実は、杉の『シブ』を抜いているところです。
綺麗な赤身なら申し分ないですが、その木が生えていた条件、土壌や、日当たりなどによって
黒くなってしまうことがあります。
塗っているのは『酢』に近いものです。
それこそ、十数年前は本当に酢を塗っていました。
これで本当にシブが抜けてきて、綺麗な赤身の目が出てきます。
昔ばなしですが、
『酢』と間違えて、『みりん』を塗ってしまった事があって、
匂いはきついし、
蟻は来るし、
勿論シブは抜けないしで、
お笑いの様な事をした時もありました…
これもやっぱり先人の知恵なんでしょうね。