8月19日 高瀑行のつづきです。
高瀑を後にして、急な斜面を下ったところにある、無名滝でしばしの撮影タイム。今回私はここでは撮影なし。この間に、後から来た大学生風のグループに追い抜かれた。我々のグループは、最初に来て最後に帰るグループになった。
次の休憩地は丸渕。往路ではあまり撮影しなかったが、このままでは勿体ないので、三脚を持ち出し、沢を渡って対岸からや、少し引いた位置での撮影を行う。高瀑と違って、冬期以外は変化に乏しい滝なので、飽きてしまった感があるが、撮りつづけていえば、撮り方の変化や技術の上達が分かるかも。
つぎはのぞきの滝。滝前へと降りる4人とは別に、まっすーさんは道を戻って行く。のぞきの滝を上からゆっくり撮影するつもりだろう。
下の写真は、のぞきの滝を正面から撮影したもの。今回は低い視点から狙ってみた。
のぞきの滝を後にして、登山道を下る。往路ではどこからルートが変わったか気付かなかったが、帰路では確認できた。分岐では手すりを設置したように見せて、旧ルートへ入れないようになっていた。旧道を藪で覆い、崩したようにも見えた。知らなければ道があったことすら分からないだろう。事故現場で黙祷しようと皆で言っていたのだが、これではできない。
更に下り、遭難者の御主人とあった場所、事故を知った場所に着いたところで黙祷。形ばかりではあるが、これは自らに対する戒めもである。
登山口に戻ったのは16時半頃。Takahama夫妻が行ったことがないというので、ご来迎の滝、裏屋の滝に寄ることになったが、これは道の真ん中に車を停めて、ちょっとのぞいてくるだけの
お手軽滝である。
右の写真は裏屋の滝。別名廃屋の滝。
手前にあった廃屋は、以前に見たときは家の形をしていたが、台風の被害だろうか完全に崩壊していた。
諏訪神社まで戻ったのは17時24分 ここで解散である。無事戻ってこられた喜びと、またの機会を願って、皆自分の車に戻って行く。
高速丸亀バス停でまっすーさんと別れ、帰宅したのは19時16分。
走行距離271km 11,350歩。
登山口ー丸渕間が約5、000歩だったので、やはり急斜面を登っている際には歩数計は正確ではないようだ。
2月に続き、つい数日前にも高瀑渓谷で遭難事故があった。それ以前には事故死の記録がなかったらしいので、この半年間に2件続いたのは大変な事態といえるだろう。そんな中、無事帰った来られたことを、仲間と、山の神に感謝したい。
<< おまけ >>
夏の高瀑の目的の一つがこの黄色い花。この為に今日はマクロレンズを持っていったのである。盛りを過ぎてはいるが、他の場所ではめったに見ることのできない花である。剣山では鹿によって被害を受けているというが、高瀑の厳しい自然が、この花を守ってくれる。
今回も連れて行っていただいてありがとうございます。
今年はあまり滝へは行けてなかったので、よい滝行となりました。
丸渕や無名滝は何度も通ってるといつもと同じ写真になってしまいますね。
私もどうしても前回と同じ構図で撮ろうとしてします。
限られた時間で工夫するのも難しいですけど、いろいろ試してみたいですね。
丸渕や無名滝に関しては、同じような感想を持たれたようですね。
変化の少ない風景だからこそ、視点や設定を工夫して、
技術の向上につなげたいと、今回思いました。
冬の滝も面白いですが、涼を求めての滝巡りも気分がうきうきしますね
香川の滝は今はどこも幽霊滝みたいです
雨が降ることを願っています。笑
自然と向き合う時はいつも
畏敬の念をいだいておきたいです。
香川県では雨が降りませんが、ごくせまいエリアで集中豪雨があったりしているようですね。高瀑も思ったより水量が多かったです。
里山といってもやはり山は危険です。お互い注意して楽しい山歩きを続けたいですね。