ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

長崎から帰って考える連帯の環(20201225)

2020年12月25日 | 旅の記録
 昨夜遅くに、カメラからパソコンにデータを移しました。思いのほか、印象深いものが多数ありました。特に石木ダム予定地周辺で撮ったもの。ここが水中に沈むなど考えられません。だから怒りが一枚一枚に宿っているのでしょう。
 2日目の佐賀空港はもやで、いかんともしがたい。ぼんやりと海苔ひびが写っていました。3日目の諫早干拓は雨。空はぼうっとしていました。時間も短かったし、何が分かるほど見聞できる時間が足りませんでしたが、分断された漁業と農業の対立を克服しようとする人達がいることに勇気をもらいました。
 いずこも闘いはこれからだし、連帯の意義はとてつもなく大きいのだと思います。なかなか相互に連帯できていないことが問題です。どうしたらできるのか。今回は連帯するための道筋を考えることが目的でもありましたから、有効な3日間となりました。
 連帯と支援は違います。連帯とは自分が何ほどかのことをやっており、連帯する相手と繋がることです。何処で何で繋がるのか、ここを問うこと抜きに連帯はあり得ません。私たちひとり一人が連帯を求めたいものです。
 誰かさんの儲けのための「公共事業」が自然を壊したり、人の生存を脅かすなど、よからぬ企みにガツンとカウンターを食らわし、「認めないよ」と言い切ることです。生存と言いましたが、生きる営み(Life)を正面から掲げ、国家の「大義」に立ち塞がりましょう。

 23日夕方、佐賀空港からの帰路ー長崎自動車道を走行中、彩雲が見えた。高速道路なので止まれない。止まらなきゃ、撮れない。近くのサービスエリアで止まってもらった時には予想通り、光の3原色の色分解は消えていた。
北側。巻積雲。16:15
西側。巻積雲と高積雲。16:15
絹層雲の背後に三日月がでていました。南側。16:16
西側。16:17
彩雲は消えていたけれど、絹層雲などの高層雲は氷から構成されています。光が放つ綾を楽しみたいものだが、これがでると、明日は雨が多い。やっぱり翌24日は雨になりました。





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