先日、『ポーツマスの旗』吉村 昭(よしむら あきら)新潮社
を読了しました。
歴史の授業で “ポーツマス条約” という単語は
覚えたけれど
こんなに緊迫した外交交渉だったとは……
「ネズミ行使」と揶揄(やゆ)された
小村寿太郎(こむらじゅたろう)が
ロシアとの外交の駆け引きにあたり
冷静に対応していく様子が丁寧に描かれています。
条約締結の内容は
“ 戦争を回避する ”、という最大の目的を果たしたものの
ロシア側から賠償金の支払いを得ることは
出来ず、
日本国内から不満がつのり暴動につながり
この暴動が「昭和の戦争」へと突き進んでいく…という、
本当に皮肉なものです。
歴史の舞台裏というのは
教科書だけでは学べないものですね。
とても読み応えのある一冊でした。
そして、この“ポーツマス条約”締結時に使用された机、
これが明治村で展示されているのです ↓
帝国ホテル・ライト館の2階に展示されています。
本物しか展示しない、という
明治村にぴったりな展示物ですね。
明治38年(1905年)にポーツマス条約は締結されました。
『ポーツマスの旗』を読んでから
ポーツマスの机を見ると
感慨深いものがあります…
明治村「帝国ホテル・ライト館 」外観 ↓
を読了しました。
歴史の授業で “ポーツマス条約” という単語は
覚えたけれど
こんなに緊迫した外交交渉だったとは……
「ネズミ行使」と揶揄(やゆ)された
小村寿太郎(こむらじゅたろう)が
ロシアとの外交の駆け引きにあたり
冷静に対応していく様子が丁寧に描かれています。
条約締結の内容は
“ 戦争を回避する ”、という最大の目的を果たしたものの
ロシア側から賠償金の支払いを得ることは
出来ず、
日本国内から不満がつのり暴動につながり
この暴動が「昭和の戦争」へと突き進んでいく…という、
本当に皮肉なものです。
歴史の舞台裏というのは
教科書だけでは学べないものですね。
とても読み応えのある一冊でした。
そして、この“ポーツマス条約”締結時に使用された机、
これが明治村で展示されているのです ↓
帝国ホテル・ライト館の2階に展示されています。
本物しか展示しない、という
明治村にぴったりな展示物ですね。
明治38年(1905年)にポーツマス条約は締結されました。
『ポーツマスの旗』を読んでから
ポーツマスの机を見ると
感慨深いものがあります…
明治村「帝国ホテル・ライト館 」外観 ↓