今週はある物に注文が集中しました。
それは「タイコ根太」です。
根太とは家の床下地部分、下から言うと、
土台・大引き・根太・捨て張り・床材となるわけです。
現在の根太の主流寸法は
60㎜×45㎜または55㎜×45㎜の2種類が多いようです。
しかしこの「タイコ根太」はその名の通り丸太を二面落とし、タイコにしただけ。
当然幅寸法は大きく、しかも芯持ち材になるので、他の材とは強度は格段に違います。
杉と桧を製材し、その都度桟積みして自然乾燥状態にして在庫をしていますが、
今週はなぜか同じような御注文をいただきまして、出荷におわれておりました。
この写真の一山が、約50~60本の山なんですが、
この2・3日で、8~9山くらいの発注が入り、なんとも嬉しい悲鳴。
毎度ありがとうございます!
最近はネダレス工法という、根太を使わず厚貼合板の床下地も多くなってきましたが、
見えない床下の部分だからこそ、あえて大工さんに頼んでみるのも
一つの「コダワリ」になるんでは・・・