【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

ハッチ元気過ぎて畳がやぶれた!

2024-06-25 | 保護犬ハッチ
ここ最近、このブログの主役であるハッチの
出番がなくて

どうなってるんだ?と、心配された方
すみませんでした。

ハッチはとっても元気です!
何なら、びっくりするほど元気です!

今日も大好きなお気に入りのロープをつかんで…↓


ガジガジからの…↓


何故か、カメラ目線!(笑) ↓

からの…
またガジガジして…↓

このあと
どうしよっかなぁ…と思案中 ↓


そろそろ暴れてもいいですか?の、ハッチ↓


暴れたくなったきたぞ~! ↓


もう止められないぞ~の、ハッチ ↓


で、
“ 暴れん坊ハッチ ”に大変身! ↓

素早く
回転してからの、ロープぶん回しっ! ↓

さあ、
一緒に遊ぼうっ!


さぁ、こい!の、ハッチ ↓


遊ぼうよ~!


えぇ~い、暴れるぞ~!↓


走って、回転して、ロープぶん回して
ジャンプして、飛びついて…!
暴れん坊ハッチの一人舞台です(笑)

と、

暴れん坊ハッチ、突然終了 ↓

↑ 急に我にかえったような激変ぶりです(笑)

家の近くでトラックが通った音に反応したようです。

で、この後
何事もなかったかのように
ハッチは自分のベッドに入っていきました。

でも、何事もないわけがありません。
今まで
かろうじて持ちこたえていた畳、やぶれました ↓


ペット用畳も
暴れん坊ハッチの前に屈しました ↓


わざとじゃないよ!の、ハッチ ↓

可愛いから許す(笑)

ハッチは元気です!

『手塚治虫記念館』お土産編

2024-06-23 | 手塚治虫先生に関連した事物
では、ここからお土産紹介です。

まずは、お土産とはちょっと違いますが…
入場パンフレットと入場券です ↓

入場券の絵はブラック・ジャックでした!
(色んなキャラクターがランダムに出るようです)

「手塚治虫の宝塚ワンダーマップ」(無料配布) ↓


時間があれば、手塚先生ゆかりの地を訪ねてみたいですが
今回は館内見学だけで目一杯でした(笑)


そして、
ここからがグッズショップで購入したものです。

記念コインです!↓

復刻版の火の鳥です!
かっこいい!
裏面には見学当日の日付とイニシャルを刻印してもらいました。

そして、
火の鳥ハンカチです!↓


広げるとこんなふうになっています ↓

額に入れて飾りたい!綺麗なハンカチです。

続いて…
火の鳥ファンなら持っていたい!
手染めてぬぐい “ 火の鳥 人物ならべ ”です!↓

手ぬぐい専門店 “ かまわぬ ”さんとの
コラボ商品。

『火の鳥』各編から5名ずつが登場しています ↓


自分なら、各編の5名だったら誰を選ぶかな…?と
考えてみるのも楽しいです(笑)

購入はしませんでしたが、
“火の鳥 我王”の手ぬぐいも良かったですよ!

記念館限定の4連キーホルダー ↓

このキーホルダーも可愛いですよね~!

同じく
記念館限定の玉子せんべい ↓

アトム、記念館、レオ、サファイア!

この焼き印は手塚治虫記念館さんで作製され
お店に納品されたそうです。

玉子せんべい美味しかったです♪

さらに、
記念館限定のチョコランドグシャクッキー ↓

箱の裏面 ↓

側面から ↓

人気のあるメジャーキャラクターから

ちょっと知名度の低いマイナーキャラまで

手塚キャラクター35体が集合です!


箱の中から取り出すと…↓


ビニール包装を外すとこんなふうでした !↓


クッキーにキャラクターがプリントされています!


どちらが七色いんこ、玉サブロー?↓

クイズを出してみたり…(笑)

好きなキャラを並べたり…(笑)

楽しいおやつタイムを過ごすことができました(笑)
ただ、残念なのは食べると無くなること…。

食べるのが惜しいほど可愛い!

そしてこちらが
商品を入れてもらったショップの袋 ↓


買い忘れた商品があったので、2回買い物をしました。
こちらは裏面です ↓

ショップの袋もこだわりがあって良いですよね~!

というわけで
お土産紹介は終わりましたが

ここでもう一つ紹介しておきたいのが
こちら!

Greenberry's coffee宝塚劇場前店で

『リボンの騎士』とのコラボ企画をされていて…

↓ サファイアのショコラベリーKnight
(オリジナルコースター付き)

こちらを注文しました。

クッキーの上にイチゴをトッピングして
サファイアのかぶっている帽子をイメージ。

オリジナルコースター ↓


見学した日が暑い日だったので
甘くて冷たいドリンクがとっても美味しかったです♪


でも、ちょっと残念なことがあって
後から気づいたのですが…

ドリンクを置いて撮影ができるフォトブースが
あったのです。(ドリンク撮影スポットとも呼ばれているようですが)

店員さん、先に一言教えてもらえると嬉しかったかな…

それとも
ドリンク渡す時に初めから
そこに置いてもらえると良かったかも…

まぁ、事前に確かめなかった自分が悪かった、と。
こういう事もありますよね、仕方ない!
でも、
コラボドリンクは本当に美味しかったですよ~♪
オリジナルコースターも頂いたし(笑)
ごちそうさまでした!

最後はおまけ。

特別展『火の鳥展』
展示会場内に飾られていたタペストリー ↓






本日で『火の鳥展』は最終日です。
スタッフの皆さん、ありがとうございました!
そして
お疲れ様でした。

『手塚治虫記念館』グッズショップが可愛すぎる!

