令和6年

2024-01-22 | WOOD WORK

令和6年、西暦2024年のスタートです。

今年も神田明神にご祈祷に行ってまいりました。

商売の神様への神頼みも、中々効かないのか、昨年は本当に大変な思いをしましたが、

なんとか今年はいい年になりますようにと・・・。

 

火災の片づけも落ち着き、さあ、これから。

少しでも前を向いて、なんとか踏ん張っていければと思います。

本年も宜しくお願い致します!


木材の地産地消

2023-04-10 | WOOD WORK

いすみ市内の木材が、いすみ市内の小学校の机になりました

市内の予防伐採などで不要となった木材の有効利用として、

大丸木工所さんの発案により実現したプランです。

 

まだ数量的には少ないですが、この様な取り組みは素晴らしいと思います。

ここまで仕上げるのも、特殊な加工を施して、固くしあげてますので、

簡単な事ではありませんが、ぜひ進めていきたい事業の一つではあります。

 


2023年 初競り

2023-01-12 | WOOD WORK

千葉県木材市場にて、新春初市にて、

初競りが行われました。

昨年の暮れの最後の競りでは、あまり声の上がり方が、かんばしくなかったような気がしますが、

今日の競りでは、初競りという事もあり、幾分マシだったかなと思います。

おそらく、新年明けた後も、受注量が全体的に停滞しているのだろうと思います。

競り値は、それでもある程度の高値で推移しているように感じました。

 

今年は、2月から高圧電気料金の、スーパー値上げがありますので、

製造業全体で、売値に転嫁していかないと、本当に生き残れないです。

 

まあ、年明けから悲観しても仕方ないので、とにかく頑張ろう。

ウサギ年は、ホップステップジャンプと行きたい所です。


2023年 新春

2023-01-07 | WOOD WORK

明けましておめでとうございます。

1月7日より始業致しました。

朝礼に先立ち、社員全員に、

朝からコロナの検査キットをやってもらいました。

10日も休みがあると、みんな何があるかわからないので、

一応というか、念のために検査をやってもらいました。

 

えげつなく増えているので、安心して仕事したいですからね。

 

コロナも勿論大変ですが、今年は電気代の大幅な値上げもあります。

製造業にとってさらに厳しい年になりますが、社員全員で頑張りたいと思います。

何卒宜しくお願い申し上げます。


県内 原木相場下がらず

2022-12-07 | WOOD WORK

千葉県内、原木の相場が下がりません。

製品、特にKD材は、結構落ちてきたのに、原木が下がらないって、

製材業にとっては、死活問題です。

高い丸太で安い製品を作る悪循環。

そして電気代の高騰。

来春から、製造業で「電気代倒産」が出てくると思います。弊社も紙一重。。


神田明神 令和4年 参拝

2022-01-08 | WOOD WORK

今日は始業して段取りした後、恒例の神田明神へ参拝に行きました。

松の内も明けると、例年ならたいした事ないのに、

今年は凄い参拝者の数でした。

コロナも二年目で、お願いごとが多いのでしょうか?

とまあ、私も神頼みですから、人の事は言えませんね。

商売の神様、というだけあり、スーツ姿の参拝者や団体さんが多いです。

会長が若い時に修行していた深川の材木屋が近かったので、

よく訪れていたそうで、懐かしがってましたね。

 

とまあ、道路自体は雪の影響もたいした事なく、往復スムーズでしたので、

うな重を頂いて、今年も商売繁盛と安全操業を祈願して、

無事に参拝を終えました。

週明けから本格的に職人さんも動くと思いますので、

弊社も気を引き締めて、お待ちしております。

 


令和4年 新春

2022-01-07 | WOOD WORK

明けましておめでとうございます。

本年も、何卒宜しくお願い致します。

一月七日、本日から業務スタートとなります。

昨日、関東では久しぶりに雪に見舞われ、いすみ市では大雪警報が出るくらいでした。

 

弊社のある大原地区では、海風が当たるのでそうでもなかったですが、

一つ山を越えると、そこは本当に真っ白でした。

 

初日の木材の配送は、「初荷」といい、幸先のいい一年になりますようにと、

願いを込めて出荷を見届けるのですが、今年はいかんせん、この雪です。

朝からの運搬は大変危険です。

路面凍結は当然、積もってまともに走れないところも沢山あるので、安全を考え、

少し溶け始める昼前からの配送スタートとなりました。

こんな、雪で大変なスタートとなりましたが、本日は挨拶廻り、

そして弊社に来て下さった各業者の方々、新年慌ただしくスタートです。

コロナのオミクロン株とやら、アメリカでは一日の感染者が110万人とか、

ありえない数字です。一日ですよ!

