杜の都へ

秋田の帰りに、仙台へ立ち寄りました。写真は仙台駅近くの「焼き鳥　鳥々屋」実は、ちょっとした親戚の店なので、アポなしで来店して驚かせてしまいました。カウンター席に座り、岩手から合流した知人と一緒に、地の物をおいしくいただきました。隣席の方々や店長さんなどとも色々お話を伺えましたが、その中でも私が印象深かったのが、プロ野球楽天の球場が出来たことですね。誘致、建設においては賛否両論あったと思いますが、地元の方々のお話しを伺うと、仙台にそのような物があるということにより、娯楽が増え、人出が増え、そして観光と、地元が多少なりとも活性しているんではなかろうかと、思いました。野球場は、いわゆるハードの部分、ハコモノ産業ではなかった、一企業の営利のみのものとは、良い意味でかけ離れていたようです。全国で景気回復に悩む中の、東北のひとつの「きっかけ」になったのではないかと思います。県民性も、職種も違う方々との交流は、少なからず私に影響はあったかなと・・・。そんな難しい話しも、楽しい話しも交えながら、調子に乗った私は「銘酒　浦霞」なる一品にて、KO寸前でした。仙台の方々、店長さんありがとうございました。

秋田の市

先週末、久しぶりに秋田県へ、天板用の厚板を仕入れの為行ってきました。杉の本場だけあって、品数もさることながら、その巨大な寸法の大径木には圧倒されました。この品数の中から自分の目を信じて選び出すのは、かなりの集中力と、体力を要するものです。しかしながら、やはりこの時期は、材木にとって決して良い時期とはいえないのです。状態の不良なものも当然あります。ということは、良好なものもあるはずです。それこそまさに、経験と知識を生かして、選び抜いたものを、仕入れるのです。決して近くはないですが、時間をかけてでも、良いものを求めに行き、良いものを皆様にご提供できれば、と思います。