ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【追記】自衛隊統合演習を探る➁ー那覇軍港を見たが、それらしい動きはなかったが(20231115ー➁)

2023年11月28日 | 那覇軍港

2023年11月15日(水)➁ 晴れ 那覇

那覇空港に行った後、那覇軍港に回った。

モノレールのホームから那覇基地の演習場をみたが、特段の動きを確認できなかった。

那覇軍港にINOVATOR(東京)という民間船が停泊している。RORO船だ。ランプウエイ(船尾の左側半分)を下ろしている。13:23

米軍の軍事物資を運んできたのだろう。

ワイドで見る。Carim Engineering これは会社名で、船名は INOVATOR 全長121m 全幅16.7m

 やけにまぶしい船だが、何者だろう。右側に海上自衛隊のタグボートが2隻。13:24

不思議な光景だ。海自のタグがこの船を接岸したのか。全く別件なのか? 米軍が委託している貨物船だと民間のタグがやるもんだがな。

13:28 米軍の統合軽戦術車両が下りているようだ。

いつものように私は左側に向かう。

積み込むと思われる車両が何十台か。13:41

こういう細かい変化は、日々見ていない限り、詳細を掴むことはできない。

ただ物があるということは、これから運ぶか、運んできたものかのどちらかであることは、言うまでもない。

Carim Engineerin東京の江東区に本社があり、北九州に専用バースなどをもっている海運会社だ。精密機械の輸送、取り付けなどもやっているが、宇宙航空関連輸送事業もやっている。詳しく調べる必要があるだろう。

今後、米軍であれ、自衛隊であれ、軍事物資の輸送に携わるとなれば、要警戒だ。日本の海運業が米軍の軍事物資を運ぶならば、当然自衛隊の軍事物資も運ぶだろう。13:59

14:00 今のところ、那覇軍港の何処にも自衛隊関係の車両はないので、このINOVATORが運んできたとは考えられない。

14:04 本日は3つの車両群が置かれている。これからこうしたものの見方を変えていかなければなるまい。

14:20 約40本の管路。どこで何をするのだろう?

高台から。14:28

このあと、那覇駐屯地に回り(別稿)、再び帰り際に那覇軍港を見る。

高速輸送艦グアムが定番の位置に居る。15:30

フェンス際に残されている物は何か。パネルボードと締め具。簡易な箱をつくれるのではないか。15:37

INOVATOR 15:43 

地味な動きだが、物を動かす意味を探らなければなるまい。日本企業の船が寄与している以上、余計に重視すべきだろう。

(③は那覇駐屯地)

【追記】ヤマヒデ

240106innovator231118 (rimpeace.or.jp)

INOVATORについて

リムピースの報道によれば、同船は2023年11月18日神奈川県の横浜ノースドックに入港し、以下の軍務を果たしたようだ。

「今回の『沖縄県道104号線越え155ミリ榴弾砲実弾射撃訓練の分散・実施』は、ARTP (Artillery Relocation Training Program) 23.3という名称の演習だ。

DVIDSの記事によるとARTP23.3には、第3海兵師団第12海兵沿岸連隊第3大隊アルファ中隊が参加し、『M777 155mmりゅう弾砲』の実弾射撃が行われた」とある。

 詳細は上記のページを開いてください。



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