新しい株が出てきて、感染者が増え、緊急事態になり、ワクチン打って、

減ったらまた新しい株が出て・・・・

の、繰り返しがあと数年続くような気がしてならないのですが。

 

いずれにせよ、ウッドショックという、木材高騰、品薄状態は、

まだまだ続きます。これは絶対です。

最低でも半年から一年は必ずこのままだと思ってください。

 

 

個人的には、年末にわたくしちょいと倒れて救急搬送されてしまい、

検査の結果、「耳石」が悪さして三半規管からのめまいがするとの診断で、

散々な12月を過ごしてしまいましたが、年明けてだいぶ良くなってきました。

今年の正月は「仕出し・おおぞね」さんのおせちをお願いして、家族全員で

元旦に顔を合わせる事が出来ました。

さらに、2日にもこれまた別の所のおせちを並べ、ぜいたくな正月を迎えることができました。

やはり、従業員が事故もなく一年を締めくくれたこと、

家族が全員健康で会える事が、なにげなくとても幸せな事だと思います。

 

そして、本日から業務開始ですが、このキンキンに冷えた雪景色の中の始動ですから、

古い機械たちも、人間も、アイドリングを多めにやらないと、

この休み明けですから、うまく動かないと思うので、慌てずスタートになりました。

 

今年も、製材部門の受注が混み合っております。

製材品の納期には十分に余裕を持ってのご発注をお願い致します。

この業界にとってより良い一年になる事を願い、年頭の挨拶とさせて頂きます。

 

尚、定休日としております第二土曜日ですが、

今月に限り、通常営業と致します。

振り替え日として、第三土曜日をお休みしますので、

何卒宜しくお願い致します。


本日、今年最終日

2021-12-28 | WOOD WORK

本日をもちまして、今年の業務を納めさせていただきます。

 

ブログの更新はもう、あきらめています。

忙しいのもありますが、パソコンに向かっている時間がなかなか取れないので

無理してやらないようにしています。最近体力がなくて。。

 

今年はコロナの2年目で、この業界は大変でした。

「ウッドショック」という、私も会長も初めての経験で、

輸入木材がまったく入ってこず、稀に入荷しても、物凄い高騰しているので

建築も、建て控えしてしまっています。

輸入の米松、米栂、赤松、ホワイトウッド、SPFなどが入ってこないため

国産材も当然品薄になってきます。

なので、国産材のKD(人工乾燥材)の高騰は大変なことになりました。

 

輸入材が無い → 国産材に転換

国産材KDが品薄 → 国産材GRN(未乾燥)に転換

 

という流れなので、弊社製材部門が、大変忙しくなりました。

まあ、製材業としては嬉しい事なのですが、

弊社はGRN材はなるべく避け、天然乾燥材での対応を主としていました。

が、天然乾燥材は時間がかかりますので、ストックヤードの木材は

あっという間になくなってしまい、しかたなくGRN材での出荷をしないと

注文に間に合わないという事態でした。

 

弊社はなるべく「乾燥」をモットーとしていたのに、

間に合わない、それでいい、との事で、

お客様からGRN材でいいので作ってくれ、との要望がかなり増えております。

いいのかなんだか。。

 

しかし、製材業としてはやらなくてはなりません。

製材注文がある以上、この業界の使命です。

この難局はまだあと半年は続くと思われますが、

これが原の仕入れが高くて高くて、集めるのが大変で。

 

なので、売値が上がっているからと言って、決して喜べず、

仕入れがかなりあがっているので、

利益は上がらないけど、やたら忙しい、という現状です。

 

しかし、従業員一同、このような時は一丸となってやってくれています。

大変ありがたい事です。

 

今年も大きな事故もなくこの日を迎えられた事に感謝いたします。

 

年明けは7日から営業致しますの、何卒宜しくお願い致します。


2021年 千葉県知事賞を受賞しました。

2021-10-21 | WOOD WORK

本日、第61回千葉県優良木材展示会が開催され、

競りに先立ち、朝から展示出品材の表彰式に出席。

本年は、間伐材の部にて、

千葉県知事賞を頂くことができました。

 

新知事のお名前での賞状は初めてです。

社員の製品作りがこの様に毎年、形に現れるように認められ

評価を頂ける事は、大変ありがたい事です。

 

そして、製材品の部では優良賞を頂きました。

今年は、ウッドショックの中、材の集荷も困難ですが、

売れ筋も変化してきており、大変難しい市になっています。

今年は今までと少し方向性の違う製品も多数一般材として出品しました。

丸一日競りが行われましたが、8割以上の弊社の出品材は競り落とされたので、

正直ほっとしております。

まだまだ全落まで精進しなければです。


スウェーデントーチとやら

2021-10-03 | WOOD WORK

皆さん、スウェーデントーチってご存じですか?

