【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

無印良品ジュートマイバックにクロスステッチ

2023-05-30 | 手塚治虫先生に関連した事物
無印良品で販売されている
“ ジュートマイバッグ ”。

このバッグに刺繍をする、というのが数年前に話題に
なったことがあった。

今更ながら……感はぬぐえないけれど、夏を前に
私もジュートマイバッグにクロスステッチをしてみた ↓

(バッグのサイズはA4)

ジュートという素材からなんとなく
“ ジャングル ”をイメージしたので…
「 ジャングル大帝 」のキャラクターを!
※ 図案の参考は
「手塚治虫キャラクターのクロスステッチBООK」大図まこと

(左から)
ライヤ … 捕まった時レオに助けられ、レオの妻になるライオン。
ココ … レオの友達のオウム。人間の言葉を少し話せる。
レオ … 百獣の王パンジャの息子。のちにジャングルの王になる。


刺繍をする時にはクロスステッチ用の針ではなく
フランス刺繍用の針を使用。
バッグの裏面がビニールコーティングされているので
慣れるまではちょっと刺しにくい(笑)


市販品のバッグが
世界にひとつだけのバッグに大変身!(大げさ…)
ちなみに…
A4サイズの容量:約21ℓ、耐荷重:約20㎏。
見た目以上に丈夫なバッグです。

(おまけ)我が家の王子、ハッチ! ↓

ベッドにあご乗せ貫禄抜群です!

でも、上から見るとそんなでもなかった(笑)
大事な我が家のハッチです!

“ 火の鳥 ” クロスステッチ作品

2023-05-25 | 手塚治虫先生に関連した事物
「手塚治虫キャラクターのクロスステッチ」
【 全員集合 】は、現在進行形で取り組んでいるけれど
まだまだ時間がかかりそう。

なので、
同じ本を参考にして仕上げた別の作品があるので
先にそれを紹介します。

 【 火の鳥 】クロスステッチです ↓
(図案では赤色の刺繡布が使用されています)

【火の鳥】は
手塚治虫氏の代表作であり傑作の漫画。

火の鳥を巡って様々な時代が舞台となって描かれ
最初の黎明(れいめい)編から
エジプト編、ローマ編、ギリシャ編や
ヤマト編、乱世編、鳳凰(ほうおう)編、
さらには未来編、宇宙編、太陽編など
圧倒的なスケールで描かれた作品です。



“ 漫画の神 ”と称される手塚治虫氏が
自身のライフワークとして取り組んだ作品とも
いわれていて、

輪廻転生(りんねてんしょう)、不老不死、
人間の業(ごう)、戦争、愛、宗教、芸術、科学、
そして人間の命をテーマにして
歴史と絡み合わせながら、
また未来を想像しながら
壮大なスケールで展開されていく漫画なのです。


私は小さい頃、家にあった雑誌「CОM」(こむ)で
【火の鳥】を読んでいました。
懐かしい…。

当時、一番印象に残ったのは
我王と茜丸が鬼瓦制作で対決する「鳳凰編」。
キャラクターでは
「復活編」・「未来編」に登場するロボットの
“ ロビタ ”。

読み始めると止まらなくなるから
忙しい時は手に取らないようにしなければ!(笑)
…と、分かっていながらも読んでしまう。
それが【 火の鳥 】なのです。

手塚治虫作品 キャラ集合クロスステッチ

2023-05-23 | 手塚治虫先生に関連した事物
手塚治虫作品のキャラクター好きとしては
仕上げてみたいクロスステッチ図案があって、

それが
「手塚治虫キャラクターのクロスステッチBООK」
 大図まこと
この本に紹介されている
【 全員集合 】という図案。

本を眺めていたのだけれど、
意を決して、先日から取り組み始めた。↓


図案の中心から刺しはじめたけれど
完成できるだろうか?
自分でも自信はないけれど
とにかく少しづつ刺していこうと思う。

期待せずに待っていて下さい(笑)
この続きはどうなることやら、完成出来るのか?!

