11月12日のお出かけ記録です。
11月3日、5日と中身の濃い遠征をしたので週末はお休みしようかと考えていたところにJJJさんこと島崎さんよりお誘いのメッセージ。
先月雨で流れた吾北エリアの滝へのお誘いだったのですぐに参加の返事。
メッセージでは一ノ谷が色づいているとのことだったので、寒風山経由のルートをとるつもりだったが、出発直後から眠気に襲われた為、大豊ルートに変更して途中仮眠。立川SA周辺では結構色づいていた。
待ち合わせの道の駅・633美の里にはほぼ10時に到着。
ほどなく到着した島崎さんとともに194号を南下し、十田川沿いの道に入る。ほどなく、ヘアピンカーブの向こうに見事な滝が遠望できた。
望遠で撮影していると、通りがかりの地元の方が話しかけてきた。松山から毎年この滝を見に来る方がいるそうで、滝が見やすいように手前の樹を伐採してくれたとのこと。
この方の情報によれば、すぐわきに隠れた滝があり、また少し上流には「姥が渕」「孫が渕」と呼ばれる渕があるという。「にこ渕」級の渕だと聞いてさっそく行ってみることに。
踏み跡もほとんどない林の中を歩いていくとそれらしい渕は見えてきたが、下りられそうにない。別のルートを探してみることにしてひとまず撤退。教えてくれた滝の方へ向かう。
林を抜けて流れまで下りてくると、目の前に立派な滝。これほどの滝が隠れていたとは!。やはり地元の方の情報はありがたい。
少し上流に進むと遠望していた滝が見えてくる。
こちらの滝は「ヒトツウチの滝」と呼ばれているらしいが、先の滝には名前がない。地名から「ヤスコの滝」とまとめて呼ばれることもあるらしい。
ヒトツウチの滝の上流側から正面へ。遠望した時とは全く印象が変わってくる。
車道に戻り、「姥が渕」へのルートを検討するが、上流側からは急な傾斜を下りることになり難しそうなので今回はパスすることに。
奥に進んで十田の滝をめざす。島崎さんにしても15年以上前に訪れたことがあるだけの滝なので、ルートがはっきりしない。ここでも地元の方に情報をもらって出発。
傾斜の緩いなだらかな道だが、倒木や枯れ枝が道を覆っている。途中にあった橋は、木の部分が完全に落ちてしまっていた。訪れる人はほとんどいないのだろう。取水ホースを頼りに上流に進む。途中、渡るべき橋が朽ち落ちていたため冷たい流れを歩き、更には藪にふさがれた道を、茨をかき分けながら進む。もうそろそろだという島崎さんの記憶が頼りだが、道は登りとなり、流れははるか下に。やっとそれらしい水音を頼りに急な斜面を下りて行き、岩の影を回り込んだところで、目の前に素晴らしい滝が現れた。
これが十田の滝を呼ばれる滝だが、地元の人の間では「樽」とも呼ばれているようだ。
今回は通常の24-70mmと70-200mmの他に12-24mmを持ってきていたのだが、久しぶりに活躍してくれた。
ルートを考えればまさしく秘境滝。この夏は島崎さんのおかげで多くの秘境滝を巡ったが、この滝はその中でも秘境度最高である。
苦労した分、滝に巡り合った喜びは大きい。
一度通った道なので帰路は割とスムーズだった。情報をくれた地元の方にお礼を言って撤収。
秘境滝の情報は地元の人に聞かなくてはならない! そう実感した、秘境滝訪問であった。
アチコチ秘境を訪ねて良い所に行けていいですね。
今は近くの海岸でダルマ夕日を追っかけてます。
きょうもなりそうです。
昨年は久礼で”まっすー”さんにお会いし驚きました。三脚をを隣に据えた所に声をかけられビックリでした。今年も行けたらいいなぁと思っています。
この夏から秋は高知の秘境滝を堪能しました。
だるま夕日は機会がなくてトライできず残念です。朝日の方で頑張りたいと思っています。
しばらくご一緒できてませんね。この冬は是非高瀑再訪をおいわさんにお願いしてみます。