ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

雨の中でも淡々と、しぶとくー安和大行動初日(20220606)

2022年06月07日 | 沖縄島北部

2022年6月6日(月)曇 

「安和桟橋、塩川港大行動2022」(本部町島ぐるみ会議呼びかけ)の初日。

私は本部港から南へ名護方面に戻りながら、塩川・安和へ行くつもりだ。

 マリックスライン(株)のクイーンコーラルプラスが本部港に入ってきた。バックは瀬底島 8:49 那覇を7時に出た奴だ。鹿児島到着は明日7日8:30(予定)。

着岸寸前。8:55 

さてと私は出発準備完了。9:10スタート。

同船は与論島、鹿児島に向けて出港した。9:24

外洋に出たら揺れるだろう。

私は塩川港辺りを10時頃通過。関係者が誰もいない。私も通過。

沖に土砂運搬船が多数停泊。総計20隻ぐらいいたか。ここいらまで波しぶきがふきあげてくる。ぬめっとした感触。10:24

10:30頃、急に降り出した。急いでカメラをビニール袋にしまい、ザックから雨具をだし着る。大雨注意報が出ているから、慌てない。やっぱりきたか!

11時頃安和桟橋に到着。この雨脚では、カメラを出せず。うーむ。

ダンプがずらっと並んでいる。機動隊とガードマンもいる。

ダンプの前をゆっくりと歩く。白カッパは機動隊。11:30

塀越しに中を覗く。沖縄防衛局のお兄さん。

混乱をつくっているのはこの国であり、きみたち沖縄防衛局職員だ。11:30

ずらっと並ぶ車両。抗議者は雨にも負けず。11:31

脇から。11:37

私は撮りあぐねる。

地道に抗議する人々。11:39

私は撮りあぐねる。地道さをこの条件下で撮るのは、非常に難しい。発想が浮かばない。

時々右からも来る。11:42

ここは片道2車線、計4車線の半分を占拠かね。土砂を左側から運んできて通過し、どこかでUターンして戻ってくる。

安和桟橋前の横断歩道を渡って、反対車線から撮る。11:59

ダンプに「やめて」と牛歩。機動隊がまとわりついてくる。12:08

お昼だぜぃ! しかしダンプも機動隊もガードマンもいるのだ。

主催者発表があり、適当に休んでくださいと。

私も適当に休憩。

ここで私は気がついた。これ!

ここは琉球セメントの安和桟橋だ。なぜここに、この特殊鉄条網があるのだろう。米軍御用達のブツ。イスラエル製。何気に見ると物騒に見えないが、やってごらん。一個一個のボッチは刃物のように切れる。服も肌も。米軍のポチ沖縄防衛局が設置したに違いない。この桟橋は沖縄防衛局の管理下にあるということだろう。13:40

いつのまにかダンプが入ってこない。

出口側に回ってみた。暇そう。水遊び? かける車がいないから。13:55

でてきた。14:08

「日本政府は沖縄を食い物にしないで!」。食い物か! 意味深だ。深いね。私もきちんと考えたい。こうした事業で儲かる会社(従業員等)がある一方、基地に縛られる沖縄。軍隊が闊歩し、事件事故が繰り返されている沖縄。そして戦場にされかねない沖縄。民間港に特殊バラ線が張られている不可思議。沖縄を食い物にし、「平和幻想」をばらまいてきた「日本政府」。私たち「日本国民」も同罪だろう。

ドライバーさんにお願いねと繰り返す女性。14:16

誠意が理解される日は遠いだろうが、理解できる関係を築きたいものだ。

「土砂、きらい。ドライバーさん、好き」の熊さんを掲げる女性。考えたな。14:37

本日最高のショット。

14:38

こちらがわには「ありがとう。ゆっくりしてね」運転手さんのお顔はバックミラーで見えないが、どう思っているのだろう。14:38

14:41 これが「復帰50年」の偽らざる現実だ。土砂運搬・埋め立てをやめて。

私は入り口に戻る。

14:48 メンバーが交代している。牛歩は変わらず。

機動隊の手袋は変わったのか。判然とせず。食事してきたのかな。14:52

沖縄防衛局職員は? 変わったようだ。14:52

私も引き上げよう。

土砂運搬船。15:04

ここで土砂をダンプから降ろし、重機でパイプから土砂運搬船に運び入れるのだろう。15:04

グンバイヒルガオが咲く。名護湾は美しそうだが、奥はキャンプ・ハンセン。今日もCH-53、MV-22、C-130、大型4発ジェットが飛んでいた(雲間に隠れて判別できず)。15:12

帰宅後、濡れたものの片付けが大変だった。いつかわくのだろう。

 

 

 



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