巨大なボッカの兄ちゃん(上の部分)を挽いてみました。
皮肌が、何か違和感があり、
なにか引っかかる事があったのですが、挽いてみたらわかりました。
これは単なる「杉」ではありませんでした。
メタセコイヤでした。。。
和名では「曙杉」(アケボノスギ)と呼ばれておりますが、定着せずメタセコイヤの名前で
浸透しています。
目色は桧にやや似た感じです。
樹齢はこの太さで役50年~60年といったところですか。
とても成長が早い木ですね。
このメタセコイヤとは以外と歴史がある木なんです。
実は、メタセコイヤは世界中で化石が多く見つかっており
絶滅した太古の樹木と思われていましたが、
1940年代に中国四川省に自生している木を発見し、
「生きた化石」として一躍脚光を浴び、
その後、種子を増やし、世界中に広まったとされております。
そんなものを製材しました。
何百万年も前からある樹木をカウンターなどにしてみてはどうですか?
そのカウンターで芋焼酎でも飲みながら、
ちょっと古代ロマンにふけってみてはいかがでしょうか・・・