この時期になると、高瀑を訪れたくなる。冬の氷瀑もいいが、夏の高瀑もやはり魅力である。
高瀑を訪れるのは二月の事故遭遇以来。いつものようにおいわさんに日程を決めてもらって、いつもの時間、いつもの場所に集合することに。
これまたいつものように、高速バス停でまっすーさんと合流し、一路諏訪神社へ。回数を重ねるごとに時間が短縮されていくようで、今日も20分以上早く到着してしまう。
まもなく、Takahama夫妻が到着し、そしていつものように集合10分前においわさん到着。今日のメンバーはこの五人である。
皆装備を私の車に積みかえて出発。林道は整備されたのか、いつもより走りやすい(とはいえ、普通車では走りたくない道であることに、変わりない)。登山口に到着し、準備していると、高知ナンバーの車でご夫婦らしい二人連れが到着。軽く言葉を交わして出発する。登山口には、注意を呼びかける看板が新設されていた。二月の事故によるものだろう。
前日風邪気味だったせいか、歩き始めてすぐに息が上がってしまい、汗が噴き出すように流れ出す。そのせいで道のりがいつもより困難に感じていたのだが、実はルートが一部変更されており、事故のあった場所を迂回するする為にかなり登っていたのである。のぞきの滝、丸渕での休憩の後、高瀑に到着したのは10時半。
ここまで大量に汗をかくほど暑かったのに、滝前に到着すると寒い程。少し雨が降ってきたようだが、滝から飛沫をのせた冷たい風が吹いてくる。濡れたベストを脱いで、簡易雨具代わりに持ってきたウィンドブレーカーをはおる。隣でTakahama奥さんも「寒い寒い」といいながら合羽をはおっている。
今日の装備は、D300sにレンズ3本。最近の標準装備である。到着早々に少し青空がのぞいたので、急いでカメラを向ける。連射のようにシャッターを切ったが、水滴を被ってしまい失敗作を増やしてしまった。
下の写真は、今回狙っていたものの一つ。300mmでの滝口UP。青空をバックにできればよかったのだが。
今日は左岸側を少し登ってみる。既においわさんはかなり上までのぼっている。Takahama奥さんが何やら熱心に撮っているので、そこまで登っていく。近寄って行くと、「あれ、あれ、」というのでカメラを向けるとアサキマダラ。羽を開いた向きが良くなかったのが残念。
下を見ると、先の夫婦連れの他に10人くらいの団体が到着して食事中。こちらもそろそろ食事にしようと思って、下りていく。
その途中、いつものお気に入りポイントで、撮影。いつもは手持ちだが、今回は三脚を使用。
食事を終えた頃、先ほどの団体が下山していく。高知の御夫婦も既に下山したようだ。我々だけになって、撮影再開。今度は右岸壁を登る。雲が流れるので、少しでも陽が射せばいいと思って、飛沫が陽の光で逆光になるポイントに構えて、晴れ間を待つ。
陽は射すものの、青空バックにならないのが残念。しかし、今回は狙いを絞って枚数を撮ったせいか、結構お気に入りのものが撮れた。
大学生くらいのパーティーが到着。この高瀑でこれだけ多くの人に会うのは初めてである。
午後1時、いつものように記念写真を撮って、高瀑を後にする。今回の記念写真は見事なほどのピンボケ。セットして移動している内に、レンズには水滴が。これでは顔の判別がつかないが、記念写真だからご容赦を。
ザックにカメラをしまいこもうとすると青空が出て来た。しまいかけたカメラを再び空に向ける。
カメラ専用ザックなのが幸いして、一気に20枚ほど連射。しかしこれも慌てて水滴付きが大半であった。
今日は帰りにも見どころを残してある。次の撮影場所に向けて出発。
つづきます。
記念の写真ありがとうございます。
また運転お疲れ様でした。
おかげさまで楽しい滝行きになりました。
また、機会があればよろしくお願いします。
逆光の滝の飛沫きれいですね。
私も良いカメラが欲しいですが、重たいのと扱えるかなぁ~・・・
オートフォーカスだけのような・・・
残暑厳しいおりですのでお体気をつけてください。
おいわさんが高瀑に行く時はいつも運転手するつもりなので、またよろしくお願いします。
カメラを選ぶ際、大事なのは最初のレンズだとか。悩んでいる間も楽しいものです。Nikonユーザとしてアドバイスはできますので、いつでもどうぞ。