公園でハッチと遊ぶ

2023-05-21 | 保護犬ハッチ
ハッチを車に乗せて、散歩も兼ねて
夫と一緒に公園へ遊びに行ってきた。

ハッチの張り切りよう! ↓

ぼくは歩くぞ~!

散歩の後は、遊ぼうよ! ↓

夫と一緒に公園を駆け回ります。

わーい、わーい!のハッチ ↓


遊んだ後は、あっちも気になるよ、のハッチ ↓

またまた歩いて
散歩大好きハッチ。
でも、ちょっと疲れたのでは…? ↓

毎日歩く近所の散歩も楽しいけれど
走り回ることはしないから
ハッチは気分転換になって楽しかったようです。
良かったね、ハッチ!
ハッチは元気です!

国内最古の動くSL、復帰した12号に乗車する!

2023-05-18 | 博物館 明治村
明治村での楽しみ方というのは
建物見学や食事の他にも色々あって、

“ SL乗車体験ができる!”というのも
魅力の一つとなっている。

しかも、 “動く蒸気機関車” としては
日本最古のものがあり、
それが
「蒸気機関車12号」だ。
今年の4月、オーバーホール(大規模な修復)を終えて
約3年8ヶ月ぶりに戻ってきたという。

先月来た時はSLの運休日だったので
ぜひ、今回は乗車したい!
ということで…

運行時間を調べてから
明治村5丁目にある「SL東京駅」へ ↓
今回はバスに乗車せず、歩いて移動した。
(1丁目から5丁目までは徒歩で20分ほどかかる)


客車はすでに待機していて
この客車も明治時代に製造された車両だという。

(写真を撮り忘れたけれど
ここへ入る前にSL東京駅の改札があり、
乗車前に料金を払う)

出発時間まで少し時間があったので
客車の中を撮影することに ↓


年季の入った、時間を経てきた客車だなぁ…!




明治時代の人たちが乗っていたものと
同じ車両に乗車している、という不思議な感覚。


車内の網棚 ↓


車内の窓を開閉する取手(とって) ↓


車内の写真を撮るのに夢中になっていたら…

客車と連結作業に入る蒸気機関車12号が横を通過… ↓
(痛恨の極み……)


後ろの車体部分だけ写すことが出来たが…残念。

でもとにかく、蒸気機関車12号のお目見えだ!
おかえり!12号。

気を取り直して、客車と連結をする12号の動きを
じっと見守る。 ↓


12号は線路が交差するところまで進み


客車が停まっている線路に車線を変更した後、
バックをしながら客車へと近づいてきた ↓


ここで、12号と客車を連結させる。↓

素早く連結作業をする作業員の姿が見える。

連結が終わるといよいよ出発!
SL名古屋駅へ向けて
約5分間の乗車体験だ。

煙はモクモクと上がり、車内にも線香花火の匂いを濃縮させたような
独特の香りが入ってくる。

汽笛が鳴り、ゆっくりと12号が動き始め
3両ある客車も引っ張られて動き出す。
頑張れ!12号!

緑の木々の間をゆっくりと走る蒸気機関車。
(車窓からの眺めに夢中になり写真を撮るのを忘れる…)

あっという間にSL名古屋駅に到着。↓


ここで、客車を引っ張ってきた12号が離されて


今度は名古屋から出発して東京駅へと向かう準備へ。
12号は車線を変更するべく回転台へと直進 ↓


この先の回転台で、車体の向きを変える
ことになるはずが…


現在、回転台の不具合により車両の向きが変えられないのだ。
そういうわけで、直進した後
客車が停まっていない線路へと車線を変更したら


バックをしながら走っていく12号 ↓
(本当なら正面を向いて直進で走ってくるところ)


そのままバックで走り続け、客車を追い越したら
また客車の停まる線路へと車線変更するのだ。


そして、車線を変更して戻ってきた!↓

これが正真正銘、正面から走ってくる12号の姿!
(でも本来は、ここではバックで入ってくる)

近くで見るととても迫力がある!