2024-06-22 | 手塚治虫先生に関連した事物
そして、いよいよ
楽しみにしていたグッズショップです! ↓

特別展の『火の鳥展』にちなみ、火の鳥グッズが
正面に並んでいました。

火の鳥Tシャツ、コミック、絵本、ボールペン、ハンカチ等々
ディスプレイされていて…

火の鳥ハンカチです! ↓

「ヤマト編」
オグナが火の鳥に笛を吹いて聞かせるシーンが
カラーになったハンカチです!

火の鳥、手染め手ぬぐいです! ↓

手ぬぐい専門店“かまわぬ”さんとのコラボグッズ。
2パターンあって
“火の鳥 我王”、“火の鳥人物ならべ”です!どちらも素敵です!

記念館限定4連キーホルダー ↓


缶バッチ、ピンズ(ピンバッジ)など ↓


自由帳 ↓

左)幸せな未来計画帳、右)アトムと宇宙旅行計画帳です!

ボールペンやマグネットなど ↓

ブラック・ジャックが「百五十億円いただきましょう」と
言っています(笑)

記念館限定Tシャツ ↓

紺色とベージュの2種類、どちらも可愛い!

ユニコのコラボTシャツ ↓


アトムのオールディーズバージョンのバッグ ↓


記念館限定のエプロン ↓

「スタッフ着用中」と表示されています(笑)
着心地感を見て購入できる、って良いですよね。

さらには
お菓子などの食べ物も並んでいました!

ここでしか購入できないという限定商品もあって…

記念館限定の玉子せんべい ↓


記念館限定のチョコランドグシャクッキー ↓



記念館限定の炭酸せんべい ↓


記念館限定チョコマシュマロ ↓


記念館限定サラダせんべい ↓

どれも手塚キャラクターが可愛いし、
限定、って書いてあると買いたくなりますよね。

缶入りゴーフル ↓



レトルトカレーもありました! ↓


さらに、記念になる!と言えば…
記念メダルです! ↓


メダルの表面にキャラクター、
裏面には手塚先生のシルエットです。


刻印できる記念メダルには
裏面に購入日の日付が入り、希望すれば
自分の好きな文字を刻印することも出来ます!


メダルの裏面、
手塚先生シルエットの上の場所に好きな文字を刻印。
(表示ではI LOVE ATOMの部分)

※ 刻印できるのはアルファベットと数字、
  あと一部の記号だけです。

※ 日付の向きを変えることは出来ないです。

せっかくなので、記念メダルを購入しました!
ショップの店員さんが刻印機にメダルを入れてくれています ↓


他にも数点、グッズを購入しました。
それは後で紹介します!

それにしても、
グッズショップって見ているだけでも楽しいですよね~
手塚キャラクター最高!可愛すぎます!

で、グッズショップで興奮した後も
時間の許す限り館内を見学。

グッズショップの隣には
【ライブラリーコーナー】があり、

壁に掛かっているのは“手塚キャラクター集合”の絵 ↓

手塚先生を中心に、キャラクターたちが大集合!
七色インコの「玉サブロー」がいて嬉しい(笑)

ライブラリーには
手塚先生の漫画がズラリと並びます!↓

読み始めると止まらなくなりそうです…
なので今回、近寄らないようにしました(笑)

ジャングル休憩所↓

以前はここに「ジャングルカフェ」があったそうで
ここで飲食ができたそうです。
今は、館内での飲食は禁止となっています。


休憩所として使用されていますが
見ているだけでも
十分に楽しい!

ココもいました!元気そうで何よりです!

さらには
廊下の壁面にも絵が描かれています ↓




どこも見逃せません!

2階には検索機もありました ↓

時間の都合上、写真だけです…。

2階の展示 ↓


トイレのタイルにもキャラクターがいましたよ!↓


そして
忘れものがないか、を
アトムが教えてくれます(笑) ↓

他にも
エレベーターの扉 にもキャラクターが!↓

もう、
じっくり見学したい方は丸一日は必要ですね(笑)

こうして
楽しかった『手塚治虫記念館』
見学は無事に終了しました。

名残惜しいですが楽しかった!

長くなったので次回、お土産購入紹介をします。
お疲れ様でした。

ちなみに、明日で『火の鳥展』は終了となります。

『手塚治虫記念館』他にも見所満載でした!

2024-06-21 | 手塚治虫先生に関連した事物
『手塚治虫記念館』見所があり過ぎるのですが
他に紹介したいところは

もう一つある玄関 ↓ G階(グランドフロア)入り口

この玄関前の天井にも
一面に絵が描かれているのです!↓

ここにも火の鳥が!↓

こだわりの詰まった天井なのです ↓


玄関を入るとアトムがお出迎え ↓

ここには、宝塚をジオラマで紹介するコーナーがあったり ↓

「まねっこロボット」↓ この前に立ってポーズすると
ロボットが真似をしてくれるんですよ~

お客さんの中で、孫を連れて遊びに来ていたおじいさんが
この「まねっこロボット」に夢中になっていて
孫から「おじいちゃん、替わってよ~」と催促されていました(笑)

さらに、アニメ制作を体験できるコーナーもあって…
アニメ製作の手順を説明するパネル ↓

その名も「アニメ工房」です。

この「アニメ工房」の奥には
何と!
手塚先生(人形です)が机に向かって仕事をされています ↓

一心に仕事に取り組まれている先生ですが…

時間(20分間隔ぐらい?)になると音楽と映像が流れて…

先生の座っている椅子が回転し始め… ↓

こちらを向いてくれるのです!↓

手塚先生、お邪魔しています。
『火の鳥展』じっくり見てきましたよ!
「手塚治虫記念館」楽しいですね~!