正直、私は知りませんでした。

同業仲間と話していたら、そんな話になったので、

試作として作ってみて、家族で夜な夜な試してみました。

 

作り方は、材木屋には超簡単。

丸太を切り、切込みを入れるだけ。しかし今回はそこそこの生材。

はたしてどこまで使えるか。

 

着火剤を中央に投入。その火が丸太に移るまでには、

着火剤はかなり使いました。そして時間も結構かかりました。

 

やっと肉がジュっと焼けるようになるまでに、1時間近かったかな・・

子供は腹をすかして我慢の限界。。

いよいよ火力もなんとか安定したかと思えば、中央から火がでて、

強いくらいです。

しかも、スキレットを平面に置けるので、これ、すげー便利です。

テーブルは米松の端の輪切りで。

 

お次はトーストに挑戦。

これも大成功。

ハムとチーズの鉄板コンビです。

この頃には、家族は飽きてきて家の中へ・・

まあ、トーストとステーキを食えば、腹も落ち着くよね。

そして、あとは残り火で一人ビールタイム。

缶詰のチキンカレーを直火で温めてみる。

これもかなりよろしい。

便利だ。スウェーデントーチ。

しかし、結論は、かなり乾燥させないと、売り物にはならないし、

キャンプ場での即戦力にはなりません。

まだまだ施策と経験が必要だと思いました。

 


キャンプ用の薪 ご案内

2021-09-18 | WOOD WORK

キャンプ用の「薪」が揃いました。

1束=¥550(税込み)

樹種=雑木(ほぼ樫)

長さ=ほぼ30㎝

寸法=ほぼ45㎜角

状態=ほぼ乾燥

配送=しません

受付=営業日のみ

入数=写真参考(大体)

ご存じの通り、現在ウッドショックという事態に陥り、木材業界は

色々と大変な時期でして、こんな事やっている場合ではないのですが、

今年はキャンプが流行ってしまい、アウトドアブームなので、やたらキャンプ用薪の

問い合わせが多くて多くて。

 

ちょっと細かい仕事は中々やってられない状況ですが、私も興味が無いわけじゃありませんので。

本当に時間がないんです。ご理解願います。

と、いう事で、製材した端材を適当に切って、適当に結束しましたので、

欲しい方はご来店ください。

ここだけの話し、たぶん安いです。そして火持ちもいいと思います。

たぶんです。

 

メールはこちら  yano@aurora.ocn.ne.jp

件名に「キャンプ用薪」と入れてください。

営業日以外は、ほぼ見ない確率高いです。


千葉県木材市場 2021買方・出荷組合、合同祭

2021-06-22 | WOOD WORK

先日、千葉県木材市場にて、合同祭が開催され、

昨今、木材不足の影響が深刻な中、皆さんの努力の末、

沢山の資材も集まり、10時半から、夕方の5時まで競りが終わらないという、

なんともありがたい盛り上がりの市となりました。

中でも、5月に引退された市場の職員による、

「最後のセリ」という事で、お客も沢山集まりました。

43年間、木材市場に従事され、弊社も大変お世話になりました。

最後のご挨拶、そして最後の競り、

かなり気合が入っており、この姿がもう見れないと思うと、感慨深い思いがあります。

長い間、本当にお疲れさまでした。

 

とにもかくにも、木材不足はまだまだ続きます。

製品、丸太、共にこの夏をまずは乗り切らないといけませんね。

 

異常な価格は避けたいですが、そうも言ってられない時もありますので、

依然、早めの動きが求められます。

 


2021年 ウッドショック

2021-05-22 | WOOD WORK

2021年、2月頃から急に材木が世の中から消えました。

 

何が起きたのか。様々な要因があるだろうが、

この数か月でいろんな人に聞いたのをかるくまとめると、

 

まずコロナ。これがだいぶ影響しております。

資材不足の一番の原因は、欧米からの松系の木材が輸入されなくなり、

日本の木造建築の7割近くを支えていた外材がなくなれば、

それは必然的に不足しますよね。

 

で、まずはアメリカ国内需要の伸びです。

今はアメリカはリモート推進で市街地から離れて、郊外での建築ラッシュが進んでおり、

その国内需要で輸出量が少ない。

そして中国がこれまた建築ラッシュで、日本に売るより高値で買ってくれるので

そりゃ、中国に優先的にまわしますよね。

 

それと、昨年の商社の油断。

コロナで建築着工数が減ると思っていたのか、輸入木材の契約量を

だいぶ減らしていたとも聞きました。これが本当だったらどうかと思いますね。

 

