【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

フィラリア陰転へ向け、日帰り入院治療

2018-03-15 | 保護犬ハッチ
本日、ハッチは、フィラリア治療のため「日帰り入院」をした。
検査入院の時と同じく、朝9時に動物病院へ。
今回も、朝ごはんを食べてはいけないので
我慢、我慢のハッチ…
辛いけど、ここはハッチに耐えてもらうしかない。

そして、入院前に、先生から治療についての説明を受けた。

まず、フィラリアの子虫(ミクロフィラリア)を駆除していく
ため、服薬をする。
そして、その薬で副作用が出ないかを確認する。
ハッチの様子を見て、大丈夫だろうと判断できたら、
次回からは、自宅で服薬を続けていきましょう。

ざっと、以上の説明を受け、ハッチを預ける。
「ハッチ、頑張るんだよ!」
「迎えに来るからね!」
動物病院へ向かう車内でも、何度も繰り返した言葉。
無事に終わることを願うしかない。

……
フィラリアの駆除は、回虫などの虫のように
薬を飲んで、体内からすぐに排出されるわけではない。
薬で死んだとしても、ミクロフィラリアが血管内で詰まり、
それが原因による突然死もある。

昔の犬は、フィラリアに罹患したら助からなかった。
今は、予防薬がある。
予防薬は、
生きたくても生きることができなかった犬たちからの、遺産だ。

……

夕方、師匠と一緒にハッチを迎えに行った。
先生から、薬の副作用もなく、今後は自宅での服薬で
続けていきましょう、と。
良かった……!まずは、これでフィラリア陰転へ向けて目途がたった。

どのくらいの期間になるかはまだ分からないけれど
ハッチ、頑張ろう!

(写真は3月12日、フィラリア検査前の散歩途中にて)
この時は、まだフィラリアがいるとは知らなかった時……