手塚先生にも挨拶ができたので心残りはありません(笑)

館内にはユニコのパネルや ↓

アトムのパネルも ↓

チンクもいましたよ!↓

ミラーボールに乗って回っています(笑) 可愛い…

あと、正面玄関前には火の鳥像があるのですが

これは“平和モニュメント”だそうです。

後ろから見た火の鳥 ↓

宝塚市の街を見守っています。

さらに、この場所で足元を見ると…

手塚作品に登場するキャラクターの手型・足型が
展示されているのです!↓

↑ 火の鳥の足型!羽もかたどられていますよ。

「鉄腕アトム」のアトム!↓

ウランちゃんも!手も足も小さい!↓

ブッダです!↓

他にも… ユニコ!可愛いシッポがついています(笑)↓

ヒゲオヤジです。髭もついてますよ~↓

お茶の水博士、 鼻の形まで…(笑)↓

写楽もバツ印のおでこの絆創膏が入ってます↓

アセチレンランプも負けていません!
ことらはなんと、ロウソクついてます(笑)↓


マグマ大使にいたっては…
手が大きすぎて入りきらない!↓


ヒョウタンツギとスパイダーも ↓


ロックホームもありました!

ロック、生誕75周年おめでとう!

全部紹介できませんが、
キャラクター足型・手型は全部で25枚が
設置されています。

さらに、庭園にも見所があるのです。
“キャラクターを探そう!”です。

簡単に見つかるレオの像から…↓

歩いて探して…

やっと見つけたブラック・ジャック! ↓

時間かかったよ…写楽!↓

↓ 庭園内には休憩所もありました ↓

ヒゲオヤジも!↓

メルモちゃんは草陰にいました ↓

ヒョウタンツギもこっそりと…↓

ユニコ見つけたっ!↓

サファイアも!↓


手塚キャラクター10体がいろんな形で庭園内に
隠れているので、それを見つけよう!というキャラ探しです(笑)
これ、
時間に余裕を持って取り組まれることをお勧めします。

そして、
せっかく来たので…
「手塚治虫記念館」を色んな角度から撮ってみました ↓










ちなみに、この記念館の前の交差点の名前は
『手塚治虫記念館前』となります。

改めて、交差点に人名が入っているって凄いですよね。

(おまけ)
手塚先生のペンネーム、治虫(おさむ)の由来になった昆虫
【オサムシ 】↓

「手塚治虫記念館」2階の展示コーナーで展示されていました。

※ 拡大された模型です

それでは長くなりましたが…今回はここまで。
次回は、お土産編です(笑)
お疲れ様でした!

『手塚治虫記念館』常設展示が魅力的でした!

2024-06-18 | 手塚治虫先生に関連した事物
【火の鳥展】で感慨にふけった後は
常設展示の見学です。

手塚先生の生涯が時系列に並ぶ展示なのですが…

これ、「未来編」で登場する
“ 生命維持装置 ”ですよ!↓

凄いです!
展示の仕方が素晴らしいですよね!

生命維持装置を
展示保管として活用するとは…
この発想、本当に見事。

さすが『手塚治虫記念館』です。


この中には
手塚先生にまつわる様々な物が展示されていて…

手塚先生の愛用された眼鏡、ベレー帽、
原稿を書く際に使用された道具など ↓


幼少期の写真や、手塚先生が描かれた絵 ↓


医学部の卒業証書や研究記録など ↓


漫画賞など受賞の数々 ↓


手塚先生が昆虫好きな少年だった頃の
昆虫デッサンや自作の昆虫事典 ↓

↑ デッサンや文字が本当に綺麗で驚きました!

途中には、
展示順序の説明案内板もありました ↓


凄いですよね~!この保管方法、本当に面白い ↓


この後の写真は展示順ではありませんが…

「リボンの騎士」です! ↓サファイア素敵です!


「ジャングル大帝」のレオ!↓このポーズも可愛い!


「CОM』が飾られていますよ~!↓黎明編ですね!


「火の鳥」です!かっこいい~!↓


「トキワ荘物語」です!トキワ荘にも行ってみたい!


「ブラック・ジャック」です!↓ ピノコも入れてあげて~(笑)


「きりひと賛歌」「シュマリ」など ↓


まだまだたくさんの展示がありましたが…

全部紹介することは出来ません。
とにかく盛りだくさん!

じっくり見ようと思うとここだけでもかなりの時間が
かかりますよ~(笑)

欲を言えば、この場所に猿田博士とロビタのパネルが
あると良かったなぁ…と。
山之辺マサトの一万年後の姿のパネルとか…

生命維持装置の近くにいてほしいキャラクターですよね(笑)

そして、こちらは
手塚先生の年表 ↓


館内には「アトムビジョン」という
上映ホールもありました。

私が見学した日の上映スケジュールです ↓

「都会のブッチー」
「森の伝説」
この2本が順番に上映されていました。

特に印象に残ったのは
手塚治虫実験アニメーション作品『森の伝説』です ↓


漫画にとどまらずアニメの世界にも
挑む手塚先生。

どれだけ凄いのですかっ!って話ですよ。

上映ホールの内部はこんなふうでした ↓
綺麗なホールで、天井にはキャラクターの絵で一杯!
↓ アトムがいました!


アトムの像の下の台には…
何とワンワンパトカーが!↓

写真がブレてワンワンパトカーが動いているように
見えますが、動いていませんよ(笑)

天井の絵の中に手塚先生を発見!↓

困った顔をされていますが
締切を思い出されたのでしょうか…

「アトムビジョン」の他にも映像を見る場所がありました。
「メッセンジャー機」です。

手塚先生のインタビュー動画や
手塚先生を知る12人の漫画家や作家の先生のインタビューで
「手塚治虫を語る」です。

案内表示板がありました ↓

この映像もとても興味深いもので

手塚先生が多くの人に強い影響を与えていたことが
よく分かるものでした。

「メッセンジャー機」の近くには
立派な姿のレオ ↓


アニメも見て、展示も見て、特別展も見て…
本当に見どころ満載過ぎて
じっくり見るならとうてい1日では無理!

