2025年1月10日(金)曇り 今日は行くべきか、行かざるべきか悩んだ。8日締め切りの原稿に着手したばかりだったからだ。しかし今日はあれから1周年であり、一目見ておきたかった。理屈ではなく、行かなくちゃ!
ヘリ基地反対協議会・海上行動チームも抗議集会をやるという。それもみておこう。
9時過ぎのバスで瀬嵩(せだけ)まで行った。おやまに上がる。
9:56 大浦湾に作業船が多数。今日は抗議行動を警戒して、海上保安庁のGB(ゴムボート)が多数配置についている。
9:57 大浦湾に向かって正面やや右側。左(重機2台)がケーソン(コンクリート製の25mプールぐらいの箱。これに土砂を入れ埋め立てに使う)を仮置きする台座を載せる敷石の投げ捨て作業船。今日は作業していない。K-8護岸の右側は辺野古崎。今や面影もない。ジュゴンの食草である海草(うみくさ)が生えていた環境は完全に破壊されている。
1年経って、この砕石投入の場所が大分変ってきた。大浦湾の海底がその分、より広く押しつぶされているのだろう。右はデッキパージ。大型の台船。奥はK-8護岸。
左側が長島。右側が平島。ここから見ると並んで見えるが約500m(南北に)離れている。
9:57 大浦湾に向かって右側。A護岸建設現場。ここに鋼管がハイブロハンマーで打ち込まれている。作業台船のクレーンは止っている。右の茶色く見える箇所が打設された鋼管の塊。奥はキャンプ・シュワブ。
9:59 このオレンジの球は、臨時立ち入り制限区域(2014年7月1日閣議決定)を示す妨害物。抗議行動をオフリミットしている。左が海上保安庁。右が民間ガードマン会社のゴムボート。全部私たちの税金が使われている。
9:59 左下。平和丸だ。集会が始まるようだ。「地方自治を踏みにじる代執行を認めない」「代執行による大浦湾の埋め立てを許さない」
10:00 木々の下なので、部分しか見えず。
大浦湾が破壊されている現状をみていれば、彼等と睨み合っていても仕方がない。可能な形で、私個人は協力できることはしていきたい。課題は山のようにあるが、可能ならば団結しなおすべきだろう。
10:06 ご覧の通りだ。国(政府・防衛省)は、代執行1周年に、作業を止めている。抗議行動の輪が広がることを避けたいのだろう。姑息な態度だ。
10:07 拡大してみれば。
10:07 正面右の赤白の柱が立つのがトレミー船。年末の27日の夕方大浦湾に入ってきた。
軟弱地盤の改良工事をする前段に海底に砂を敷き詰めるらしい。砂撒き船だ。左の赤と黒の台船が砂を積む船だろう。今は空のようだ。
10:07 K-8護岸。土砂をあげるべく何隻もの台船が接岸している。
10:07 右側。デッキパージ(手前)の奥。左の赤白の柱は何だろうか?
辺野古テント村(当時)の常駐を離れて4年経つ私にはわからないことが増えている。その後の工事状況をフォローすることも必要だろう。状況を把握できなければ、近未来を予見できない。
奥は辺野古側の埋め立て地。
10:12 第3梅丸とある。
10:13 位置を少し変えて。
10:22
10:33 左側。多くの海保GBを私が見るのは、久しぶりだ。いつ見ても、怒りの対象だな。
10:38 風が出てきた(ホワイトバランスを晴天時から曇り空に変えたせいもある)。こちらの方が実感に近い。
。
10:34 さざ波が立っている。
集会が続いている。大浦湾の埋立反対の声が上がる。海底地盤の改良工事は、大規模な自然破壊だとも言っている。
私の考えでは、国は海と陸の自然を壊すだけ壊して、軍事・建設利権をばらまき、滑走路はできないだろうというお粗末さ。それでは米軍になめられるだけだ。できないならば、米国・米軍は普天間基地は返さないというに決まっている。「辺野古が唯一」とは、米軍様の言う通りということだ。日米の出来レースなのだ。こうしたお芝居モードをぶち壊さなければならない。真実を探るべきだ。
10:43 左側。土砂運搬船。陸揚げして空だ。右の奥も。
10:44 カヌーが動き始めた。
10:45 右に向かっていく。
10:51 平和丸が海保と交渉中?
10:52 わさわさしているのは海保だけ。
抗議行動はやらないようだ。
てなわけで私はおやまからおりた。
帰る。
11:08 瀬嵩の前浜に上がっているカヌーチーム。
海況が悪いので抗議行動をとりやめたようだ。そうだったのか。確かに視界は悪いし、風がある。視界の急変は怖いからな。
11:26 てなこと言っていたら、視界が悪化してきた。ここは瀬嵩と大浦の間。左奥が工事現場。
11:36 大浦の歩道上の花壇。2種のコラボは素敵。
11:39 ピンクと白。合わせ方で大分イメージが変る。
美を持って怒りを鎮めるのではなく、美を持って怒りを高めるべきだろう。粘り強くだな。
大浦から新道をあがる。
12:33 国道329を今日2回目の搬入車両がゲート4に向かっていく。私は反対側に向かう。