2017最後の競り

2017-12-26 | WOOD WORK
千葉県木材市場にて、本年最後の
競りが行われました。


製品の方はあまり見れませんでしたが、
本業は製材なので、原木の競りがメインです。

原木の伐採時期は、含水率が減る冬が最適ですので
この時期でようやくそれなりの数も出てきましたが、
どうしても、出始めはまだ競り値が高めになりがちです。



しかも最近では県外の業者も買い付けに来ているので
余計です。
千葉県産材に注目が集まっているのなら、良い傾向ですが、
どうやらそのような業者たちはそうでは無いようです。

自社地域での原木供給がまかなえなくなってきたから
千葉まで仕方なく来ているようです。
これはおそらく千葉県だけでなく、関東一円の市場に
手当たり次第に買い付けに行っているのではないかと思う。

しかも大手さんが入ってきて、高い競り値で根こそぎ買われてしまえば
古くから県内で製材業を営み、細々とでも踏ん張って
市場の運営にも協力してきた製材業者には手も足も出なくなります。
これでは本末転倒です。

今、日本相撲協会も大変でしょうが、
千葉県の木材業界も、考え直す時かも知れません。
「木材」なんて国内どこでもあるものなので、
千葉県産材としての需要を増やさなければ、そこに活路を見出せませんので
知恵を絞って踏ん張るしかないのでしょうか。。

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