『手塚治虫記念館』まだまだ記録しておきたい
ことがありますが
長くなったので今回はここまで。

お疲れ様でした!

『手塚治虫記念館』30周年【火の鳥展】展示紹介の続き

2024-06-16 | 手塚治虫先生に関連した事物
【火の鳥展】の続きです
(※思い入れが強く長文になっています)

第二部 手塚流輪廻(りんね)の世界 ↓

1967年1月『CОM』の紙面に新たな連載として
【火の鳥】が始まり、
(その後、出版社が変わったりしますが)
12遍の作品が描かれました。

最終的に完結することはありませんでしたが
過去と未来、宇宙や地下など
様々な舞台で描かれた作品はどれも素晴らしいものです。


ここでの展示では
“ 手塚流輪廻 ”を追体験するべく時系列順に
各編が紹介してありました。

こちらが“ 手塚流輪廻の世界 ”の図です ↓


会場内には
各編の紹介と原稿の一部が展示されていました。
(生命編と望郷編の原稿は私の写真の撮り方が悪く、掲載なし)

1.黎明編 ↓

黎明編の原稿です ↓

黎明編は初期の『火の鳥』(漫画少年にて掲載)の
子ども向けストーリーから

大人向けの漫画へと大きく変化します。
可愛く描かれていた火の鳥も神秘的な姿へと
様変わりし

猿田彦(火の鳥の作品で重要なキャラクター)が登場する
ことで、後に“火の鳥の輪廻の世界”が広がっていきます。


2.ヤマト編 ↓

ヤマト編の原稿です ↓

「ヤマト編」は4世紀ごろの日本が舞台になっています。

面白いのは、ここに登場する九州の豪族であるクマソというのが
「黎明編」で地の底から自力で脱出した青年、タケルの子孫たちだ、と
いうことです。

「黎明編」からの続きの話として描かれていることと併せて
魅力的なのが、
奈良の石舞台古墳の謎と絡ませてストーリーが展開されて
いくことです。(もちろん史実とは異なりますが)

3.鳳凰編 ↓

鳳凰編の原稿です ↓

連載の順番では5番目になる「鳳凰編」ですが
時系列順でいくと3番目になります。

8世紀ごろの日本、奈良時代を舞台に
東大寺大仏殿の鬼瓦製作を絡めた作品です。
(もちろん、史実とは異なります)

この「鳳凰編」は輪廻転生について、主人公である我王(がおう)を
通して語られており、
非常に完成度が高い作品であり傑作です。

私も【火の鳥】シリーズで一番好きな作品です。

4.羽衣編 ↓

羽衣編の原画です ↓

「羽衣編」は日本に古くから伝わる「羽衣伝説」を
元にした作品です。

連載の順番としては7番目に描かれた作品ですが
珍しい1話読み切りの短編です。

手塚先生自身はこの作品とは別に、新たな構想で
「羽衣編」を描き直したい、という思いを持っていたそうです。

確かに、この「羽衣編」
本当はもっと違うことを表現したかったのでは…と
思えてなりません。

時系列としては「乱世編」より70~80年ほど前だと想定
(手塚先生の話によると)されています。

5.乱世編 ↓

乱世編の原稿です ↓

12世紀末、日本の平安京の頃の京都を舞台に
平家と源氏の戦いなどを絡めたストーリーになっています。

壇ノ浦の戦いなども出てきて、
史実とは異なるのですが興味深い話です。

平清盛が不老不死を求めた…なんていうのも
どこまで真実でどこから作り話なのかが分からないほど
真に迫っています。

義経伝説に触れていたりするのも面白いし、何と言っても
「鳳凰編」のラストで我王(がおう)が山奥へ去った後の
ストーリーが繋がっていて、ファンにはたまらない作品です!

