春、好天、そして大安。絶好のタイミング!
</object>
YouTube: 本日大安!鯉竿切り倒し
今年もこの季節がやってまいりました。
鯉のぼりの竿は、やっぱりアルミより丸太でしょ!
目利き、切り出し、運搬と超がつくほど大変ですが、
可愛い男の子がお生まれになったご家庭で、
力強く鯉が泳ぐ姿を想像すると、
力が沸いてきます!
県の森林課の方々が弊社を訪問されました。
さすがですね。名刺がサンブ杉です。
色々なお話しをさせて頂いたが、現在の千葉県内の林業、
製材業の方向性をどこへ?
みたいな事ですが、これは製材業者は皆思ってるはずです。
県内の植林針葉樹は既に成熟期と言っていいくらいですが、
適正な森林伐採までまだまだ手が行き届いておらず、
さらに小規模製材工場が多いので、
生産量のバラつきも見て取れるのです。
何かの仕組みづくりをして、もっといい流れに出来ないか?
例えば一定量の製造を見込める大規模工場を作るとしよう。
大規模な設備投資をしたとして、その工場の製材生産量が
年間で数万立方をこなせるとしたところで、
原木がその立方数出てこない事には全く論外になってしまいます。
では、仮に原木が潤沢に流通し、その分の製材量も増やせた場合、
さあ、その膨大な製材品の行き先は・・?
そう、大量に製造したからってそれが市場にすぐ反映されるというわけではない。
少需要に過供給では元も子もないですしね。
秋田、木曽、尾鷲等々のように名産地と言われるように
ネームバリューも上げていかなければいけないですしね。
かといって、現状のままで良いわけが無いので、
県の皆様も頭を悩ますのでしょう。
「資源」があるのだから、上手に利用していければいいのですが、
皆で知恵を絞っていかなければいけませんね。
原木の流通が非常に少なく、材の確保に試行錯誤している中、
「千葉の木認証材」を出荷しました。
これは弊社で皮剥き・製材・天乾・製材という手順で仕上げた
天然乾燥材の柱です。
一度大きく木取りして製材し、屋外にて約4ヶ月~6ヶ月位干します。
屋内ではなく、あえて屋外ヤードに置くのは、
雨に濡らす為です。
浸透・乾燥を繰り返し、呼吸させながらゆっくりと乾燥を促す方法です。
天然乾燥後、仕上げ製材をしてから、出荷となります。
人工乾燥材ほど含水率は大きく下がりませんが、
割れの少なさや繊維の破壊といった物も差は出てきます。
特に内部割れは人工乾燥材よりも格段に少ないですし、
なによりその木肌の色目は綺麗なままです。
うん、いい色!