木材にとって嫌な季節になりました。この梅雨の時期は、湿度が非常に多く、カビという天敵が襲ってきてしまいます。
倉庫内には無数の扇風機・送風機を動かし、空気の流れを作って、カビの発生を防いでおります。
弊社では、一年通して半製品を約半年近く天然乾燥して、その後既製寸法に製材するという、二度挽きをしております。手間はかなり掛かりますが、安定した乾燥材を供給する為です。
このように天然乾燥させた材木を昨今では、
ND(ナチュラルドライ)・AD(エアードライ)等と呼ばれております。
含水率をなるべく落とし、材のアバレを出来るだけ少なくするためです。
写真は天然乾燥中の木材です。