車掌さんに誘導されて、客車との連結作業にはいる ↓


車体に三等と書いてある客車と
蒸気機関車12号 ↓


大事な連結作業に入ります。


鉄道作業員さんが人間の頭ほどもある大きな鎖を繋げて
12号と客車を結びます。↓


作業の間も、12号からはモクモクと煙が沸き上がり
なんだか生きているみたいだ!


蒸気機関車12号は
イギリス、 マンチェスターの
シャープ・ スチュワート社製。
1874年に製造されたそうだ。
(ちなみに1874年は、明治7年)↓


12の数字も付いている。
(この数字は日本の鉄道会社でつけられたもの)


迫力のある蒸気機関車!

躍動感にあふれています。


汽笛がなり、12号は客車に向かって正面を向いたまま
SL東京駅へとバックをしながら動きはじめます。↓


3両編成の客車を引っ張りながら
12号は煙をあげながらバックで進んでいった。↓


12号、頑張れ~!

ありがとう!蒸気機関車12号!

SL名古屋駅ホームにある看板 ↓

12号は、日本に輸入された当初は
新橋 ー 横浜間を走ったそうだ。
明治44年に尾西鉄道(びさいてつどう)に払い下げられ
ここで「12」の数字がつけられたのだ。

さらに、
明治村にはもう一台、9号という蒸気機関車もあり
9号は、アメリカのボールドウィン社製で1912年(明治45年)だ。

番号は9号のほうが年代が旧いように思うけれど
日本の鉄道会社が番号を決めるので
必ずしも番号が年代順になっているわけではない。

蒸気機関車の動く仕組みを解説する看板 ↓


SL名古屋駅の駅舎 ↓

蒸気機関車12号の勇姿を間近に見ることが出来て満足。
これからも活躍を期待しています!
(もちろん、蒸気機関車9号も頑張れ~!)

というわけで蒸気機関車12号の乗車報告は終了。
お疲れ様でした。

大井牛肉店で牛鍋!~小学生の頃の自分へ

2023-05-16 | 博物館 明治村
私が小学生の時、
社会見学で1度だけ明治村へ行ったことがあった。

当時は遠足気分。
歴史も建物にも全く興味がなく…
恥ずかしながら
明治村での記憶が残っていなかった。

でも先月、
明治村を観光して
記憶に残る建物があった!

それが、大井牛肉店 ↓


当時と変わらない看板 ↓


牛肉のお店なのにどうして鶴なんだろう?と、
子ども心に不思議に思ったのだ。

そして当時も
お店の前にはメニューの看板が置いてあって… ↓
(料金は昔とは違うけれど)


メニューを見て、当時小学生だった私は
「お金持ちの人しか食べられへんなぁ」と。



でも同時に、
「大人になったらお金稼いで、
ここで牛鍋食べるんや!」と密かに誓った、という

懐かしい当時のことを思い出したのだ(笑)

というわけで、前置きが長くなりましたが…

小学生の頃の誓いを果たすべく
大井牛肉店で牛鍋を食べてきました!

店内に入るとこんなふうに当時を再現 ↓
(もちろんお肉はサンプルです)