6.異形編 ↓

異形編の原稿です ↓

連載順序としては11番目の「異形編」

舞台となるのは15世紀の日本、蓬莱寺というお寺。
八百比丘尼と呼ばれるどんな病でも治す、という尼(あま)を
中心に展開されます。

この「異形編」は輪廻転生どころの話ではなく、
命を軽んじた為に
永遠に死ぬことのできない運命を背負う、という
凄まじいストーリーなのです。

しかも、
この「異形編」は「太陽編」ともリンクしていて、
傷ついた妖怪たちが八百比丘尼のもとに
集まってくる…という理由が「太陽遍」で明らかになります。

7.太陽編 ↓

太陽編の原稿です ↓

連載順でいくと12番目、最後の作品となったのが
「太陽編」です。

火の鳥シリーズの中でも一番長い作品で
7世紀の日本と21世紀の未来が描かれています。

ここで大きく取り上げられているのが“ 宗教 ”に
ついてです。
「異形編」で出てくる妖怪たちの謎も
この「太陽編」で明らかになります。

【火の鳥】はこの「太陽編」をもって最後となってしまうのですが
もちろん
手塚先生の中ではまだ先の構想があり、
物語は続いていくはずだったのです…。

8.生命編 ↓

連載順では10番目にあたるのが「生命編」です。

ここでは新たにクローン技術によりクローン人間が
生まれる、というストーリーで

人間とは何か、生命とは何か、
手塚先生自身が訴えたい思いというものが
この作品を通して伝わってきます。

【火の鳥】の作品は過去の歴史を交えて展開される
だけでなく、
科学技術や世の中の風潮なども織り交ぜながら
創られており

膨大なテーマを持つ作品なのだ、ということを
改めて思い知らされるのです。

9.望郷編 ↓

連載順では8番目に描かれた作品で
シリーズの中で最も描き直しや変更の多い作品でもあります。

ロミという1人の女性が辿った数奇な人生を
火の鳥が読者に教える…という形で始まります。

この作品は、「未来編」に登場するムーピーや
「宇宙編」に登場する宇宙船パイロットの牧村など
リンクする登場人物も多く

火の鳥ファンにとってはこの繋がりも興味深いものなのです。

10.復活編 ↓

復活編の原画です ↓

連載順では6番目の「復活編」

この作品は、2483年が舞台となっています。
空を飛ぶ車エア・カーに乗っていたレオナが交通事故で
事故死をするのですが

脳の半分を人口脳にして、死んだレオナを
生き返らせる手術がなされるのです。

その後遺症から、ロボットが人間のように見え
人間が醜い物体にしか見えなくなってしまうレオナ。

事務用ロボットのチヒロ61298号と出会い、
その後
レオナの心とチヒロの心を合わせたロボットが造られるのですが
それが、ロビタなのです。

輪廻転生の世界にロボットまで登場してくるという…
もう、手塚先生のスケールの大きさに脱帽です。

11.宇宙編 ↓

宇宙編の原稿です ↓

連載順では4番目に描かれた作品で
舞台は西暦2577年、宇宙船の中からストーリーは始まります。

「望郷編」で登場する宇宙船パイロット牧村が
「ぼくは殺される」という手書きを残して
ミイラになって発見される、という
衝撃的な事件から話は展開していきます。

この「宇宙編」を読んでトラウマになった…という読者が多いそうで、
凄まじい作品です。

結論から言えば、誰一人として報われない物語なのです。

因果応報という言葉が強烈に響く作品です。

12.未来編 ↓

未来編の原稿です ↓

いよいよ“手塚流輪廻の世界”のラスト、
「未来編」です。掲載順では2番目の作品で、

読者の中でも人気が高い作品なのだそうです。

西暦3404年の地球。
地球は死に向かっており、人類は地下に国家都市を築き
巨大コンピューターに自らの支配をゆだねる…

ここで登場するのが
「望郷編」で登場するムーピーです。

ムーピーを隠していた、として追われる
山之辺マサトとムーピーが変身した姿のタマミ。

二人は追手から逃げている途中に遭難し、
火の鳥に導かれて猿田博士のドームへと
たどり着きます。

猿田博士はドームの中で、絶滅した生物を甦らせるため
人口生命装置を開発し実験に取り組んでいるのですが
完成させることが出来ず、

山之辺マサトがその実験を引き継いでいくのです…

猿田という人物が輪廻の輪を象徴していることに
注目するのはもちろん、

人類の終末が手塚先生の中で予想されている、ということにも
驚かされる作品なのです。


以上、
“手塚流輪廻の世界”で12編の作品を見てきましたが、
もう、凄いですよね…

発想の素晴らしさだけでなく、
作品をリンクさせていくところや
展開が凄すぎるのです…
圧倒的な世界観です。

で、
やっぱり気になるのが
【火の鳥】のラストはどうなるはずだったのか…。

手塚先生の死によって永遠にラストを知ることは
出来なくなってしまったのですが

生前、書き残されていた原稿によって
少しだけ構想が分かるそうです。

その原稿(複製)が今回、展示されていました!↓

1988年に書かれた「大地編」のシノプスです
(シノプスとは文章や物語などの全体像を短く、要点を押さえて説明したもの)

序章から始まります。

タクラマカン砂漠の果てしない荒野を
さまよう猿田博士が出てくる、という設定です。

舞台は、
昭和13年(1938)1月
日中戦争の勝利に沸く上海
西安路にある超一流クラブ

猿田博士が、
タクラマカン砂漠の中に
“さまよえる湖”があり、

そこに火の鳥と呼ばれる伝説の鳥が実在し、
その鳥の血液には驚くほど未知のホルモンが
含有されているのだ、と
調査で判断したことを打ち明ける…

ここから話が展開されていくはずだったのですが
こちらも絶筆となってしまいました。

この原稿が
「太陽編」に続くエピソードの構成だったのでは、
と言われています。

この物語の続きは手塚先生にしか分かりません。

圧倒的な作品は、未完のままとなってしまいました。

これは手塚先生が一番辛く、心残りな事だったのだろう…と。

確かに作品としては未完ですが、
【火の鳥】の凄さは今後も失われることはない!と
私は思います。

手塚先生、凄い作品の数々をありがとうございました。

そして改めて、お疲れ様でした…

『手塚治虫記念館』30周年【火の鳥展】展示紹介

2024-06-15 | 手塚治虫先生に関連した事物
楽しみにしていた【火の鳥展】
じっくりと展示を見ていきます。

まずは
【火の鳥】原画 です↓

1点目の作品から
カッコよすぎです…

【火の鳥】と題字が入った表紙原画 ↓
望郷編です

この題字が良いんですよね…素晴らしい!

