予算を伴う条例、規則等についての制限に関して、改めて確認します。
▼地方自治法 第222条
(予算を伴う条例、規則等についての制限)
普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件があらたに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない。
2 普通地方公共団体の長、委員会若しくは委員又はこれらの管理に属する機関は、その権限に属する事務に関する規則その他の規程の制定又は改正があらたに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられることとなるまでの間は、これを制定し、又は改正してはならない。
【要旨】
本条は、健全な財政運営を確保するため予算上の負担を伴うような条例、規則等の制定又は改正に関する規制について規定したものである。