ランプがシャンデリアみたいになっていて
可愛らしい ↓


その奥には急傾斜の階段! ↓


お店は2階で営業されており、
牛鍋をいただくには
この急傾斜の階段を上らなければいけない。


予約をしておいたので
靴を脱いで階段を上がっていく ↓


そして2階の部屋へ入ると… ↓


洋風だけど和風!な、
和洋折衷の不思議な空間。

部屋の隅に
当時の建物の写真が飾られていた ↓


元は神戸市にあったお店で
明治20年頃に建てられたそうだ。

さらに奥の部屋へ案内される ↓


少し時間がかかるようだったので、
外の景色を見ようと
ベランダから覗いてみると…

どこの神殿ですか?と思うような造り!↓


ちなみにこれ、すべて木造だそうだ。

擬洋風建築(ぎようふうけんちく)と言って、
当時、日本人の職人さんが見よう見真似で造ったという
職人魂満載!の建造物。


すごいね!明治時代の職人さん。

一人で関心しながら見ていると、
お店の人から「お席へどうぞ」と勧められた ↓


牛鍋専用の机です!
ここで牛鍋を頂きます。

予約時に食事の注文はすでに済ませているけれど、
お店の人から「飲み物はどうされますか?」と。
お茶をいただくことに。
生卵の入った器も並びました。↓

机にはもう炭火が用意されており、
すっかり準備が整っています。

ちなみに机の下はどうなっているのか?というと…
こんなふうでした。 ↓


いよいよ、牛鍋の調理が始まります。
すべて店員さんが調理をしてくれるので、
私は写真を撮りながら出来上がるのを待ちます。

まず鉄鍋を置き、その上に砂糖を敷いていきます。


そして牛肉を並べて焼いていきます ↓

関西風のすき焼きの作り方です。
お肉に火を通して… ↓


「大井牛肉店」秘伝の割り下が投入されます ↓

鉄鍋からは美味しそうな匂いが充満!

お肉を寄せて、椎茸、白ネギ、と順番に
野菜が並べられていきます ↓


三つ葉が入ると色鮮やかで
見た目も爽やか!


焼き豆腐、もち麩、糸こんにゃくなどが入り
綺麗に盛り付けがなされます ↓


すべての食材が投入されました! ↓

ここで店員さんから、ごはんの量をたずねられました。
大盛りで、と言いたいところだったけれど、
この後の見学や移動を考え
「普通の量でお願いします」と答えた。

ごはんが運ばれてきました。
間もなく完成です! ↓


割りばしを見ると
「大井牛肉店 明治村」と刻印されています ↓


それではもう食べても良いようです。
食べやすいように器を並べて…

じゃーん!
これが【 牛鍋 】です! ↓

(牛鍋(竹)飛騨牛肩ロース肉)

出来立ての熱々をいただきます。
生卵を溶いて、味の浸みたお肉や野菜を入れて
口に入れると…
もう、文明開化バンザイ!って気分(笑)

美味しくて写真を撮ることも忘れ、
気付いたらあっという間に完食。

もう少しゆっくり食べれば良かった、とは思うけど
動き始めた箸は止められない(笑)

牛鍋、美味しかった~!!
こりゃ、髷(まげ)切ってザンギリ頭になるなぁ、と(笑)


鉄鍋が片付けられても
勢いの衰えない炭火 ↓


食後のデザートは移動して、別室で
ゆっくりと涼みながらいただきます ↓

シャーベットとお茶が用意されました。

季節によってデザートは替わるようで、
今回は「薔薇(ばら)とラズベリーのシャーベット」でした。


牛鍋の余韻に浸りながら
思うことは…

“小学生の頃の私、時間は随分経ったけど、
約束を果たしたよ!”と。


正直、牛鍋のお値段はするけれど、
明治時代の建物の中で炭火を使い
目の前で調理をしてもらっていただけるということで

場所代 + サービス料 + 良い思い出になる!
ということで、
とても良い記念になりました。


シャーベットを美味しくいただき、
ここでお勘定をしてお店の人にお礼を言って
下へと降ります。↓

緊張が走ります。
階段を上から見下ろすとこんな感じ。

足を滑らせないように注意して下ります。


お店は平日でもお客さんが次々と入って来ていて、
これを食べる為だけにはるばる見える方もいるとか。

階段を下りて窓際のところには
牛鍋の展示物! ↓

見本は二人前です、と表示されている。
これを見て、
「いつかここで牛鍋を食べるぞ」と思う小学生が
何人かはいるのだろう(笑)


建物は、登録有形文化財

大井のマークも入っていました。↓


以上で、牛鍋の報告は終了です。
お疲れ様でした!