こちらも表紙原画です ↓


映画のワンシーンのような構図です ↓

圧倒的な世界観があふれ出ています。

ヤマト編です ↓
オグナが笛を吹いて火の鳥に聴かせています。

この構図も良いですよね
神々しくて手を合わせたくなります…

原画(他にも数点展示されていました)を
堪能した後は
【火の鳥】についての説明へと続きます。


手塚治虫先生が『火の鳥』を描き始めたのは
1954年7月
“漫画少年”にて連載が始まるのですが
出版社の事情により中断。

続いて、“少女クラブ”にて新たな構想のもとに
連載が始まるのですが
しかし、こちらも中断となってしまいました。

それから10年を経て
1967年に新たな月刊誌『CОM』を自ら立ち上げ、

3度目となる【火の鳥】を描き始めるのです。

「今度こそ最後まで完結させて、
ぼくのライフワークのひとつとして、
残したいと思います」と語った手塚先生。

そんな強い気持ちで取り組まれた作品、
それが【火の鳥】なのです。

展示は二部構成になっていて

第一部 「火の鳥」とは ↓

テーマは
“人間の生と死の輪廻”

火の鳥を通じて
過去や未来を舞台にして
描かれ続けた長編大作【火の鳥】

この展示の中で
最も興味深かったのは、

手塚が語る【火の鳥】
「休憩」と題された展示です ↓

(雑誌『CОM』1970年11月号に掲載)

手塚先生がどうして「火の鳥」を描こうと思ったのか、
自分の夢の話や子どもの頃の体験を踏まえて
語っている作品があるのです ↓

この作品では、手塚先生が
自ら輪廻のようなものを体験していた、という
衝撃的なことが描かれているのです。

もう、これで納得です。
『火の鳥』は手塚先生の原体験からスタートしたのですね。

これを見ていると、
“輪廻”について描くことは
手塚先生の宿命だったのではないか…と思わされます。

他にも展示されていたのは
初期に描かれた【火の鳥】の紹介です ↓


絵のタッチが可愛らしくて

火の鳥も可愛いのです。


これは、購読者の対象年齢を子どもに設定していたからだ
と思われます。

もちろん作品として
これはこれで良さがあるし面白いのですが

正直、中断して正解だったな、と私は思います。
(すみません…何だか上から目線の言い方ですよね)

と、言うのも
やっぱり輪廻に限らず

「火の鳥」で語られているテーマって
人間の業、生や死、権力争いや戦争、
愛、種族を超えた繋がり、不老不死などなど
非常に多岐に渡っていて

子ども向きの絵ではちょっと説得力がない、というか
可愛いだけでは説明できない、
そんな感じがするのです。

ただ、これは手塚先生自身もそう思っておられたのでは
ないか、と推測します。

大人が読みたくなる漫画にしなければ…という
そんな思いで創作を続けられたように思えてなりません。


何だか熱く語ってしまいました…
私の中で【火の鳥】への思い入れが強いからですね(笑)


展示の説明を続けたいところですが
ちょっと長くなったので今回はここまで。
次回に続きます。

お疲れ様でした!

展示会場内に飾られていたタペストリー ↓

乱世編からの1シーンです

『手塚治虫記念館』30周年で【火の鳥展】‼

2024-06-14 | 手塚治虫先生に関連した事物
宝塚駅からいよいよ『手塚治虫記念館』へと
向かいます。

阪急宝塚駅の入り口前に
案内表示がありました ↓

花のみちを通って約8分で着くそうです。

少し歩くと…
ありました、花のみちです ↓

元は武庫川の堤防だったそうで
今は歩行者専用道路になっています。

この花のみちは見どころ満載。

街燈には
手塚先生のキャラクターがはためき ↓

↑ 手塚先生とブラック・ジャックです!

↓ 手塚先生とサファイアです!


歩道のタイルにも手塚先生のキャラクター!↓

↑ パンジャとレオ!

こちらは鉄腕アトム! ↓



リボンの騎士、サファイアとチンク!↓


さらに横を見ると宝塚大劇場です ↓


アジサイの花も綺麗に咲いていました


上を見上げたり、下を見たり、横を見たり…
見どころ満載過ぎて見落としていないかと
心配になるほどです(笑)

そしてブラック・ジャックがここにも! ↓


手塚先生と幼少期のレオ! ↓


火の鳥です!綺麗ですよね~↓


そして終着点には火の鳥がはためきます ↓

宝塚のアニバーサリーが記載されていました。

そして…
見えました!『手塚治虫記念館』が前方に ↓


たどり着きました
『手塚治虫記念館』です!↓

火の鳥オブジェもカッコイイ

【火の鳥展】のポスターです ↓


入り口前には
30周年をお祝いした幕が飾られていました ↓


入り口の扉には30周年とリボンが ↓


入り口の円形空間のタイルは火の鳥です!↓

火の鳥に導かれるように手塚治虫記念館の
中へと入っていきます。

入場料を支払い、中へと入ります。

と、
入ってすぐの場所から
「可愛いっ!」のオンパレードです(笑)


天井も忘れずに見上げて…↓


下のタイルに手塚治虫先生です!↓

顔を踏んではいけない、と横を歩きましたよ。

火の鳥の映像 ↓


さらにこの天井も凄い!↓


サファイアがお出迎えです ↓


天井にはチンク!↓


同じく天井に
「オムカエデゴンンス」のスパイダー ↓


さらには
ヒョウタンツギとブタナギも ↓

さすが『手塚治虫記念館』です。
いろんな場所に様々なキャラクターが隠れています(笑)

記念スタンプがありました ↓

もちろん押しますよ~(笑)

そして、いよいよ【火の鳥展】です!
2階にある展示コーナーへと移動します。

階段を上がっていると
手塚先生の笑顔がみえます ↓


そしてこれが
【火の鳥展】の会場です!↓


会場となる展示室はこんなふうでした ↓

離れた場所から撮ってみました。

では、いざ
展示会場内に入りたいと思います。

展示室内の写真撮影OK、という事だったので
もちろん撮りました。

が、
長くなってしまったので今回はここまで。

次回、【火の鳥展】の展示作品を紹介したいと思います。
お疲れ様でした!

《ひのとり》に乗って【火の鳥展】を見てきた!

2024-06-13 | 建物巡り
兵庫県宝塚市にある『手塚治虫記念館』
現在、開館30周年をお祝いして

【 火の鳥展 】を開催しているとのことで
この機会に行って来ました。

手塚治虫記念館での【火の鳥】の展示は
実に、20年ぶりになるのだそうです。

これは見ておかなくては…!

