食べて、笑って、旅をして

ニュージーランドにいたときに書き初め、いまではテーマはいろいろ。旅、グルメ、高知、鳥、ダイエット、英語。徒然思うこと。

#長い一日

2007-05-16 | Job

朝8時のバスに乗り、高松に向かう。
今日は、面接の日だ。
「緊張するー」といろんな人にいい続けて、
今日のこの日を迎えました。
「緊張する」という表現、英語ではちょっと気持ちを表せない。
"I am so nervous.."というと、日本人的な感覚から言うと、
とっても暗い印象になってしまう、気がする。
でも、別に神経質になっているわけではなくて、
ドキドキ、している。
だからといって"I am so excited!!"とは、
もちろん言えない。。。

10時過ぎに着き、会社の場所を確認してから、
面接までの時間をつぶせそうな喫茶店を探す。
12時半に会社へ行くことになっていたので
何かおなかに入れて行こうとも思っていた。
会社の近辺をぐるっと周り、ようやく適当な喫茶店を見つけて入ると
「おはようございます!」と元気な声に気持ちが明るくなる。
夫婦でやっている喫茶店。
お水を持ってきてくれた奥さんはメニューを持っていない。
「何か、食べるものありますか?」
と訪ねると、戸惑ったように、だんなさんに尋ねる。
「なにかある?」
そこで私は、「あ、ないのなら、いいんです。コーヒーください。」
と言いなおす。
その後、トイレに席をたったとき、他のお客さんのテーブルに
モーニングプレートのようなものがあるのを見つける。
何か食べるもの、と言ったから、軽食を想像したのかな、
と思い、席に戻ると、私は再度尋ねた。
「すみません。私の聞き方が悪かったですね。
モーニングはあったんですか?」
すると、奥さん。「モーニングはねえ、10時半までなんです。」
時計を見ると10時45分ほど。ちょっとがっかりした。
すると、奥さんが言った。
「パンならあるけど、焼こうか?トースト」
少しでもおなかに入れておきたかった私は、すかさず
「お願いします!」と笑顔で答えた。
ややして、だんなさんがバターを塗ったトーストにイチゴジャムを添えて持ってきてくれた。
イチゴジャムまで添えられている!と嬉しくなりながら、
もぐもぐと食べる。
歯磨きなどを済ませ、適当な時間をみて、席を立つ。
「おいくらですか?」と聞くと
「350円。」と奥さん。
明らかにコーヒーの値段。
「あの・・・パンの分は?」と聞くと、
「あぁ、いい、いい。」と奥さん。
「すみません。ホントにごちそうさまでした。」
と深々と頭を下げ、結局、コーヒー代だけを払って、店を出た。

ものすごくおなかをすかせているんだろうな、と哀れんでくれたのだろうか。
まさかサービスで出してくれるなんて思いもよらなかったので
ビックリしたし、気持ちが温かくなった。
面接前の自分との孤独な戦いの中にいる私の心を少し解きほぐしてくれた。
おじさん、おばさん、本当に、ありがとうございました。


さて、肝心の面接は。。。と言うと、
いろんな人に「緊張するー」と言い続けていたせいか
あがり症の私にしては、心臓音が響くこともなく、
割と平常心を保てたと思います。
「面接で緊張せん人はおらんから、大丈夫」
と言ってくれた友人、ありがとう。
「いつも通り私らしくいけば大丈夫」
と言ってくれた友人も、ありがとう。


面接はたっぷり45分。
終わったらホッとしました。

それから、香川にいる友人と会って、最終のバスで帰ってきました。
彼女は、デザイン会社時代の唯一仲良かったコで、
実家の香川に戻って就職活動中の身なので、時間をとってもらいました。
ものすごく前向きにがんばっていて、お互いを励ましあって(?)
別れてきました。6時間はあっという間。

昨日の夜は、「目が覚めたら明日の夜になってたらいいのに。」
なんて思うくらいビビッてたのですが、
今日が無事終わって、スッキリしました。

結果は、数週間内には出ると思います。
緊張しなかったからと言って、合格、
というわけでもありません。
ただ、私はがんばりました。
いろんな人たちの力を借りて。

だから、結果はどっちにころんでも
真摯(紳士^^)に受け止めようと思っています。


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