今年はコロナ禍のため、県外に行けず、区切りのないだらだら感に囚われてしまった。しかし季節はうつろう。辺野古川河口に来ていたシギの姿を見なくなった。昨日は、うちの近くでゴイサギを見た。サシバも渡ってくる季節となっている(私は未だ見ていない)。
サシバは猛禽類で眼光鋭い。カラスぐらいの大きさだが、かっちょいいぞ。昨日、自然保護協会のツイッターで、サシバの渡りを縁に、サシバの繁殖地である栃木県市貝町の無農薬米を原料に、サシバの越冬地である宮古島市伊良部島の泡盛製造の(株)宮の華さんが「寒露の渡り」という泡盛をつくっているという。
私は伊良部島に時々でかけているが、市貝町は知らなかった。栃木県と言えば、奥日光であり、那須・塩原(今では那須塩原市になっている)のイメージが強かったが、市貝町は宇都宮市の東側で、昨年出かけた益子町の北側に位置している。典型的な里山地帯。町のホームページのトップページの上の欄に「サシバの里」が謳われている。「サシバの里自然学校」も運営されている。
今度、宮古島・伊良部島に行ったら、「寒露の渡り」を探して飲んでみよう。この伊良部島の隣(歩いて行ける)の下地島には下地島空港があり、自民党が軍事化を求めており、私の反軍事化の縁は切っても切れない関係に置かれているのだ。
サシバの里というならば、平和の里・島でありつづけるしかない。ミサイルが飛び交う島など想像しただけで、ぞっとする。