【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

フィラリア精密検査(日帰り入院)

2018-03-14 | 保護犬ハッチ
一昨日のフィラリア検査で、【 陽性 】だったハッチ。
急遽予約して、昨日、精密検査を受けてきた。
(すでに予約で埋まっていたところ、無理して入れてもらった)

「日帰り入院」というかたちで、朝9時~夕方まで
動物病院であずかってもらって、検査をしてもらった。

レントゲンやエコーなどの診察があるため
前日の夜10時から、ごはんを食べてはいけない、
水も飲んではいけないということで
ハッチは、朝、辛い思いをした…
……
病院に到着すると、まず、検査入院にあたって“承諾書”に
記入をし、ハッチの検査への説明を受けた。

ハッチが日帰りとはいえ、入院している間の時間は
私たちが落ち着かず、師匠と一緒に
「ハッチは大丈夫だろうか…」
「ハッチは、お利口に診察できているだろうか…」
「フィラリアの状態は軽度で済むだろうか…」
何度も、何度も、その話しばかり。

そして、夕方のお迎えの時間。
予定時間より少し早く到着。
先生から「はっちゃんは、お利口にしていましたよ」と言われ
少しホッとした。
そして、早速、ハッチのフィラリアの状態の説明を受けた。

フィラリアの精密検査の結果は、
「 軽度 」ということだった。
心臓の形は綺麗で、影響は受けていない。
しかし、血液が流れる血管の先端部分が、
普通は細くなる部分が太くなっていたりと
フィラリアの影響が出ていた。

親虫(成虫)が数匹いると思われ、子虫を殲滅していかなければ
ならないということだった。

「軽度」とはいえ、フィラリアの駆除は治療していくうえで難しく、
命にかかわるので、
今後の治療として、まずは「日帰り入院」をして、
薬がきちんと合うのか、症状が出ないか、などを病院で確認し、
大丈夫だろうと判断されれば、以後、自宅で薬を服用していく。
そうやっていきましょうと、先生から説明を受けた。

そして、検査を終えたハッチと対面。
麻酔が完全に切れていないためか、少しボーっとした表情のハッチ。
喜んで飛びついてくることもなく、
ちょっと拍子抜け…

でも、とにかく、フィラリアの状態が分かって、
今後の治療方針が決まって、
何より、ハッチの検査入院が無事に終わったことで
少し落ち着いた。
ハッチは緊張と疲れから、爆睡…

僕、がんばったから疲れたんだよ…の、ハッチ

ハッチ、よく頑張ったね!
これから治療をして、フィラリア陰転させようね!!!

フィラリア検査、【陽性】だった…

2018-03-14 | 保護犬ハッチ
一昨日、ハッチのフィラリア予防開始のため
ハッチを車に乗せて、動物病院へ行ってきた。

予防開始前に、フィラリア検査を受けた。
(血液検査・ノット法フィラリア検査・糸状虫抗原検査)

検査の結果、フィラリア【 陽性 】だった……

先生から結果を聞いた時、
相当なショックを受け、そんな事ではだめなんだろうけれど
ショックで動揺してしまった…

ハッチが保護された時点では、「陰性」だった。
それが、8月18日の検査。
検査結果も、ハッチ譲渡の際に渡してもらった。

じゃあ、なぜ、【 陽性 】になってしまったのか…
なんで?なんで?なんで?…そればかりが、私の頭の中でぐるぐると。

動揺した私を見かねてか、動物病院の先生が
状況と今後について紙に書きながら、説明をしてくれた。

1、フィラリアの全体像を把握するため、精密検査が必要
  (レントゲン・エコー等)
2、精密検査の結果から、「軽度・中度・重度」を判定
  (その状況に応じて、治療方針が変わる)
3、なぜ陰性から陽性になってしまったのか…について
  ①9月~11月末の3ヶ月間に蚊に刺され感染
   (毎月の予防薬をしていれば防げた)
  ②フィラリア検査に不備があった
 ※おそらく、予防薬がきちんとされていなかったのではないか…
  というのが、先生の見解だった。

……
ティップの時もそうだった。
ティップもフィラリア【陽性】だった。
駆除するにあたり、血管につまって死亡する可能性もあるような状態だった。

それでも、毎月の薬とティップの頑張りによって
(2009年5月~2011年10月、フィラリア駆除に要した期間)
陽性から陰転へと、フィラリアの駆除に成功した。

でも、フィラリアの恐ろしいのは
駆除して、それで終わらないこと。

ティップの心臓の右側は肥大したまま、変形した状態は元には戻らなかった。
そして、その心臓肥大が原因で、別の臓器も悪化した。
辛い思いをするのは、犬だ。

でも、ここで嘆いて悲しんでも、状況は変わらない。
現実を受け止めて、行動するしか方法はない。
そう、治療だ。

ティップも頑張った。ハッチも頑張ろう!

僕は、負けないぞ!の、ハッチ
ハッチと共に、フィラリア駆除に向けて治療していきます。