【明治村】森鴎外・夏目漱石住宅、再訪問

2023-05-14 | 博物館 明治村
【博物館 明治村】にある
「森鴎外・夏目漱石住宅」を再訪問してきた。


実は前回見学した後、家に戻ってから
写真の撮り忘れや
確認することを忘れていたことに気付き、
さらに
漱石の小説『吾輩は猫である』を再読したので、
建物の確認をもう一度したいと思い
再訪問することにした。

先月来たばかりなので
知り合いの家に再び遊びにきたような…(笑)

では早速、玄関からお邪魔します。


見学者はここで靴を脱いであがります。↓

当たり前だけれど、
この玄関を鴎外や漱石が出入りしていたのです。

玄関の照明 ↓


玄関左側にある
書斎の掃き出し窓 ↓


玄関を上がってから見るとこんな感じ。↓


住宅の間取り図 ↓



玄関入って右側が炊事場(台所)
食器などが入った棚。 ↓


炊事道具 ↓


漱石の小説『吾輩は猫である』の中では、
主人公の猫が食べ物を探して台所をウロウロする描写が
出てくる。
他にも、猫がお雑煮のお餅を食べて歯にくっつき、
餅を取ろうと必死になる姿が描かれているシーンも出てくる。
当時、漱石の家にいた猫がそうしていたのだろう。

炊事場の天井 ↓

火を熾して煮炊きをするため
天井が高い。

外から見た炊事場のある場所 ↓



炊事場(台所)の隣にある女中部屋 ↓
三畳の部屋。


『吾輩は猫である』の中では、御三(おさん)と呼ばれる
女中が出てくるが、猫を毛嫌いするシーンが何度か書かれている。
さらに、睡眠中に歯ぎしりをするということも書かれていて
小説家の女中はプライバシーも何もないもんだなぁ…(苦笑)と。

子ども部屋 ↓


北側から建物を撮る ↓


女中部屋から女中が座敷を通ることなく、北側の廊下を通って
炊事場や子ども部屋へ行くことが出来るようになっている。

ついでに外回りの外観 ↓


裏側からも ↓


猫が出入りしていたと思われる
掃き出し窓 ↓


住宅の説明を猫がしてくれている ↓


次の間から、奥にある座敷を見る ↓


漱石のパネル ↓

漱石の身長や体重まで記入されている(笑)

同じく鴎外のパネルも ↓


鴎外がこの住宅に住んだのは
わずか1年5ヶ月という短い期間。

漱石自身は、鴎外がこの家に住んでいたことを知らなかったそうだ。
ただし、鴎外は知っていたという。

鴎外の小説『青年』は、
漱石の小説『三四郎』に影響を受けたのではないかと言われていて
(ラジオ【メロディアス・ライブラリー】2022,1,2放送にも出てくる)
鴎外は漱石を意識していたのだろうなぁ、と思われる。


座敷にある床の間。
そこに飾られている掛け軸 ↓


これ、近寄ってよーく見てみると…
漱石の小説原稿!

絶筆となった『明暗』の原稿複製 ↓


漱石の『明暗』が執筆されたのはこの住居ではないけれど、
未完となった小説原稿が
小説を書き始めるきっかけとなったこの住居に飾られているのは
感慨深いものがある。

そして、最後はやはり執筆部屋。
漱石の執筆机 ↓


『吾輩は猫である』の中には、
この執筆机に関する記述がある。

特注で作ってもらった机であるということと、
さらに、
猫の飼い主である苦娑弥(くしゃみ)先生が
この机の上に横になって寝てみて、
縁側に転げ落ちてしまったという話。



漱石の実話だろうか…?
確かにこの大きさの机なら…と、
思わないでもないけれど
ベッド代わりにはならないなぁ、と見て改めて感じた(笑)

