週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

春はあと一歩 早咲き桜めぐり

2012年04月02日 | 自然写真 季節の花

4月1日 大宝時・うば桜の続きです。

うば桜満開の大宝寺を後にしたのは9時30分、次の目的地は掌禅寺。今治市菊間町にあって、霧合の滝や、歌仙の滝の少し手前にある。ここにあるのは金龍桜。日当たりのよい山腹にあって、遠めにも見栄えがいい桜である。しかしこちらはまだ一~二分咲き程度か。ほんのりピンクに色づいているくらい。境内から住職さんの話が聞こえてくる。
 「4月1日では既に花が散ってしまっていないかと心配していましたが、咲くかどうかの心配をするとは思いませんでした・・・。」
 2年前に訪問したのは3月28日、満開を少し過ぎた頃だったはず。やはり今年は彼岸桜の開花が遅れている。

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 次に向かったのは、朝倉の無量寺。桜の追っかけなら誰もが知る(?)名桜であるが、こちらもまだ三分咲きくらいか。

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 次は満願寺のシグレザクラ。ここの真っ白なサクラは、このエリアで最もお気に入りかもしれない。こちらはまだつぼみ。いくつか開いた花がある程度。

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 真光寺のウバヒガン。繊細な感じのする白いサクラなのだが、こちらも咲き始め。このウバヒガンは満開時を見ていないので、やはり再訪かな。

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 實報寺の一樹桜。これも咲き始め。境内の桜(こちらはピンク色の彼岸桜か? これも未開花)の下で、花見をしている人達がいる。咲き始めの一樹桜は満開時の美しさが想像でき、来週天候がよければ再訪決定!

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 最後は古田の枝垂れ桜。紅葉で有名な西山興隆寺のすこし下にある。この桜も斜面にあるので、町並みをバックにいれた雰囲気はすばらしそうだ。

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 うば桜以外は咲き始めで、残念だったが、廻っているうちに是非とも満開時を見たいと思ってしまった。来週末だと、盛りを少し過ぎるかもしれないが、天候がよければ、もう一度訪れることにする。

 今日の走行距離389km 7,041歩。春まであと一歩、を感じられた遠征だった。

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最高のタイミング 大宝寺うば桜

2012年04月01日 | 自然写真 季節の花

 松山市・大宝寺のうば桜が開花したと聞いていたが、ここ数日で開花が進んだようで、昨日KAWAさんからうば桜満開情報をいただいた。これで松山遠征決定。
 6時半出発。いつものようにコンビニで朝食と昼食を調達して、高速に乗る。出発時の高松の天候は曇り。松山が晴れていることを願う。途中、雲間から朝日が見えてきたりして、少しづつ青空が広がってくる。
  
201204010924_221  大宝寺に着いたのは8時19分。4~5台しか置けない駐車場は一杯。ここを訪れるのは3年目だが、こんなことは初めてだ。
 少し下の空き地に車を停める。D300sに28-300mmを、D5000に17-70mmを付け、マクロレンズや予備バッテリーをウェストバッグに入れる。
 見上げると、見事な青空が広がっている。
既に数人のカメラマンが撮影中。中には、超望遠レンズに迷彩のカバーをかけ、野鳥狙いの方もいたが、昨年会った方のうちの一人かも知れない。

201204010825_040  お互い邪魔にならないように、場所を変えながら思い思いに撮影。私も周囲をぐるっと回ったり、桜の下に入ったり。狙っていた手水鉢に映るうば桜は、この時間では無理のようだ。
 マクロレンズにつけかえようとして、大失敗に気付く。ホワイトバランスが雲天になっている。
 プレビューでは特に異常を感じなかったが、PCに取り込んだら、色の違いがはっきりするだろう。もう一度、最初の場所から撮り直して周る。

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  少し離れた所から、前景や後景にいろいろ入れてみるが、今一つ決まらない。時間帯が変わればまた表情が変わるのだろう。
 青空がバックなので、逆光気味に花弁を透かした絵が決まる。ここでは17-70mmを開放にして撮ったものが多い。50mmマクロでの撮影が少ないのが、少し失敗かも。

201204010920_192  先に来ていた若いカメラマンは、桜の前景に人形を入れて撮影を工夫している。興味をひかれた人が、話しかけているところを通りかかると、ブログを書く際にはいいとか話をしている。ブログに個性を出すに面白い趣向だなと思った。

 

 野鳥狙いの方に聞いてみると、やはり今年は野鳥が少ないようだ。このうば桜も一昨日から狙っているとのことだが、今のところハズレとか。

201204010920_190  そう話していると、鐘の前にある浄財箱に小鳥が飛び込んだ。カメラをそちらに向け、箱から出てくるところを狙っている。三脚に据えられた超望遠レンズのカメラにレリース。小鳥が顔を出した途端に、機関銃のような連射の音。
 連射の中で、一枚でもまともなものがあればOKだとか。今の私では、手の届かない装備だ。
 桜にもぐりこんだ小鳥を探して、あちこち覗き込んでいると、見つけた。シジュウカラのようである。桜の木に付いたコケを咥えて、先ほどの浄財箱に飛び込んでいく。巣作りの材料にしているようだ。何度も樹と箱を往復し始めた。
 箱から出てくるときには、連射音ですぐわかる。苔のついた場所は限られるので、こちらはその場所に来るのを待って撮影。かなりの枚数を撮ったが、シャッタースピードが遅かったり、明るすぎたり暗すぎたりで、まともなものはすくない。野鳥の撮影は難しい。
 別の一羽が明るいところに出てきた。いいタイミングで撮れたと思う。

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 気がつくと、超望遠・野鳥組が三人に増えていた。昨年と同じメンバーかな。
 他にも次々と訪問客が。一時間くらいの滞在では、陽の差し込み具合にも変化はなく、表情も変わらない。とはいえ、今までで最高の条件でうば桜を見ることができたので、しっかり満足して、次の目的地へ。これだけで、今日の目的は果たせたも同然。

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