去る 12月14日
弊社会長 矢野市雄(享年89)が逝去されました事の訃報と共に
ご多忙の中 通夜 告別式にご会葬頂きました事
ならびに ご鄭重なご厚志を賜り心より厚く御礼申し上げます
茲に生前のご厚情に感謝申し上げますとともに
今後も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます
矢野林材株式会社
この暮れにきて、業務も含め
多方面の方々にご迷惑をおかけ致しますが、
何卒ご理解頂けたら幸いでございます。
私から見ると、亡き会長は祖父です。
弊社の二代目として、一時代を築かれた方。
現役としては、私は一緒に仕事をする事はありませんでしたが、
風格・威厳のある祖父はいつまでもそのままでした。
上の写真はおそらく40年以上前のでしょうか、
工場の前に車を並べて、自慢げに写真を撮っています。
たぶん正月の初荷の時だと思われます。
この様に、見栄っ張りなところもありました。
「商売人」として見習う点は山ほどあります。
とても寂しいのは事実ですが、
「がんばれ」と背中を押されているような気もします。
お世話になった方々、ありがとうございました。
そしておじいさん、ありがとうございました。
おはようございます。
昨日、大原小学校のマラソン大会が開催されました。
仕事の合間に抜け出して、原付でぶらっと見に行ってきました。
セガレは小学校最後なので、気合が入っていたようです。
六年男子=セガレは4位
二年女子=娘は2位
上出来です。
身体能力は抜群に育ってくれましたが、父親のように
運動だけになっては困ります・・
そして、明日は
「増田明美杯 いすみマラソン」です。
2年前には、セガレは8位入賞して、増田明美さんからメダルをいただきました。
6年生になった今、かなりレベルは高いと思いますが、
兄妹で、共に頑張ってくれる事を期待したいです。
私は商工会青年部で、「いすみんグッズ」を販売してます!
今日は一日講習付けでした。
「住宅省エネルギー設計技術」というものです。
コレは平成25年度の国土交通省の補助事業で
「住宅市場技術基盤強化推進事業」の枠組み。
施工技術に加えてプランニングなどの意匠設計から設備設計まで
トータルで取り組まなければいけないので、そのための講習。だそうです。
しかし、しかし、
久しぶりに難しい計算式などにぶち当たり、
かなり頭を悩ましました・・
この省エネルギー(以下省エネ)とは何か。
主に断熱性能等の事を指すものです。
コレは今迄、いろんな講習やセミナーなどで聞いてきましたが、
いよいよなのか?と感じています。
昭和54年の石油危機を契機に、燃料資源の有効利用とエネルギー
使用の合理化を目的とした「省エネ法」が元になっているのは周知の通り。
住宅の省エネ基準は過去を振り返ると、
何度か改正されています。
昭和55年基準 / 省エネ等級2
平成4年基準 / 省エネ等級3
平成11年基準 / 省エネ等級4
この等級4は、何度かここでも出ましたね。
そして平成25年省エネ基準が、新たに設けられ、
10月から施工とされましたが、
すぐに義務化は無理ですので、
経過措置として、平成27年3月31日までは、改正前の基準を
用いることができるとの事です。
その内容ですが、
はっきり言って面倒です。
「外皮の熱性能基準」 + 「一次エネルギー消費量基準」
が求められるのだと。
なんだかさっぱり・・・
様々な計算式は今までもあったけども、
設計士ならお手の物かも知れないが、
私にはかなり厳しい内容でしたよ。
でも、今日は一応最後に試験があって、
合格ラインは何点以上です!
なんて言われたから超ビビリまくり・・
試験後の自己採点では1問しか間違えなかったはずだから、
後日、合格通知が来る事を願っています・・・
まあ、簡単に言うと、
今現在、10kgのグラスウールが16kgに、
複層ガラスをLOW-Eガラスに、みたいな感じで性能を上げ、
とにかく熱損失係数を減らしていかなければいけません。
そして防湿層もおそらく義務化されそうです。
新築丸ごと断熱性能を考えたときに、
頭の中で理解できていれば、使用しなければいけない物、
クリアしなければいけない基準等々、
お客様に聞かれたときに、知識があれば案内できますからね。
工務店さんの駆け込み寺を目指せます。
遠い先の話し。。。
こんばんは。
今日も夕方はやはり冷え込みますね。
現場も結構寒いです。
そんな足の冷える現場で和室の打ち合わせです。
これ、いま最新のサッシ、
サーモスです。
既製品の建具枠なら何てこと無いですが、
和室のためそうも行かず、やはり現場で対応しないといけません。
写真の通り、二段差込になってますので、ここに
甲板と障子敷居を入れなければいけませんので
原寸が必要です。
※図面をあまり信用しない俺・・・
鴨居と方立てには5分5分のシャクリを入れて、
敷居は甲板がらみの~・・・
とまあ、色々ありますわ。。
そして、床の間では磨丸太の床柱が鎮座。
さあ、ここに地板と・・・
と、意外と悩む形状。。
こんな和室の打ち合わせ、
最近めっきり減りました。
皆さん、和室を作りましょう。お願いします。
「タタミルーム」ばっかりですね。時代っすかね。
さあ、今夜は商工会の会議に行ってきます。
お久しぶりです。
いよいよ12月となりましたね。
いかがお過ごしでしょうか?
ここの所、弊社は「なんだか忙しい」感じです。
いい景気が来たようには思えません。。
なんだか・・・。です。
木材利用ポイントと、増税前の駆け込みが
かなり影響していると思いますが、
おかげで、様々な資材が流通困難になりがちです。
9月中に契約した物件に関しては、おそらく今建築ラッシュでしょう。
さらに9月中に契約されなかった物件も、
増税前に終わらせようと、とても急ぎ足で動いています。
当然、資材不足・職人不足という現状が生まれるわけです。
さて、この駆け込み需要。
皆さんどう思われているのでしょうか?
ここからは私の憶測です。。。適当に聞いてください。
まず、3%増税による駆け込み。
今、この国ではアベノミクス以降、様々な物が物価上昇しています。
建築資材もしかり、材料原価・流通コストに加え、
需要の急成長による市場では、値上げは必至です。
パーセンテージで言うと、昨年より10%以上値上げしている資材は
山のようにあります。
来年4月以降にすぐ値戻しするわけではないでしょうが、
そのうち必ず落ち着く時が来ると思います。
物には原価とコスト以外に、「相場」というものがあります。
現在のように引き合いの強い市場が永遠に続くわけは無いですからね。
それと、政府が打ち出した政策にも耳を傾けましょう。
駆け込み需要が終わった4月以降、この業界が静まり返っては
元も子もないわけで、
そこに着眼した政府は、増税後の住宅に関する補助金や
減税措置も打ち出しております。
どちらが特かはわかりませんが、今建てていないからといって
悲観する事も無ければ、
増税にもビビる必要もないのです。
個人的意見ですが・・・
あと、木材利用ポイントですね。
410億円というH24年度の補正予算で始まったこの制度、
実は12月現在で、まだまだ半分にも満たないほどの
申請数との話しです。
このままこの予算が残れば、来年も継続される可能性は、
低くはありませんね。
という、私の憶測でしたが、
来年度増税以降も需要増が続いてほしいという
気持ちを込めての意見です。
最終的にはどうなるかわかりませんが、
政府に振り回されるわけにはいきませんので、
使えるものは使って、
良い家、良い仕事、良い木材を目指さなきゃです。
そろそろマジで、国産材の時代が来るかな・・・