そして、『吾輩は猫である』の原稿複製 ↓


ホトトギスと赤い字で書かれていて
この原稿は第11話のもの。


この原稿の複製を提供してくれたのは
虚子記念文学館だ。

漱石の文字 ↓


『吾輩は猫である』は
第11話で小説が終わる。


漱石が推敲を重ねながら
原稿を書いているのが伝わる ↓


書斎で過ごす時間が多かった思われる漱石。


ここから始まる執筆が
後に、“明治の文豪”と称されるようになろうとは
本人も思ってもみなかっただろう。


書斎から廊下を見る ↓


書斎の押し入れ ↓


明り取り窓付きの浅い押し入れ ↓

本棚に入りきらない書籍が山積み…

書斎から縁側を見る ↓


書斎の縁側の天井 ↓


書斎にある火鉢 ↓


書斎の説明 ↓


書斎の広さが七畳と書かれているが
他の文献では、八畳と書かれているものもあり
漱石自身は『吾輩は猫である』の中では
六畳としている。

大きな執筆机、本棚、溢れるほどの書籍の山……
部屋が小さく見えるのは仕方がないのかも(笑)

長くなったけれど
以上で、再訪問の報告は終了!
お疲れさまでした。

(おまけ)
庭にあった鴎外の詩
『沙羅(ナツツバキ)の木』↓


   褐色(かちいろ)の根府川石(ねぶかはいし)に
   白き花はたと落ちたり、
   ありとしも青葉がくれに
   見えざりし さらの木の花。

鴎外記念館にはこの詩の碑があり、
揮毫(きごう)はなんと、永井荷風!なのです。
(鴎外の長男が永井荷風に頼んで、詩の文字を書いてもらったとのこと)

【明治村 時間旅行きっぷ】

2023-05-13 | 博物館 明治村
先月、日帰り観光をしてきた《 博物館 明治村 》。

自宅に戻ってから、

やっぱり
「もう一度行きたい!」という思いが強くなり…

先日、再び行って来た。

前回も利用したプランで、
名鉄電車が企画している
【明治村 時間旅行きっぷ】これを利用 ↓


名鉄電車の改札窓口で発行してもらう。


このきっぷに含まれているのは

・名鉄電車(めいてつでんしゃ)1日乗り放題
  + 犬山駅から明治村までの往復バス運賃

・明治村の入村券

・明治村のりもの乗車券
(村内バス一日 or 市電一回 or SL片道)

・明治村内で使えるクーポン
(喫茶店や販売所での飲食か、お土産の中から1品選択)

・明治村オリジナルノベルティ

さらに、
・犬山駅構内にあるコンビニ(ファミリーマート)での買い物割引券
・犬山市の街歩きクーポン
・名鉄電車特急の割引券

以上がセットになっている。


普通に購入するよりもお得なきっぷ。

今回、《 明治村 》観光の目的は…
ズバリ、漱石のお宅再訪問 、SL乗車、そして牛鍋!

というわけで、長くなるので感想は次回に!
期待せずに待っていてください(笑)

10才9ヶ月のハッチ

2023-05-12 | 保護犬ハッチ
ハッチ、今年の8月に推定11才の誕生日を迎える。

10才9ヶ月の今、
ハッチはというと…
とっても元気! ↓


アレルギー治療は継続中。
痒みから顔を引っ掻いたりすることもあるけれど

遊ぼうよ~!の、この格好 ↓


夫に遊んでもらって…


遊び終わると
ご満悦のこの表情! ↓


ハッチ、とっても可愛いねぇ~!!(親バカ)

我が家に来て5年4ヶ月が経過したけれど
どんどん甘えん坊になっている(笑)

ハッチ、これからも一緒に過ごしていこう。


甘えん坊ハッチは元気ですよ!

鉄腕アトムのクロスステッチ

2023-05-09 | 手塚治虫先生に関連した事物
鉄腕アトムのクロスステッチを仕上げた!


