前回の釣行で、本命のニジマスは釣れなかったものの
初めてヘラブナを釣った。(偶然なんだけど…しかも尾ビレにスレがかり)
でも、これを機会に「ヘラブナについて知っておこう!」
「自分が釣った魚について詳しく知りたい!」と思い
本日、研究のために図書館へ行ってきた。
(ちょっとおおげさか?)
まず、魚の図鑑でヘラブナを探す。
で、調べていくと琵琶湖にいた『ゲンゴロウブナ』を品種改良したということで
ゲンゴロウブナについて調べていった。
特徴は他のフナに比べて頭が小さく、
肩から背にかけて盛り上がったようになっている。
小型のものはギンブナと区別しにくいが
エラにある鰓耙(さいは)の数が100以上と多いので
容易に区別できる。
飼育用に改良されたものが『カワチブナ』(大阪の河内で作られた)
そのカワチブナに改良を重ねて
養殖用にしたものが現在の『ヘラブナ』となり、
ゲンゴロウブナの特徴を見事に継承している。
『ゲンゴロウブナ』の和名由来はいろいろあり…
①近江の錦織源五郎という人物が、主家安土城主にこの魚を献上したところから
②大津に源五郎という魚屋がいて、この魚だけを売ったから
③滋賀県犬上群の権五郎という人がフナを大漁し、富をなしたところから
「権五郎」を誤って呼んだもの
④夏の頃に多く産するため「夏頃鮒」(げごろぶな)と呼ばれたのが
後に誤って源五郎鮒となった
⑤ゲンゴロウは「玄黒」で、キンブナ・ギンブナに対して「黒ブナ」の意
ほかにも…
漁師の源五郎が一目惚れしたお姫さまに恋文を仕込んだ鮒を献上し、
その恋が成就したといういわれもある。
なんだかいろいろあって面白い(^_^)
これだけ諸説あるということは、いかに昔から親しまれた魚なのか、
ということが分かる。
そして、注目すべきはヘラブナの釣り。
『キャッチアンドリリース』が早くからされていた釣りだということ。
なんだか調べていくうちに、ヘラブナに愛着を感じるようになってきた(^_^)/
《参考文献》
「図説 魚と貝の大辞典」望月 賢二監修
「淡水魚」ヤマケイポケットガイド⑰ 山と渓谷社
「釣り魚カラー図鑑」西東社
「アマゴに片思い」(ヘラブナ釣りの2流儀「技」か「我流」か) 西山 徹
最後に【大助】(おおすけ)について―ネットで調べたところ…
関西では大型の魚を大助と呼ぶようで、
ヘラブナ管理釣り場では【大助賞】というのがあるそうです(^_^)
初めてヘラブナを釣った。(偶然なんだけど…しかも尾ビレにスレがかり)
でも、これを機会に「ヘラブナについて知っておこう!」
「自分が釣った魚について詳しく知りたい!」と思い
本日、研究のために図書館へ行ってきた。
(ちょっとおおげさか?)
まず、魚の図鑑でヘラブナを探す。
で、調べていくと琵琶湖にいた『ゲンゴロウブナ』を品種改良したということで
ゲンゴロウブナについて調べていった。
特徴は他のフナに比べて頭が小さく、
肩から背にかけて盛り上がったようになっている。
小型のものはギンブナと区別しにくいが
エラにある鰓耙(さいは)の数が100以上と多いので
容易に区別できる。
飼育用に改良されたものが『カワチブナ』(大阪の河内で作られた)
そのカワチブナに改良を重ねて
養殖用にしたものが現在の『ヘラブナ』となり、
ゲンゴロウブナの特徴を見事に継承している。
『ゲンゴロウブナ』の和名由来はいろいろあり…
①近江の錦織源五郎という人物が、主家安土城主にこの魚を献上したところから
②大津に源五郎という魚屋がいて、この魚だけを売ったから
③滋賀県犬上群の権五郎という人がフナを大漁し、富をなしたところから
「権五郎」を誤って呼んだもの
④夏の頃に多く産するため「夏頃鮒」(げごろぶな)と呼ばれたのが
後に誤って源五郎鮒となった
⑤ゲンゴロウは「玄黒」で、キンブナ・ギンブナに対して「黒ブナ」の意
ほかにも…
漁師の源五郎が一目惚れしたお姫さまに恋文を仕込んだ鮒を献上し、
その恋が成就したといういわれもある。
なんだかいろいろあって面白い(^_^)
これだけ諸説あるということは、いかに昔から親しまれた魚なのか、
ということが分かる。
そして、注目すべきはヘラブナの釣り。
『キャッチアンドリリース』が早くからされていた釣りだということ。
なんだか調べていくうちに、ヘラブナに愛着を感じるようになってきた(^_^)/
《参考文献》
「図説 魚と貝の大辞典」望月 賢二監修
「淡水魚」ヤマケイポケットガイド⑰ 山と渓谷社
「釣り魚カラー図鑑」西東社
「アマゴに片思い」(ヘラブナ釣りの2流儀「技」か「我流」か) 西山 徹
最後に【大助】(おおすけ)について―ネットで調べたところ…
関西では大型の魚を大助と呼ぶようで、
ヘラブナ管理釣り場では【大助賞】というのがあるそうです(^_^)