東京電機大学の、素材と構造デザイン研究室様からのご注文を頂きまして、千葉キャンパスへ納品致しました。私はいつもお客様からご注文をいただく時に、材の詳細は当然ですが、その材の用途を伺うようにしています。それは、建築材なら用途を聞けば、どのような物がほしいのかが大体わかるからです。しかし、今回研究室の方からのご注文は、「研究に使用する」との事でした・・・。通常ならなんてことないのですが、一種類だけ、幅広の一枚板があったからです。昨今の原木状況では中々難しい寸法でしたので、打ち合わせと研究室の方の再計算により、幅を落として落として結果的には長さ4000×幅420㍉×厚み20㍉という寸法で納めさせていただきました。納品時に担当された、大学院の三股さんにお伺いしたところ、まだ声を大にして言えないが、とある木造構造壁耐久の大会に参加するような事を言っておりましたので、ぜひ奮闘されることを願っています。将来の建築家の卵達は、がんばっております。