参考にしたのはこの本 ↓

「手塚治虫キャラクターのクロスステッチBООK」
大図まこと

キャラクター図案は本を見て参考にし、
配置や風景などをアレンジして作った ↓


《キャラクターの紹介》
中央の黄色い丸の中にいるのが
・アトム …少年型ロボット、10万馬力!心優しい科学の子。
     天馬博士によって造られた。

そして、左上の犬のキャラクターから(その後、時計回りで)

・ジャンプ…アトム家の愛犬
・ウラン …アトムの妹
・お茶の水博士 …科学省長官、アトムの科学的な後見人
        ウラン、コバルト、アトムのパパ、ママを造る。

・ヒゲオヤジ …本名、伴俊作(お茶の水小学校の教師、元私立探偵)
・天馬博士 …アトムの創造者
・コバルト…原作ではアトムの弟。アトムの代役として急造された。

・ブタナギ…カワセミのような笑い声、ブタナギの原型はオドシチョウのサナギ。
・ケン一(けんいち)…アトムのクラスメート、クラス委員で真面目。
・大目タマオ(おおめたまお)…アトムのクラスメート、おっちょこちょい。

・ワンワンパトカー…犬型の警察パトカー
        「どこへにげたってむだだぞ、おとなしくこうさんせいっ、
         どこまでもおいつめるぞっ」という恐いパトカー
・アトムが飛ぶ姿
・アトムの横顔

・スパイダー …「おむかえでごんず」が決めゼリフ
・ヒョウタンツギ…手塚治虫のギャグ生物。
        ちなみに『手塚治虫小説集』の「妖蕈譚 」(ようしたん)では
        ヒョウタンツギ出生の秘密まで言及している。

・アトムのママ…お茶の水博士が造ったロボット
・アトムのパパ…同上

以上です、お疲れさまでした。
最後までお付き合いありがとうございました。
これであなたも、“《鉄腕アトム》マニア”の仲間入り!確定です(笑)      

落ち葉を踏みしめて

2023-05-04 | 保護犬ハッチ
ハッチを車に乗せて散歩へ行って来た。

こんな季節なのに落ち葉がいっぱい!の中を
一歩一歩踏みしめながら歩いて… ↓


匂いの確認も入念に ↓


好奇心旺盛なハッチ
あっちにも行きたいよ~!の、この顔 ↓


よし、せっかく来たからハッチの好きなように
歩いて良いよ。
ということで…
急遽、ガイド役ハッチ ↓

張り切って歩きます。

歩いて、歩いて…
まだまだ歩きたいハッチ。
ぼくはこっちがいいと思うんだよ。


歩いて歩いて…


匂いも確認して散歩を満喫。


ぼくについてきてよね!の、ハッチ ↓


こうして、名ガイド?!ハッチと一緒に
落ち葉を踏みしめながらの散歩を楽しんできた。

ハッチは元気です!

移動動物園

2023-05-02 | 雑記
移動動物園があるよ、と聞いたので
少しの時間だけ見てきた。

行ってみると
公園の広場のところに柵で囲まれ
くつろぐヤギの姿が。↓

青いビニールシートに座って
ピクニックの一団のよう(笑)

普段ヤギを見る機会がないので
珍しさにじっと見つめていると
何かもらえるのか?と
顔面は白い茶色ヤギが近づいてきた。 ↓


何かくれないの?目力マジで凄い! ↓


黒ヤギも ↓


さらに、羊までこの目線 ↓


のんびりくつろいでいた白ヤギが
食べるものちょーだい!

柵に足をかけ
身を乗り出し訴える。

彼の鋭い視線と
立派な角(つの)と
たなびく立派な髭(ひげ)の迫力に押され

柵のそばに用意されていた
紙コップに入ったキャベツとレタスの葉、人参、かぼちゃのスライスを
いそいそと購入し、
トングを使って食べさせた。
すごい食欲だ。あっという間に完食。

他のお客さんも彼の迫力に負けてか
次々とごはんを購入してあげていた。 ↓


彼らはすごい。
自分の大事な要求は身を乗り出してでも訴える!
生きるうえで大切さことを
移動動物園のヤギたちから教えられた気がする。

そうだ。
もし今後、私が要求しなければならないことがあったとしたら
角(つの)と髭(ひげ)をつけて
身を乗り出して訴えることにしよう。
鋭い目線で訴えたなら
きっと要求も通るような気がしてくる(笑)


(おまけ)やっぱりハッチが可愛さ一番!!