で、
名古屋から宝塚市までの移動です。
新幹線が早くて便利なのですが…

せっかくなので
《 ひのとり 》に乗って行こう!

もちろん、本物の火の鳥ではなく…

こちらです ↓
近鉄特急ひのとり広告ポスター

近鉄名古屋駅から大阪難波を結ぶ特急電車で
毎時00分に発車します。

《 ひのとり 》に乗って
【 火の鳥展 】を見に行こう!っていうわけです。


近鉄電車のホーム内には
《 ひのとり 》って
電車好きさんにはかなりの人気のようで…

まさか!の、
ひのとりプリントシール機 ↓

確かに記念になりますよね。

しかも、この場所限定らしいです ↓

私は撮りませんでしたが
ひのとり好きさんは是非!

さらに、近鉄電車の車両が並んだ広告ポスター ↓

スター選手並の扱いですよね(笑)

乗車時間までまだ時間があったので
ホーム内をウロウロして

気になったのがこちら、
駅弁です。

(ひのとり弁当) ↓


(しまかぜ弁当) ↓


駅弁にも登場です。
さらに、
この販売店での駅弁売り上げランキングまでありました。

お弁当人気1位 しまかぜ弁当 ↓


2位 ひのとり弁当 ↓


3位 天むす ↓

駅弁の人気は
しまかぜが上でした。

ちなみに《しまかぜ》は、
大阪難波、京都、名古屋の各駅から

三重県伊勢志摩の賢島(かしこじま)までを
結ぶ観光特急なのだそうです。

そうこうしているうちに
ホーム内にひのとりが入って来ました ↓


このロゴマークも良いですね ↓

特急ひのとりですが、
手塚先生の『火の鳥』とは関連はないそうです。

それでは車内に入りたいと思います。


ひのとり車内にある自販機 ↓

軽食や鉄道グッズが販売されています。

ひのとり鉄道グッズ ↓


コーヒーメーカーも ↓


紙コップはひのとりのロゴマーク入り ↓


挽きたてコーヒーを購入 ↓


そして座席です。
今回
プレミアム車両の座席を予約しました ↓

特急ひのとりは
くつろぎの空間が特徴なのだそうです。

座り心地も良く、さあ、くつろぐか…と思った矢先、

通路を挟んで座った隣のカップルが
まぁビックリするほどしゃべる、しゃべる、しゃべる…

嫌な予感がします…

初めは、まぁ仕方ないよなぁ…と寛大な気持ちで
いたのですが

静まる気配がありません…。

気持ちを切り替えようと
車内からの風景を撮影してみました。

木曽川を渡っていることころです ↓


隣のカップルはしゃべり続けています。
どこからそんなに話題が出てくるのか…

イヤホンをして音楽を聴き、気を紛らせていたのですが
大音量で聴くのは耳に良くないとボリュームを下げると

しゃべり声がイヤホン越しに聞こえてきて
まだしゃべっているのか…と。

車内での会話禁止でもないわけだから
注意するわけにもいかず、
かと言って特別車両の料金を支払っているだけに
納得できない自分もいて…

悶々とした時間が過ぎていきます。

乗車前のウキウキ感も半減どころか急降下です。
指定席にしているばっかりに移動できないし…

“会話席”と“くつろぎぐっすり睡眠席”っていうのを
創ってもらえないだろうか…なんて考えたり

さらに悶々とした時間が過ぎていき…

で、結局、
くつろぎ睡眠する時間のないまま到着しました…

大阪難波駅へ到着前にメロディと照明の演出 ↓


噓だろ、って思うかもしれませんが
名古屋から大阪難波までの2時間8分の乗車時間内を

隣のカップルはずっとしゃべり続けていたのです…


こんな事ならプレミアム車両に乗らなきゃ良かった…

今回、
くつろぎ空間は絶対に確保されるものではないって事を
学びました。

悲しい出だしになってしまいましたが
ここでめげている場合ではありません。

大阪難波から宝塚までの移動が待っています。

大阪難波から歩いて、大阪メトロの御堂筋線へ向かいます。
なんば駅から梅田まで乗車し、

梅田で下車してから歩いて大阪駅へと移動。

大阪駅から
JR福知山線に乗って宝塚駅で下車しました。

宝塚駅に到着です ↓

これは阪急宝塚駅の階段です。

宝塚に来た!って感じがします。

長くなってしまったので
次回、【火の鳥展】に続きます。
お疲れ様でした!

皮膚科受診と25回目のシャンプー

2024-06-11 | 保護犬ハッチ
予約していたハッチの皮膚科受診に行ってきました。

皮膚科専門の先生に診てもらっていますが
先生曰く、

(ハッチの皮膚が)
「9割方良い状態になっていますね」と!

ハッチ、皮膚科受診の卒業も近いようです。

が、
先生の話、続きがありました。

「これから来る暑い夏を乗り越えられれば……」と。

なるほど…
ここを乗り越えられるか?が、重要のようです。

いや、もう
絶対に諦めるわけにはいきません。
ここまで頑張ってきたから、ここは意地でも乗り越えたいところです。

ハッチ、一緒に頑張ろう!

で、
翌日、25回目のシャンプーをしました。

前回も冬毛がたんまり抜けましたが
今回もまだまだあるよ、とばかりに冬毛がたんまり!

シャンプー後に散歩もして
帰ってくるとハッチはお疲れ…↓


シャンプー頑張ったハッチ
えらかったね!


そういうわけで
これからやってくる暑い暑い夏を

ハッチと一緒に乗り越えるぞ!

【 ホタルまつり 】@なばなの里

2024-06-05 | なばなの里
三重県長島にある
『なばなの里』

先日までイルミネーションで賑わっていましたが
実は、ホタルも凄いらしい!