そしてコンテナ不足。これは仕方がないです。中身は医療物資ばかりだ。

 

日本国内は、補助金もらいまくって、高単価で原木を買いあさる、

バイオマス業者が沢山いるので、建築材になるはずの丸太が、市場を通さず、

直接、山に交渉し、高値で押さえてしまうという流れがここ数年で来ていたので

それがここにきて、外材が無いから国産の杉・桧でまかなおうと全国の建築業者、

製材業者が急にあせり、高値に高値を重ね、取り合いになり

すごい単価になってしまっています。

 

そして、冬以外はあまり丸太の伐採はやらないので、

さらに春から原木は少なく、この5月の市場のセリは一回しか開催されません。

いつもなら、セリ時間にちらほら集まるのに、

この日は始まる30分前から50人を超える買い方さん達が

目の色を変えて丸太を吟味してました。

はい、結論から言うと、うちも買えましたけど、

競り値はべらぼうです。いつもの倍じゃききません。だもの、

製品が高くなって奪い合いになるわけですよ。

 

こんな事、初めての事なので、誰も先行きはわからないが、

まず、秋までは必ず続くと思います。いや、冬以降もか?

もはや商社レベルでなく、政府が動かないと、日本の建築業界は終わります。

他人事ではなく、本当に今年は飲食店だけでなく、

建築、木材関係の業者の廃業が出てくると思いますので、

こちらの業種にも政府は注視して欲しいものですね。

 

という事で、「山には沢山あるのに」と軽く考えている方、

ぜひ切ってきてください。

大歓迎いたしますよ!


スギ材活用 新聞掲載

2021-04-12 | WOOD WORK

先日、市内の家具店、「大丸木工所」さんとのコラボにより、

スギ材の新たな活用として、テーブルをいすみ市に寄贈する事となり

その模様が新聞に掲載されましたのでご報告します。

毎日新聞と、千葉日報に取り上げて頂きました。

このプロジェクト、実は私は「そうでもない」と言ったところか、、、

大丸木工所の大谷さんの企画発案により、私は乗っかった感じが強いのはすみません。

 

大丸木工所の取引先でもある、飛騨産業さんの、木材圧縮技術を使い、

やわらかくて家具には不向きのスギ材の新しい活用法としての試みです。

そこに付加価値を生み出す為に、いすみ市内の山林に目を向けてみたわけです。

正直、戦後の植林ブームから、かなりの年数が経ち、

建築材として利用される適年数の、60~70年はとうに過ぎ、

80年生以上になったが、間伐も枝打ちもされておらず、まったく管理のされていない山林は

荒れる一方です。

それには、昨今の住宅事情にもよりますが、質のいい木材は、和室の衰退により

必要とされなくなり、かわって安く、加工のしやすい外国産の木材の輸入が盛んになり、

伐採業者、山林所有者に適正な利益も生み出さなくなるという悪循環に陥りました。

そして、2年前の千葉県を襲った、猛烈な台風により、

管理されなくなって荒れた山は、倒木しまくりのひどい惨状です。

やはり適正に間伐しないと、日光の入り方も、風通しもよくないですから、

育つ環境としては悪くなる一方です。

だからこそ、そこに目をつけて、市内の未活用の山林から伐採された木材を

家具などに活用できれば、山も健康になり、伐採業者、山林所有者、

そしてそれに携わる市内の様々な業者が仕事が増えてれば尚いいですよね。

それのとっかかりとして、今回、市に寄贈となったわけですが、

私は製材業者として、木の目利きでの携わった様な感じです。

まあ、すぐに市内の小学校とかの机などに使用できる、してくれるとは思いませんが、

0より1ですよ。スタートは切れたんじゃないかな。

 

そして、つい先ほど、ご高齢のマダムが弊社を訪れ、

「新聞に載ってたテーブル買いたい」って、来社されました。

 

まあ、市役所に置いてありますので、一度見て下さい。ご購入は

大丸木工所さんにご相談ください。とお返事させて頂きましたが、実際そうです。

うちにはありませんよ(笑)


第60回 千葉県優良木材展示会

2020-11-13 | WOOD WORK

今年もこの時期がやってきました。

毎年の事だが、審査品を出品して、それに対する評価を頂く。

製造業にとって、どれだけ大切な事か。

 

弊社は、建築用材を主に製材している中、間伐材を多く挽いている為、

必然と、内装用よりも構造材の方が多く、

出品も間伐材の部、が多くなります。

まあ、だからこそ、正確なものづくりが必要なわけで、

大した賞でもないが、心のどこかではやはり、

ダメだしよりは、誉められたい。とは思いますよね。

まあ、今年は何故か土曜日だけど、明日はどうなりますか。

勿論、メインは競りですけどね。