探っていきます。

 諦めることなく新たな決断をした浦添西海岸の未来を考える会に私は共感し賛同します。頑張りましょう。

 

 



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