~神戸新聞~
間伐材を地域通貨に 「木の駅」篠山で始動へ
手入れが行き届いていない里山の間伐を促すため、「木の駅」と呼ばれる集積所に間伐材を持ち込めば、地域通貨と交換できる仕組みが兵庫県篠山市で始動する。国内6市町で行われている方式で県内では初。主催する同市のグループ「木の駅実行委員会」が会員の募集を始めた。(井原尚基)
「木の駅」は市内3、4カ所に設け、会員が長さ約1・8メートルに切った間伐材を持ち込めば、軽トラック1台分(約350キロ)につき、市内の指定食料品店などで使える商品券2千円前後と交換する。集まった間伐材は実行委がペレットストーブ用の燃料や薪、製紙用チップなどに加工し、外部へ販売する計画だ。
「木の駅」事業は2009年、岐阜県恵那市で始まり、鳥取や高知などでも広がった。里山の整備が進む上、商品券を通じて地域経済を活性化させるといった効果が期待できることから、篠山市のNPO法人「バイオマス丹波篠山」のメンバー4人が今月、実行委を結成。商品券が使える店を3カ所確保する一方、会員の募集も始め、準備を着々と進めている。
実行委の高橋隆治代表(41)=篠山市垣屋=によると、今後1年ほどかけて運営を軌道に乗せる方針という。「この取り組みによって里山の手入れが進めばうれしい」と話している。
という記事がありました。
大変おもしろい取り組みですよね。
山の保全、一般の方へ興味を持ってもらう、
絶好の企画です。
これから全国的にもこの様な取り組みは増えてくるでしょう。
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