ということで
体調も良くなってきたので
この機会に…、と

夫と一緒に初めて観に行ってきました。

着いたのは19時過ぎです。
入るとすぐにホタル発生場所の案内板が ↓

里内を流れる小川の周辺でホタルを見ることが
出来るようです。

案内板の左下を見ると
昨日のホタルは900匹、と!

この里内にはゲンジボタルもヘイケボタルも
両方が生息しているそうですが

それにしても900匹ってすごい数ですよね。
これは期待が膨らみます。

もう一つ案内板がありました ↓

ホタル鑑賞に明かりは厳禁。

ここには書いてありませんが
カメラのフラッシュも禁止です。

それではホタル観賞の出来る小川の場所まで
少し歩きます。

待っていると陽が沈んでいき
辺りがどんどん暗くなっていきました。

そして…
ホタルの光が見えました!↓


フラッシュ禁止なので
上手く撮れませんでしたが…

点滅しながら飛び交うホタルの
光景は美しい!

とっても幻想的です。
写真では上手く映らなかったのですが…

実際はものすごく綺麗なのです!

イルミネーションの時は外国人観光客が8割~9割
ぐらいだったのに対して

ホタル観賞は日本人が9割以上でした。

よく分かりませんが
日本人のDNAに
“ホタルを見たくなる ”と
刻まれているのでしょうか…?

ホタルが点滅しながら飛び交う姿を
みんな静かにじーっと見つめます。

と、

一匹のホタルが小川から離れてこちらに
フワフワっと飛んできたのです。

無意識に、私が手を伸ばして指を出すと…

なんと!

ホタルが私の指にとまったのです!!
(本当に、本当なんです)

もう、びっくりです…!!!

私も驚きましたが、夫をはじめ周りにいた
お客さんたちも
「凄い!ミラクル!」と驚き、

で、そのまま私の指にとまり続けるホタルを見て

「写真撮らせて下さい!」と
私の指にとまったまま光を点滅し続ける
ホタルの写真撮影会に…

私、いつの間にか《 蟲(むし)使い 》になったようです。

実写版『風の谷のナウシカ 中年編』に出演できそうです。

周りの人たちが私の指にとまったホタルを撮っている間、
私は1人でずっと考えました。

何故、ホタルが私の指にとまったのか…?


① 【名和昆虫博物館】に行ったから

② 文鳥【ぶんちゃん】がとまった指だから

③ 【チラーヂンS錠】を服用し始めたから

この3つが頭に浮かびました。

この中のどれかだろうか…?と考えている最中に
ホタルは飛んで、小川へと戻っていきました。

周りの人たちから次々と
「凄かったですね~!」
「きっと、とまった指の居心地が良かったんですよ」
「初めてホタルを間近で見ることができました」等々…

ホタルが指にとまっただけでしたが
周りから喜ばれてしまいました。

夫も
「写真を撮っておいたから!」

と嬉しそうに言うので
楽しみにしていたのです。

が、


家に帰って写真を見ると…↓

えぇっ…?!
私の指、全然写ってないし…

「ミラクル!」って言われたのに…

しかも、これ、ホタルって分かってもらえるか…?
なんだかウナギイヌの顔のように見えるし…

不満続々です。

そんな私の大いなる不満をよそに
夫が言った一言。

「ティップがホタルになって来てくれたね」

……

そうだったのか……

ティップ、
ありがとうね。


ホタルの見頃は6月下旬頃までだそうです。

ハッチ、混合ワクチン接種

2024-06-04 | 保護犬ハッチ
少し前のことになりますが

ハッチ、混合ワクチン接種を受けてきました。

接種前に散歩 ↓

凛々しい顔で歩くハッチ

車で病院へ向かう途中に回り道をして
麦畑の周りを歩いてきました ↓


そして
いよいよ混合ワクチン接種です。

車内でハッチに説明をします。

ハッチよ
散歩は楽しかったかい?

↑ ぼく、たくさん歩いて楽しかったよ!のハッチ

ハッチよ、
大事なお知らせです。

↑ 何ですか?の、ハッチ

これから注射をしてもらうんだけど
すぐ終わるから我慢するんだよ。

↑ えぇ~やだなぁ~、のハッチ

ハッチよ、
これからも元気に散歩したいなら
ここを乗り越えるんだよ。
すぐに終わるからね。

↑分かった。 ぼく、がまんするぞ!の、ハッチ

こうしてハッチは病院でワクチン接種を無事に
終え、

さらに、心臓の検査でお世話になった先生に
診察もしてもらいました。

ハッチの心臓の音を確認してもらいましたが
以前に比べると良くなっていますね、
とのことでした。

本当に良かった!!

診察中も注射の時も大人しくお利口にしていたハッチ。
先生からも看護スタッフさんからも

「ハッチ、えらいね~!お利口さんだったね~!」と
褒めてもらったハッチ。

ハッチは注射、頑張りました!

チラーヂンS錠の効果

2024-06-03 | 雑記
ハッチではなく私のことです。

少し前に
“甲状腺機能低下症 ”とお医者さんから診断され

《チラーヂンS錠25μg》という甲状腺ホルモン薬を
服用することになったのですが

薬を飲み始めて、初めて気付きました。

「私、疲労感半端なかったんだ…」

ようやく自覚症状ハッキリです。
いや、もう自覚するの遅すぎです…

担当のお医者さんが驚き困惑された理由も
今となっては理解できます。


“ 自分の体のことは、自分が一番よく分かっている ”
なんて言いますが
これも信じない方がいいんだってことも分かりました。

『検査結果を信じるべし』

そう悟った2024年初夏。

それでもハッチの散歩は毎日欠かさず行っているので
ここは気力でカバーです。