2月19日 この冬二度目の高瀑氷瀑行きである。
前日は、高松でも積雪があり、高速通行止め情報もあったので、出発時間を早める旨、まっすーさんに連絡する。今回もおなじみのメンバーだが、なかちゃんが急きょ不参加になってしまった。
朝5時半出発、6時前に高速バス停でまっすーさんと合流。しばらく走ると吹雪となり、雪が積もった真っ白な道は、どこがラインかわからない。冬用タイヤのおかげで快調に走っていると、おいわさんから連絡。あちらも雪で真白だが、よく晴れており、星がきれいなので今日は期待できそうとの事。
三島川之江から通行止めなので国道に下りる。心配された道の凍結は殆どなかったが、周辺は一面雪景色。まっすーさんが、「昨夜のおいわさんHPの掲示板に、広島のはじめさんという方が、今日高瀑訪問する旨の書き込みがあった」というので、また現地メンバーが増えるかもしれない。また、参加予定のtakahama奥さんの車では高瀑林道はきびしいというような話をしていると、再びおいわさんから連絡。事情があって林道を走れないので、加茂川沿いのコンビニから乗せてほしいとのことだったので、了解する。
7時半、合流地点のコンビニに到着。ほどなく、おいわさんとtakahama奥さんが同時に到着。すぐに私の車に荷物を積み替えて、出発。
諏訪神社に到着したのは8時10分過ぎ。予定時間を過ぎていたので、先に来ていたKENさんが心配していた。そして一緒にいたのが、はじめさん。これで今日のメンバーがそろった。
KENさんがの荷物を私の車に積み替え、こちらは5人。はじめさんは自分の車でついてくることに。先に林道に入った車が1台あるようで、その轍を追って走り始める。
今日は国道をそれてすぐくらいから雪景色だったが、林道に入ると完全な雪道に。そして先行していた車が、チェーン装着の為停まっているのと追い越すと、後は真っ白な道を走る。
時折見える動物の足跡以外はないもない、真っ白な絨毯みたいである。10cm以上積もった新雪の為、時折ハンドルが取られる感があるが、やはり冬用タイヤは安心である。
9時4分登山口到着。この付近の積雪は15cm程度。登山靴に履き替えたり、スパッツを付けたりしていると、出発時間は9時23分。
高瀑氷瀑は3度目だが、いままで滝前に着くまでアイゼンは必要なかったので、今回も着けずに出発。しかし、積もった新雪は思った以上に滑りやすく、最初の渡渉地点で滑り止めを装着。そして10分後には簡易アイゼンに付け替えた。そのため、先行したおいわさんにはずいぶん遅れてしまったが、はじめさんと楽しく会話しながら、追いかけた。
今回、使いたい装備があるため、いつもより大容量のザックを使用している。デジイチ2台とレンズ3本。予備の防寒着や、アイゼン関係をもおさめると、結構重い。買ったのはずいぶん前だが、使うのは今回初めての為、いま一つバランスが良くない。それもあって、雪道を行くのは苦労する。簡易アイゼンでは掴んだ雪ごと滑り落ちるため、いつも以上に足に負担がかかる。
先行していたおいわさんたちが、いつものようにのぞきの滝で小休止。この小休止は後続を待つためでもある。
ちらりとのぞき見た「のぞきの滝」は氷結の為薄緑色に見えて、とても綺麗だったが、遅れてきた私の為に、時間を取ってもらうことはできないので、、手抜きになってしまった。
10時29分丸渕到着。
何度も来た場所で新鮮味が薄れているが、この時期、この時間だけの楽しみがある。
下右の写真。「御来光の丸渕」と勝手に名付けたシーン。2年前に偶然撮れたシーンだったが、今回も期待していた。かすかではあるが、陽が射し込み、とても印象的である。
ここで林道途中で追い抜いた方が追いついてきた。お名前をS氏としておこう。知る人ぞ知る山の達人である。少し話をした後、S氏は、スイスイと急斜面を登っていく。さすが達人である。
10時56分、丸渕を後にする。最初の急斜面はやはり滑りやすく、手がかりになるロープを掴むまでが一苦労だった。西の冠岳が見えるポイントを通り過ぎ、ついには高瀑が遠望できるポイントへ。見事な氷結ぶりである。
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