合法木材供給事業者研修

2015-02-18 | WOOD WORK
今年も行って来ました。
「合法木材供給事業者研修」

あえて、ひねくれて言いますが、
千葉県産材の供給事業者として合法木材認可を受けなければ
その木材の合法性をどうやっても証明できないという制度です。

世界的に違法伐採は大変な問題ですが、
どこまでそれが求められるかは別だと思います。

勿論、普段取り扱っている木材は
伐採許可を行政から頂いた、「合法性を証明できる木材」というくくりですが、

たとえば、山林所有者の農家さんが、自ら伐採した木材を
弊社に持ち込んだ場合、その木材は合法木材になるか?

という例にはめ込んでみると、
実際は、この制度でいう合法木材にはならないのです。

なぜか?
それはこの農家さんがこの制度の加盟社ではないからです。
ただそれだけです。

間違いなく違法な木材ではないのですが、
「加盟」とか「認可」とか「許可」とか「証明」とか・・
何かがないと合法性を証明できないのです。

おかしな話ですよね。千葉県は民有林が沢山ある県で、
すべての民有林が、伐採許可をもらって業者が伐採するとは限らないのにね。


しかも、この上のロゴマーク。
この団体の著作権の元、使用者は申請が必要との事。
しかも「マークの使用は当面無料」だと。
いつか金とるのかよ。

受講修了証にはこのロゴが入ってるし
その下にうちの名前が入っていて、
それを取得した弊社でさえそんな感じです。

勿論今回は申請してないので怒られるのかもしれませんけどね・・


まあ、面倒な書類が増えてばかりで、
受注量は変わらないのが現状なので、
もう少し諸経費までみてくれる様な制度を作ってくれないと
積極的にやる事業者は増えないかもしれませんね。

正直、私は簡単だと思うので、
チャチャッと作成できますが、高齢の材木屋さんは
書類作成は中々腰が上がらないのが現状でしょうかね・・

もっと簡単でメリットがある制度を期待したいとこですね。

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