昨日2022年2月1日、嘉手納基地を観察してきた(一部既報。本論はこれから)。昨日から新たな取り組みを始めた。軍事基地観察用のペーパー(記録紙)を作ったのだ。これまで撮ったモノから記録を起して書いてきたが、難儀だし正確さを欠く。殆ど同時に展開されると、観察・撮影が到底追いつかない。昨年12月に作って昨日初めて試してみた。
前半は比較的余裕があったが、後半はオイオイだった。どうしても二つしかない目ではい追いつかず。
特に軍事基地の観察は、離発着を見るだけでは、ダメだ。それでは半分しか見たことにならない。飛ぶ前に何をやっているか、着陸して何しているかが重要だ。兵隊が下りてきた、どこに行く。給油している、弾薬を積み込んでいる、物資を積んでいるなど。機体ナンバーを確認するだけでも簡単ではない。総じて何が何機飛んだかを、把握したい。
昨日の成果をこれからまとめるが、この表をもとに、カメラと併せれば、かなり正確な記録となるはずだ。自分の学び、分析にも必ず効果が上がると思う。
私が昨日思ったことは、爆音訴訟などの闘いに協力したいということだ。私は軍事マニアではないから、「違いが分かる人」になりたい。これは昨日も書いたが、爆音を聞いて、かっこいいと思う人がいる。これは自動車やバイクでもいる。しかしそこに暮らしている人にとって、昼夜を分かたず、突然ドンとくる音は、爆音でしかない。同じデシベルの音を聞いても、第三者的に興味本位で見ている人と、暮らしている人の感覚の違いは大きいはずだ。まして病で寝ている人にとっては、精神的ばかりか、肉体的にも身体全体にどんとくるだろう。そんなことがいいわけない。
私自身、夜中にこうした音を感じることが時々ある。名護市西海岸に住んでいるから多くないが、ある。じわじわくると、気持ち悪さを感じることもある。室内にいるとどこからくるかわからず、余計に不気味ですらある。こういうデーターも別紙に、記録していくことにした。
昨日は、自分で落としたホットコーヒーをもっていった。時々飲みながらやっていたが、しばし落ち着くものだ。精神的ダメージを緩和するためには、1キロ重くなっても今後ももっていこう。
昨日、人と話して疲れたと書いたが、ひとり興味深い人と出会った。元県外の9条の会の人らしい。私は所謂護憲派を好まないので、「9条いいね」から友になることは殆どない。だが彼は、周回飛行を繰り返しているP-8対潜哨戒機を見て、あれは何で、何をしているのかと聞いてきた。観察力ありますねと思いながら、教えた。ただの反戦派では、基地をみても、ただうるさいか、案外静かだと思うかぐらいで、如何なる意味の訓練がされているのか、何に備えているかまで考えが及んでいない人が多い。
不戦基地観察者の苦悩は、深いのだ。自分が分かっていないことを観察し、想像し、調べて、問いを出し、答えをみつけていきたいものだ。